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姫野李夢
中野真香
姫野李夢
中野真香
姫野李夢
中野真香
姫野李夢
村田愛菜
中野真香
村田愛菜
中野真香
村田愛菜
姫野李夢
中野真香
姫野李夢
中野真香
姫野李夢
中野真香
姫野李夢
中野真香
村田愛菜
姫野李夢
数日後
中野真香
姫野李夢
中野真香
姫野李夢
中野真香
姫野李夢
中野真香
姫野李夢
中野真香
中野真香
姫野李夢
ということで、私はその本を 読んでみることにした。
私は川村美穂
わたしの街では最近、 “魔女”が話題になっている。
私は魔女のどこがいいのか さっぱりわからない。
友達の花音や莉子だって ずっと魔女に夢中だし ハロウィンだって必ず 魔女の仮装だ。
街には魔女の仮装をした人が 溢れている。
男女関係なく、魔女の仮装をして みんなとワイワイやっている。
そんな中、KYと 言われるかもしれないが 私は仮装はせずに ハロウィンの街を ふらふらと歩いていた。
そして私の前に現れたのは、 1匹のくろねこだった。
くろねこは、私にまねきねこの 仕草をして見せた。
その瞬間、私は魔法 がかかったかのように くろねこのほうへ引き寄せられ、 そのまま黒猫が歩く方向に 並んで歩いていった。
そして次に私の前に現れたのは、 ボブカットでつり目の 強そうな女の子だった。
パタン。と静かな音が 誰もいない教室に 響きわたる。
私はぐーーっと伸びをして、 はぁっとため息をついた。
1ページ読むだけでも こんなに疲れるのに、 みんなよくあんなに何ページも 読めるなぁと感心した。
中野真香
姫野李夢
中野真香
中野真香
姫野李夢
中野真香
姫野李夢
中野真香
中野真香
姫野李夢
中野真香
姫野李夢
真香が教室を出ると 私は1人で図書館へ向かった
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
姫野李夢
金森優子(司書の先生)
姫野李夢
金森優子(司書の先生)
姫野李夢
金森優子(司書の先生)
姫野李夢
私には、この人が 何を言っているのか 全く理解できなかった。
姫野李夢
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
姫野李夢
金森優子(司書の先生)
姫野李夢
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
姫野李夢
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
そういって先生は、 カウンターへ戻って行った。
教室に戻り、先生の話を思い返す。
きっとその少年は、 自分に本を読んでいる時間が 無いことを、自覚していたのだ。
それで先生に、 短くまとめて話して欲しかった。 自分で読むのが、辛かったんだ。
先生が話してるのを 聞いてわかった。 先生が本を読んでいる間に 男の子の時間はとてつもなく 早く過ぎていた。
自分で読むのが怖かったんだ。 自分の“時間”が1ページ1ページ 過ぎてゆくのが、 酷く恐ろしかったのだろう。
家に帰って、 私は「魔法使いの少女」を 手に取った。
先生の話を聞いてから この本をたまらなく 読みたくて仕方なかった。
やはり本が古いせいか ホコリを被ったところや 破れたページもあるが 先生の思い出が詰まった いい本だなと思った
そして机に向かい、 本をゆっくりと読んだ。
次の日学校へいくと、 男の子から話しかけられた。
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姫野李夢
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姫野李夢
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姫野李夢
自分が変わったということ 全然気づいていなかった
この人は私の変化に 気づいてくれた それがとても嬉しかった
近くの公園で、 「魔法使いの少女」を、もう 150ページまで読んだことに気づいた
姫野李夢
姫野李夢
──その時から莉子の様子が 明らかにおかしいのはわかっていた
でも私は、莉子に離れられるのが 怖くて、何も出来なかった
莉子は毎日苦しそうなのに 魔法を使うことも出来ない
こんなの、私が苦しいよ…。
姫野李夢
そのページは、そこで 文字が終わっていた。
そしてページをめくると、 見開きいっぱいに 描かれた絵だった。
病院のベッドに寝ている少女と、 その少女の手を握る、 もう1人の少女の絵だった。
さらに1ページめくると、 また文字がびっしり。 今度は途切れていなかったので、 顔を近づけて文字を読んだ。
莉子は入院をした。 私の力で治すことが出来ればな… そう思って莉子に近づき 手を握った。
川村美穂
莉子が弱々しい力で 手を握り返してきた。
その瞬間、涙腺を 絞られたかのように 私の目から涙が溢れた。
川村美穂
私の涙は、 莉子の手にポトポトと落ちた。
川村美穂
川村美穂
私は決意した。 もう魔法は使わない。
私は普通の人間だ。 普通の人間になって、 みんなと過ごしていく。
莉子、ごめんね。さようなら。
それから私は社会人になり 今でも莉子のことを思い出す。
あの時私が知らないふりを していなければ、 莉子は助かったのかなぁなんて。
莉子のためなら、 魔法がバレてもいい。 そう思えたのに。
莉子を助けることが、怖かった。
私はいつからか、 魔法の使い方を忘れた。
きっとこれは莉子が 教えてくれたこと。
「魔法に頼ってばかりじゃダメだよ」
「私は魔法なんて嫌いだ」
「そんなの、人生のハンデじゃん」
莉子の何気ない3つの言葉で、 私は救われた。
莉子は魔法が嫌いだから。 そういう理由で莉子を 助けなかったわけじゃない。
全ては自分のためなんだ。
パタッと本を閉じて 学校の図書館へ向かった。
姫野李夢
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
姫野李夢
金森優子(司書の先生)
姫野李夢
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
姫野李夢
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
姫野李夢
金森優子(司書の先生)
姫野李夢
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
姫野李夢
姫野李夢
姫野李夢
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姫野康二
姫野李夢
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姫野康二
姫野康二
姫野李夢
姫野康二
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姫野康二
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姫野李夢
姫野李夢
金森優子(司書の先生)
姫野李夢
金森優子(司書の先生)
姫野李夢
金森優子(司書の先生)
姫野李夢
お母さん
金森優子(司書の先生)
お母さん
お母さん
お母さん
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
お母さん
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
お母さん
金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
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金森優子(司書の先生)
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金森優子(司書の先生)
金森優子(司書の先生)
つづく