その途端、炭治郎が首を切った瞬間
ものすごい奇声が響いた
えんむ
うあ“あ”あ“!!
伊之助
おい!逃げるぞ!
〇〇
わ、
伊之助
おい!お前!大丈夫か!
炭治郎
〇〇っ!足を怪我してっ!(さっきあの人を助けた時だっ、)
〇〇
、大丈夫だ、
炭治郎
わっ、
伊之助
うおっ!
〇〇
っ、
炭治郎
(まずいっ、〇〇の手をっ、)
〇〇
…
炭治郎
…
伊之助
…い
伊之助
…い!
伊之助
おい!
炭治郎
伊之助…、
伊之助
大丈夫か!?
〇〇
…無事かっ
炭治郎
〇〇足首っ、大丈夫、?
〇〇
いつものことだ、
炭治郎
そっか、
煉獄さん
〇〇!
煉獄さん
大丈夫か!
〇〇
はい…他の人はっ、
煉獄さん
みんな無事だ!怪我人は沢山いるが、命に別状はない!
〇〇
…よかったです
何気なく話していたら、その瞬間悲劇が襲った
〇〇
!?(なんだっ、?)
炭治郎
え、?上弦の、参、?
〇〇
(やばいっ、構えろっ、)
あかざ
…
煉獄さん
! 炎の呼吸壱の型 昇り炎天!
あかざ
…ふっ、いい刀だっ!
炭治郎
なんだっ、
煉獄さん
なぜこちらの者から襲う
あかざ
話の邪魔になると思った俺とお前の
煉獄さん
俺とお前が何を話す
煉獄さん
初対面だが俺はお前が嫌いだ
あかざ
そうか俺も弱い人間が大嫌いだ
あかざ
弱者をみると虫酸が走る
煉獄さん
…君と俺とでは物ごとの価値基準が違うようだ
あかざ
そうかでは、素晴らしい提案をしよう。
あかざ
お前も鬼にならないか?
煉獄さん
ならない
あかざ
見ればわかるお前の強さっ、
あかざ
柱だな?
あかざ
その闘気練り上げられている
あかざ
思考の領域に近い
煉獄さん
俺は炎柱 煉獄杏寿朗だ
あかざ
俺はあかざ
あかざ
杏寿朗なぜお前が思考の領域に踏み入れないのか教えてやろう
あかざ
人間だからだ
あかざ
老いるからだ死ぬからだ
あかざ
鬼になろう杏寿朗そうすればっ、
〇〇
煉獄さっ、
あかざ
100年でも200年でも鍛錬し続けられる強くなれる
炭治郎
(今まで出会った鬼の中で1番鬼舞辻の匂いが強いっ、)
〇〇
(まずいっ、刀をっ、)
煉獄さん
老いることも死ぬことも人間という儚い生き物の美しさだ
〇〇
!
炭治郎
おいるからこそ死ぬからこそ堪らなく愛おしく
煉獄さん
尊いのだ強さというのは肉体にだけ使う言葉ではない
煉獄さん
この少年達は弱くない侮辱するな
煉獄さん
何度でも言おう君と俺とでは価値基準が違う
煉獄さん
俺はいかなる理由があろうと鬼にはならない
あかざ
、そうか
あかざ
術式展開 破壊殺 羅針
あかざ
鬼にならないなら殺す
煉獄さん
!? 壱の型 不知火
炭治郎
(目で追えないっ、?!)
〇〇
っ、
響き渡る爆発音
伊之助
!?
あかざ
今まで殺してきた柱に炎はいなかったな
あかざ
そして俺の誘いに頷くものもなかった!
あかざ
なぜだろうな?同じく武の道を極めるものとして理解しかめる!
あかざ
選ばれたものにしか鬼にはなれないというのに!
あかざ
素晴らしき才能をもつものが醜く衰えてゆく俺は辛い!
あかざ
死んでくれ杏寿朗強くわかいまま
あかざ
破壊殺 空式
煉獄さん
肆の型 盛炎のうねり
煉獄さん
(こくうの拳で打つとこちらまで来る首を切るのは厄介だ、)
煉獄さん
(ならだ、近くまでっ!)
あかざ
この素晴らしい反応速度!
あかざ
これも全て失われてしまうのだぞ!悔しくはないのか!
煉獄さん
誰もがそうだ!人間ならば!当然のことだ!
〇〇
動けっ、
煉獄さん
動くな!
〇〇
(ビクッ
あかざ
弱者に構うな!
煉獄さん
炎の呼吸 伍の型
あかざ
破壊殺 羅針!
煉獄さん
はぁ、はっ、
煉獄さんっ、
伊之助
(動きに隙がねぇ、入れねぇ、l)
あかざ
生身を削る思いでしても全て無駄なんだよ杏寿朗
あかざ
お前が俺にくらわせた斬撃も、もう完治してしまった、
あかざ
だがお前はどうだ
あかざ
潰れた左目砕けた肋骨傷ついた内臓もう取り返しのつかない
あかざ
そんなの鬼からしたらかすり傷だ
あかざ
どうあがいても人間では鬼に勝てない
炭治郎
(手足に力が入らない)
炭治郎
(傷のせいでもあるとおもうが、助けに入りたい)
煉獄さん
…(ゴッ
煉獄さん
俺はっ!俺の責務を全うする!
煉獄さん
ここにいるものは誰も死なせない!!
煉獄さん
炎の呼吸 奥義
あかざ
素晴らしい闘気だ、それほどの傷を負いながらその気迫その精神力
あかざ
やはりお前は鬼になれ!杏寿朗!!
あかざ
俺と永遠に戦い続けよう!
あかざ
術式展開 破壊殺 滅式
煉獄さん
玖の型 煉獄
炭治郎
!!
ゴオッ!
〇〇
(止まったのか、?)
炭治郎
(土煙でみえないっ、)
〇〇
(みえっ、)
炭治郎
あぁ、!
〇〇
は、?
あかざ
死ぬ、死んでしまうぞ!杏寿朗!
あかざ
鬼になれ!なるといえ!
あかざ
お前絵は選ばれし強きものなんだ!