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三島圭子
浜松イル
三島圭子
浜松イル
三島圭子
浜松イル
三島圭子
坂井穂波
イルの初めての抵抗に穂波は一瞬、動揺してしまうが
吉崎隆
高尾雄大
なんとか口裏を合わせ誤魔化し
圭子もそれ以上、追求することはなかった
このクラスでは皆が圭子を警戒しているため
授業中に攻撃されることはなく
イルにとっては平和な時間だった
しかし
圭子は優秀で教師からの信頼も厚く
用事を頼まれることが多いため
休み時間になるといなくなってしまうことがよくある
高尾雄大
高尾雄大
坂井穂波
坂井穂波
吉崎隆
坂井穂波
穂波が他の生徒に呼び掛けると
大多数の生徒が頷いたり同意を示す素振りを見せた
もちろん全員がそうではないが
穂波達が仕切りそれに皆が便乗する
そんな空気が漂っていた
浜松イル
吉崎隆
高尾雄大
浜松イル
坂井穂波
坂井穂波
何度か逃走しようとしたこともあった
トイレに逃げ込んだこともあるが
ドアを何度も殴ったり蹴ったりして
穂波はイルを言葉で責め続けた
圭子に助けを求めたくてもできない
圭子がこの事を知れば
きっと塊の様な正義感を振りかざして
教師に全てをぶちまけてしまう
三島圭子
正論と言う名の圭子の言葉が
イルの心に刃のように突き刺さる
圭子のことが嫌いなわけではないが
少しだけ厄介に思う気持ちがイルにはあった
昼休み
坂井穂波
女子生徒B
高尾雄大
吉崎隆
坂井穂波
坂井穂波
高尾雄大
吉崎隆
坂井穂波
女子生徒B
坂井穂波
吉崎隆
吉崎隆
坂井穂波
坂井穂波
坂井穂波
中学時代、穂波はそこそこ成績がよく
明るい性格で人気もあった
しかし、第一志望校の受験に失敗
滑り止めで受けた北沢高校に入学
少々回りを見下す傾向があり
仲良く話す相手に対しても自分より下に見て
自分よりも成績のいい圭子に嫉妬するのと同時に
圭子に構われているイルのことを少し憎く感じていた
たまたま席が左隣になった高尾が
高尾雄大
と発したのをきっかけに右隣の吉崎が同調し
穂波もそれに乗る形でイルの悪口を言うようになった
それがエスカレートして
直接的な攻撃は少ないものの
見た目にはわからないように攻撃する機会を狙っている
坂井穂波
イルの心にはまた
不安やストレスが溜まっていく