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亜衣

あ、チョコレート買わないと…

涼介

え、チョコ?

亜衣と涼介は同い年。一緒に出かけたりするくらい仲は良いけど友達以上恋人未満の微妙な関係。 2月11日に二人でバイトの後に一緒に映画を見に行った後に亜衣がチョコレートショップの前でつぶやいた。

亜衣

ほら、もうすぐバレンタインじゃん

涼介

誰かにあげるの?

亜衣

うん、お父さんに

涼介

へぇ…

亜衣

涼介くんだってもらわない?家族から

涼介

いや、貰ってない

亜衣

えっ!普通はあげるものだと思ってた…

涼介

貰った記憶ないけど…

亜衣

…欲しい?

涼介

え、欲しい

亜衣

じゃあ、あげるよ

亜衣

(欲しいんだ)

亜衣は家でチョコレートを検索した。

お父さんにあげるのもチョコレートを買わないといけないのも本当。でもあの会話は今日どうしてもしたかった会話だった。

一緒に涼介と映画を観に行ったところにチョコレートショップがあって本当によかった。

亜衣

どれが良いかな…

「欲しい?」と聞いて「欲しい」と返って来ればあげる理由はできる。14日はバイトに来られないと言っていたからその前か後に個人的にあげられたらいい。

亜衣

…これにしよう

亜衣はコートを着てデパートにお父さんのチョコと涼介へのチョコを買いに行った。

亜衣

あ、涼介くんこれあげる

涼介

えっ

亜衣はチョコレートを渡した。 これもまたたまたまバイトの後輩の女の子が飲み会をしたいと言ってくれて13日に渡すことに成功した。

涼介

くれるの?

亜衣

欲しいって言ってたから

涼介

…これってどっち?
誕生日?バレンタイン?

亜衣

…どっちでもいいよ
誕生日はもうあげたけど

涼介

ありがとう

亜衣

いいよ、いろいろ感謝してるから

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