こんにちは〜 ゆなでっす
今回は書き溜めしといたから割と早く出せた
時系列少し戻って赤葦が取り込まれた時のことを語ってます
相変わらず分かりずらい話ですが暖かい目でご覧下さい
それでは行きましょう!⤵︎ ⤵︎
日向
日向の叫び声に振り返った直後、ちょうど目の前にいた誰かの姿が闇に消えた。
…いや、違う
闇に消えたのではない。
真っ黒な長い髪に、全身が覆われていた。
赤葦
直後、足元を引っ張られる感覚と共に感じる背中の痛み。
俺は地面に引き倒され、足元から髪におおわれていた。
赤葦
恐ろしさで体が動かない。
ただジワジワと、全身が髪に取り込まれていくのを見ることしか出来ない。
やがて、俺は意識を失った。
赤葦
我に返ると、俺はよく見なれた場所に立っていた。
赤葦
ふと奥の方から声が聞こえてきて、俺はぼんやりとしたままそちらへ向かった。
赤葦
そこに居たのは、木兎さんや木葉さん達レギュラーの3年生だった。
赤葦
何か話し続ける先輩たちに近づいていくと、だんだん会話が聞こえてきた。
木葉
小見
赤葦
次の瞬間、俺は目を見開いた。
木兎
赤葦
猿杙
鷲尾
いつもの先輩たちからは考えられない、心無い言葉。
思わず後ずさりした時、少し物音を立ててしまった。
赤葦
木兎
木葉
赤葦
向けられたことの無い冷たい眼差しに言葉が詰まる。
小見
赤葦
やっとの事で絞り出した声は震えていた。
鷲尾
猿杙
なんて返せばいいのか分からない。
俺が俯いて唇を噛むと、先輩たちはまた黒い笑みを浮かべた。
木兎
__お前、イラナイ。
途端に足元がガラガラと崩れ、俺は闇の中に落ちた。
手を伸ばすも、その先に見えるのは俺に背を向ける先輩たち。
赤葦
ヤダヤダヤダ、見捨てないで、怖い、嫌だ、助けてッ!!
不安に、絶望に、悲しみに、
心も真っ黒に染まっていく。
あぁ…俺は……
__赤葦ッ!!
赤葦
その声が聞こえた瞬間、俺は悪夢から目覚めたのだった。
この作品はいかがでしたか?
293