/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
ここからは奏美と悠太の話に戻ります！
奏美
っていうメールしてて
奏美
莉里華が瑠華の双子だと思わなかった〜
悠太
……まえ
奏美
ん？
悠太
おまえが瑠華を殺したのか？
奏美
んー
奏美
そうなるのかな？
悠太
……さない
奏美
えっ
悠太
許さない。
奏美
えっだって
奏美
悠太と私が付き合ってるのに
奏美
瑠華がずっと悠太の事見てたじゃん
悠太
俺はお前となんか付き合ってない
奏美
えっ、嘘でしょ
悠太
瑠華は俺と付き合ってた
奏美
えっ、けどずっと私と付き合ってたじゃん！
悠太
おまえは俺と瑠華が付き合ってるのに
悠太
俺を部屋に閉じ込めて出られないようにしただろ
奏美
そんな…けど私してない
悠太
おまえは覚えていないだけだ
悠太
犯罪を犯した人はだいたい覚えていないというだろ
悠太
お前もその一部だ
悠太
部屋に閉じ込めたお前は「私と付き合わなかったらどうなるか分かる？」と言って
悠太
強制に付き合ったよな
悠太
あの日からずっとお前を許せなかった
奏美
………
奏美
でっでもその証拠は？
悠太がポケットから何かを取り出す。
悠太
悠太
ICレコーダーだ
悠太
奏美の言葉をずっと録音してた。
悠太が再生ボタンを押す
私と付き合わなかったらどうなるかわかるよね.
瑠華を殺すから。
奏美の声がICレコーダーから流れてきた。
奏美
あっああ
奏美が膝から崩れ落ちた
ポンポン
奏美の肩を叩く
奏美が振り返ると
赤い人が立っていた
奏美
いっ嫌
奏美
ごめんね瑠華
赤い人（瑠華）
許さないから
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
