テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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同じ行動班のあの子は何か秘密があるらしい

第3話 - 第3話

2023年12月16日

#一次創作

#性別

#いじめ

かける

作者

前回の続き

作者

どうぞ

更衣室

あかり

あー。最近暑くなったよねー。

紬

分かるー。

紬

汗ふきシート。無くなるの早いわ。

あかり

あ、持ってくるの忘れた。

あかり

後で1枚ちょうだい。

紬

いいよー

あお

、、、

あお

(自分の体なんて、見たくない。)

あお

(中学生の時と比べて、胸も大きくなってる。)

あお

(だんだん自分の体が気持ち悪くなってる)

あかり

ねぇ、柚のおっぱいデカくなってない？

あかり

何？彼氏？

紬

そんな訳ないじゃんw

紬

実はちょっと寄せれるブラ着てんの。

あかり

あ、ほんとだー。

あかり

結構違和感無いんだね。

あかり

私もやってみようかな

あお

(うるさい)

あお

(何が大きく見えるだよ)

あお

(こっちは取りたいのに)

あお

(ナベシャツ着てると息苦しいし、汗が溜まるから嫌なんだよな。)

あお

(早く稼いで手術したい)

体育館

あかり

あ〜。暑い

あかり

今日暑いんだから冷房くらい付けろよ

紬

それな。まじやる気出ないわ

あお

はぁ、はぁ。

あお

(バスケキツい)

あお

(ナベシャツ着てるから息苦しい)

紬

あれ？あお大丈夫？

あかり

顔真っ青じゃん！？

あお

あ、いや、大丈夫だから

あかり

いやいや、絶対大丈夫じゃないっしょ。

あお

(正直この2人とあんまり話したくないんだよな)

紬

保健室行く？

紬

送るよー

あお

いや、本当に大丈夫で、、

あかり

先生ー。あおが気持ち悪いらしいから保健室連れてくねー。

先生

え、そうなの？

紬

そうだよね。あお

あお

う、うん

先生

じゃあ1人あおさんを保健室に送ってあげて。

あかり

え？うちら二人でも良くね？

先生

二人もいらないでしょ。

先生

どちらか行ってあげて。

あかり

ちっ、このクソ教師､､

あかり

柚。私行くわ。

紬

休めると思ったのにね。

紬

行ってら

あかり

じゃあ、あお。行こ

あお

うん

あお

(一人でも行けるけど)

廊下

あかり

あ〜。廊下の方が涼しいじゃん。

あお

そうだね､､

あかり

柚と二人で送ってもいいじゃんね。

あかり

あのおばさん

あお

確かにそうだよね､､

あかり

あ、そういえばあのおばさんの噂知ってる？

あお

何？

あかり

あの人国語の先生と付き合ってるらしいよ。

あお

そうなんだ

あお

でも国語の先生って結婚してるんじゃ

あかり

そう！

あかり

でも休みの日に二人でいるところ見たんだって！

あかり

学校であんなうざい奴がさ、裏で不倫してんの面白くない？w

あお

そ、そうかな？

あかり

絶対ヤったよね

あかり

保険の授業でする時は真剣に考えてーとか言ってた癖に

あかり

自分がヤリマンとか受けんですけどw

あお

、、、

あかり

あ、保健室着いた

あかり

失礼しまーす

先生

寝てる人がいるから静かにね

先生

それでどうしたの？

あかり

この子具合悪いみたいです。

先生

あら、熱はない？

あお

ないです。

あお

多分急に運動したから気持ち悪くなっただけで､､

あお

少し休めば､､

先生

分かったわ。そこのベット使ってちょうだい。

先生

あかりさんは戻って平気よ

あかり

えー

先生

えー、じゃない。

あかりが部屋から出る

先生

汗かいてるわね。

先生

はい、汗ふきシート。

先生

風邪ひかないようにね

あお

はい。

先生

一応熱も計りましょうか。

先生

はい。どうぞ

あお

ありがとうございます。

先生

あら？もう拭き終わったの？

先生

首だけじゃなくて、体も拭いた？

あお

あ、いや､､

先生

ダメじゃない。ちゃんと拭かないと。

あお

え、あ、ちょ、、、

先生が体操服を少しめくる

先生

ん？

あお

、、、

先生

あおさん。このブラって､､

あお

ナベシャツです。

先生

ナベシャツってサラシみたいに胸をつぶすやつよね。

先生

そんなの着て運動したら息苦しくなるに決まってるじゃない。

先生

どうして着てるの？

あお

、、、

先生

無理やり言わせるのも良くないけど。

先生

ナベシャツを着続けたら胸の形が変わって、たるんできちゃうのよ？

先生

普通のブラの方が形が崩れないの。

あお

そんなの、知ってます。

あお

親に言われたんで。

先生

、、、

先生

先生に話してくれない？

先生

いくらでも相談にのるわ。

先生

秘密がいいなら担任の先生にも親にも言わない。

あお

、、、

あお

自分。性別が男だと思うんです。

あお

検査はしてません。親に止められて。

あお

手術も、大人になるまで待ってと言われています。

あお

でも、だんだん体が女に近ずいていて。

あお

だんだん男から遠ざかって。

あお

少しでも。見た目だけでもって､､

先生

なるほどね。

先生

そもそも、身体の性別と中身の性別があっていない人は多くいるわ

先生

先生の友達にもいるもの。

あお

そうなんですか？

先生

そうよ。

先生

だから早めに検査した方がいい場合もあるの。

先生

親を説得させたいなら私も手伝うけど､､

あお

ありがとうございます。

あお

でも、性別が合ってないことは既に伝えているので。

先生

そう？分かったわ。

先生

相談とか、愚痴だけでも話したかったらいつでもおいでね。

あお

､､本当にありがとうございます。

先生

良いのよー。これくらい。

保健室前の廊下

あかり

、、、

あかり

は？

作者

今回はここまで。

作者

自分は描写を細かく説明することが苦手なので。

作者

読者がキャラクターに感情移入させれるような書き方が出来ないし、

作者

話のテンポも早く、淡々としています。

作者

それでも読んでくれた人。ありがとうございます。

作者

この話はもう少し続くので、

作者

ゆるゆると待っていて下さい。

作者

ではまた次回

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