TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

ある休みの日、千夏は何をして過ごすかを考えているところだった。

瀬田川千夏

ん〜…暇だなあ…

瀬田川千佳

おにぃ…じゃなかった。おねぇちゃん。

瀬田川千夏

ん?

瀬田川千佳

ちょっとショッピングモールまで買い物に行ってきて欲しいんだけどいいかな?

瀬田川千夏

別にいいけど…なんで千佳が行かないんだ?

瀬田川千佳

私は今日予定があるから。

瀬田川千夏

なるほどな…で、何を買ってきたらいいんだ?

瀬田川千佳

買い物メモを渡すからこれの通りに行ってきて。

そう言い、千佳は千夏に買い物メモを渡した。 メモには ・ユ○クロのパーカー(Sサイズ) ・ヘアゴム ・人気バンドのCD ・ケータイの充電コード と書かれていた。

瀬田川千夏

わかった。じゃあ行ってくる。

瀬田川千佳

あと、おねぇちゃんも自分の服買ってきたらどう?

瀬田川千夏

そうしますかねぇ…

千夏は頼まれた買い物をしに隣町のショッピングモールに出かけた。

隣町のショッピングモールにて

瀬田川千夏

やっぱここは広いなぁ…広いし何より人が多すぎて酔っちゃいそうだぜ…

千夏は独り言をボソボソと言いながらも、買い物メモに書かれているユ○クロのパーカー(Sサイズ)を買いにユ○クロへと向かっていた。すると途中で、ある女子高生と出会った。

鬼灯明那

ん?瀬田川さん…だよね?

瀬田川千夏

あ、確か…

鬼灯明那

鬼灯だよ〜。鬼灯明那。

瀬田川千夏

鬼灯さんか。名前覚えたよ。

鬼灯明那

瀬田川さんは…今日はお買い物に?

瀬田川千夏

うん…ちょっと妹に買い物を頼まれてね。

鬼灯明那

そうなの…あ。せっかくだし、一緒に見て回らない?

瀬田川千夏

い…いいの?私も一緒に…

鬼灯明那

いいよ?だって瀬田川さんは私の友達だもん。

瀬田川千夏

(この人になら…俺のことを言ってもいいかもしれない……)

鬼灯明那

どうしたの?瀬田川さん。

瀬田川千夏

いや…なんでもないよ……

鬼灯明那

そ…そう?じゃあ行こっか。

瀬田川千夏

うん…

その後、千夏は途中で会った明那と一緒にユ○クロに行き、頼まれていたSサイズのパーカーを買った。そして下にあるカフェでお茶をしようと明那が提案をした。

鬼灯明那

ここの紅茶、美味しいのよ〜。

瀬田川千夏

へ…へぇ〜…

鬼灯明那

どうしたの?さっきから無理してない?

瀬田川千夏

え?いや…私は……

鬼灯明那

何か…隠していることがあるんじゃない?安心して。あなたの秘密は、学校のみんなには言わないから。

明那は千夏が何か隠していることには薄々勘づいていた。しかしそれが何かまでは気づくことは出来なかった(気づいたら怖ぇよ)。

瀬田川千夏

じ…実は……

鬼灯明那

うん。

瀬田川千夏

お…俺……性転換してしまったんだよ……

鬼灯明那

性転換?

瀬田川千夏

うん…俺…実は村雨女子高に入学する前に体が女になっちまって…それで友達に女になったことバレたらめんどくさくなるからって言われて村雨女子高に来たんだ…

鬼灯明那

ひょっとして…それって最近ネットニュースになってた急性性転換症候群っていう病気?

瀬田川千夏

う…うん……

実は千夏は急性性転換症候群という病気にかかって女になっていたのだ。急性性転換症候群は、なんの前触れもなく突然体が元の性別と真反対の体になる急性の疾患である。この病気に治療法はなく、死ぬまで変わった性別のままで生きていかなければならないのだ。そしてこの病気の恐ろしいところは、徐々に感性が変わった性別の方へ徐々に変化していく点なのである。

瀬田川千夏

信じられないでしょ?俺が元男だって…

鬼灯明那

いや…私は信じるよ。

瀬田川千夏

え?

すると明那は千夏の頭の後ろにそっと手を回して自分の胸元に抱き寄せた。

瀬田川千夏

……

鬼灯明那

辛かったよね…よしよし……感性が男の子のままで女子校に通わなきゃならないなんて……

瀬田川千夏

……

この時千夏は明那の大人のような包容力、心を慰めてくれるような優しい透明感のある声に完全に虜になっていた。

瀬田川千夏

(なんだろ……鬼灯さんに抱き寄せられてから…心が妙に落ち着く……心地がいい……)

鬼灯明那

気は楽になった?

瀬田川千夏

う…うん…ありがとう鬼灯さん…

鬼灯明那

明那でいいよ。

瀬田川千夏

あ…ありがとう…明那…ちゃん…//

鬼灯明那

クスッ(ちょっと照れてるの可愛い♡)

瀬田川千夏

何笑ってんだよぉ…

鬼灯明那

なんでもないよ〜。じゃ、続き行こっか!

瀬田川千夏

う…うん……

その後2人はショッピングモールでの買い物を楽しんだのだった。

買い物を終えた2人は駅に着いた。

鬼灯明那

楽しかったね!

瀬田川千夏

うん…とても楽しかった…

鬼灯明那

月曜からどうやって学校で生活していくか悩んでるの?

瀬田川千夏

あぁ…俺…元男なわけだし…このこと知ってるのは明那ちゃんと花恋だけだし…

鬼灯明那

安心して。さっきも言った通り、私は君の秘密を学校のみんなにバラしたりしない!

瀬田川千夏

そうか…ありがとうな。じゃあ俺は…

鬼灯明那

あ、千夏ちゃん、ちょっとこっち向いてくれる?

瀬田川千夏

え?別にいいけど…どうしたんだ急…に…

鬼灯明那

チュッ♡

瀬田川千夏

…………は?

鬼灯明那

えへ…なんか千夏ちゃんが元男の子だって知った途端に千夏ちゃんのことが愛おしく思えてきちゃって…

瀬田川千夏

〜〜〜///

鬼灯明那

その反応もかわいい♡

瀬田川千夏

と…とりあえず俺は帰るからな!//

鬼灯明那

また学校でね〜

瀬田川千夏

お…おう…

千夏はその後、電車に乗り帰宅した訳だが、明那が突然唇にキスをしてきたことへの驚きで夕食も喉を通らなかったという。

ある日突然女になって……

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

24

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚