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ただ一緒に笑っていたいから

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2023年12月01日

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yuan

おわっ、暗〜

なんだかんだでわちゃわちゃして、 uri達主催の夜のレクの時間

eto

.......、

yuan

jpapa

いや、さみぃ〜、!!

noa

ここで何するんですか〜、

naokiri

ふっふっふ〜

naokiri

uriりん!
言ってやってください!

uri

ズバリ...
肝試しだ!!

noa

へっ!?

hiro

まぁ、だろうね、w

yuan

まじか、

mofu

絶対ただの肝試しじゃないじゃん、

uri

ご明察!

naokiri

今回は1人ずつ行ってもらいます!

eto

え、

tattun

1人ずつ!?

naokiri

はい!
僕たち2人で地図に書き込みをしたので、それに沿ってゴールに向かってもらいます!

uri

ゴール地点には目立つように反射板付きの旗が置いてあるから、それを持って帰ってきてもらうから

dnk

それ1人じゃなきゃダメなの、?

uri

あたぼーよ!

siva

面白そうじゃん!✨

naokiri

だろ!!

jpapa

うげぇ、きつ、

runa

なんでせめて2人ずつにしてくれないんですか〜!

naokiri

2人だとビビリ度が減るじゃないですか

noa

何当たり前みたいな顔で言ってるんですか、も〜、

uri

まぁまぁ!
俺達から行くからさ!

tattun

順番決まっとるん?

uri

んや、これからあみだくじ

yuan

最後はやだなぁ、

naokiri

どうでしょうねっ!

yuan

くっそ楽しそうやんw

uri

それじゃあみんな好きなとこに名前描いて〜

uri

よしっOK!

naokiri

んじゃこれで行きますか!

eto

.......、

yuan

etoさん.......?

この場所来てからずっと、etoさんが顔を顰めて下を向いている

uri

発表するぞ〜!

naokiri

まず1番は、

uri

俺で〜す!

naokiri

ま、2番は僕ですねw

jpapa

じゃなかったらぶっ飛ばしてるわ

uri

いや怖w

naokiri

www

uri

気を取り直して3番目!
mofuくん!

mofu

おっ、早めに終われる

jpapa

うらやましっ!

naokiri

大丈夫ですjpapaさん!
あなたは4番です!

jpapa

おっしゃぁ!!

noa

うぅ〜、ずるい

jpapa

www

naokiri

5番目、yuanくん!

yuan

まじかw
真ん中辺りありがてぇ

uri

6番tattunさん!

tattun

よかったぁぁぁぁ、

yuan

息すごw

naokiri

7番は〜、runaさん!

runa

わぁぁ、やだぁ、

dnk

最後じゃないよ?

runa

でも行かなきゃじゃないですか、

mofu

それはしょうがないw

uri

8番!
noaさん!!

noa

ふあぁ、良かった、

jpapa

真ん中じゃん!

noa

最後だったらタヒんでます、

jpapa

やばw

naokiri

続きまして9番!

naokiri

dnkさん!

dnk

おぉ〜、俺かぁ、

uri

10番は、sivaさん!

siva

結構最後だ!

naokiri

さぁ、残るは、

uri

etoさんとhiroくんだ!

hiro

うえ〜、

eto

っ、

hiro

...etoさん、大丈夫?

yuan

eto

へっ、

hiro

ずっと静かだし、手、震えてない?

hiroくんも気づいてたのか、 流石だ、よく周りが見えてる

uri

え、大丈夫か?

naokiri

やめときますか、?

eto

ううんっ!全然大丈夫!
ちょっとね、寒かっただけだから

hiro

.......

uri

ならいいけど、

eto

うん、気にしないで、!

naokiri

とりあえず、
最後はetoさんになりました!

eto

りょうかい

1人ずつランタンを持って、ゆっくりと森の中に入っていき、 旗を持って帰ってくる

俺の番はとっくに終わり 今さっきhiroくんが帰ってきたから

次はいよいよetoさんの番

yuan

etoさんほんとに大丈夫なの?

eto

...えっ、なにが?

etoさんはニコッと不自然に笑う

yuan

.......無理は、しないでね、

eto

無理なんてしてないよ、w

yuan

そっ、か.......

eto

大丈夫だから、行ってくるね

yuan

うん、

さっきは大丈夫とか、 yuanくんに対して見栄張ったけど、

本当は、暗い所が何よりも苦手だ、

おばけとか、そういうホラー系が元々ほんとに無理だし、

昔のことを思い出してしまうから、

心が重くなるのを感じていると ガサガサッと、森の影から音がした

eto

っ、

eto

やっぱ、無理.......、

ランタンの灯りが霞んで見えるほどに 辺りはどうしようもなく暗くて、

どうしようもなく、怖くて、 誰かに助けてって言いたくなって、

そう思う程に、 胸がぎゅっと苦しくなって、

すごい可愛かったからw

俺が教えてあげるから

そう思う程に、 あの人の言葉が、顔が、脳裏に浮かぶ

eto

.......なんで、

そうですね〜、ふとした瞬間だと思います

そういう所が、なんかこう、好きだなぁって、

eto

...なんでっ、

違う、違うっ、 私は.......、そうじゃない、

なんで、?

突然、ピカピカッと強く、 明るい光が空に浮かんで、

その瞬間大きな音が鳴った

eto

っ、!

無理、だめ、 無理だよ.......今は、

心が重く、 鉛みたいにずるずると沈んでいく

暗さに、雷に、強く冷たく振る雨に 過去の記憶に

心の鉛がさらに沈んで、

ただ苦しくなる

eto

っはぁ.......、

eto

ぅっ、

お願い

お願い

お願い...、

お願いっ.....!

誰か、

助けてっ、

yuan

etoさんっ!!!!

eto

っ、yuan.......くん、

あぁ、

今まさに思い浮かべていた人、

ただ一緒に笑っていたいから

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