俺は彼女に浮気をされて、悔しくて
毎晩泣いていた、
ズタボロになった俺。
外にもでなけりゃ飯も食わねぇ
睡眠時間もないような
そんな感じ、
ピーンポーン
誰か来た。
蓮
はい、
康二
あ!あのすいません、
康二
お世辞かもしれないんですけど
康二
話したいことがありまして、
蓮
玄関ではあれなので、上がってください
康二
あ!ありがとうございます!
ふっ(笑)焦ってる姿、可愛らしいなぁ、
何言ってんだろ(笑)
蓮
話って?
康二
あ!
康二
実は隣に住んでるんですけど
康二
泣いた声が聞こえることがよくあって
康二
最初はなに?って思っとたんですけど
康二
どんどん心配になってきまして、
蓮
あ、聞かれてましたか(笑)
康二
僕で良ければ聞きますけど、
蓮
お言葉に甘えていいですか?
康二
もちろん!
全て話した
何かが抜けていく感じとともに、
蓮
って、感じで、
蓮
なんか、すみません、
康二
いえいえ!聞きますよ言うたん自分なんで!
蓮
お名前聞いてもいいですか?
康二
向井康二っていいます!
蓮
目黒蓮です、
康二
かっこええなぁ!
蓮
ふっ(笑)ありがとうございます
蓮
どうせなら、敬語無しにしません?
康二
え?いいんですか?
蓮
仲良くなりたいなって思ったんで!
康二
ありがたいなぁそうやって思えてもらえて
康二
蓮くんって呼ばせてもらうな!
蓮
俺は康二くんかな?
康二
ふふっ(笑)
康二くんかぁ、可愛い
あ、俺、好きなのかな?
ハッキリしろよ!目黒蓮!
好きなんだ、この人を守りたいと思ったんだ
確信は出来ないけれど
康二くんは時々辛そうな顔をしてる
康二
、、、くん
康二
、、、、んくん、
康二
…蓮くん!
蓮
うわぁ!ってごめん、
康二
あのさ、これって気持ち悪いと思うんやけど
康二
蓮くんに一目惚れしてしまって、
康二
そのぉ、
蓮
なぁんだ、
蓮
俺も。一目惚れしました。
蓮
康二くんを一生支えるんで
蓮
俺と付き合ってください。
康二
ほんまに言うてるん?
蓮
本当。って、泣かないでよ。
康二
だって、うれしいもん、
蓮
ふふっ(笑)可愛い
康二
蓮くんはさ、俺の事守りたいってなんで思うたん?
蓮
時々辛そうな顔をするから
康二
へ?俺してた?
蓮
うん、
康二
はなしてもええ?
蓮
いいよ。
今までの人生を話してくれたけど
あまりにも残虐で、
酷いものだった。
蓮
俺が守るんで。
康二
ありがとう、
蓮
今日、泊まって。
蓮
なんなら一緒に住んで?
康二
ええよ!
康二
今日は泊まってくわ!
蓮
うん、
康二
気持ち悪いかもしれへんけど、
康二
寝る時、ギュッってしてほしいねん、
蓮
気持ち悪くないよ、
蓮
恋人なんだから
康二
そうよな、ありがと、
ギュッと小さくて細い体を抱き締めれば
康二くんの匂いで満たされていく
背中をリズム良く叩けば
規則正しい寝息
蓮
無防備じゃん、
蓮
こんな男に
蓮
大好きだよ。
チュッとおでこに触れるだけのキスをする。
蓮
おやすみ、