短編集

ギムレット

時刻は午前2時

仕事が長引き帰るのが遅くなった

俺は恋人の優香と同棲してる

机の上に散乱したおつまみ

コップに入ってるのはカシスソーダだった

酔って言葉尻が丸くなるのが何とも愛おしいと感じた

少し赤くした顔で微笑む彼女を見ると幸せに思える

褒めて！と言わんばかりにドヤる彼女

そう言って頭を撫でると幸せそうに微笑む

少し悲しそうな顔をした気がした

そう言い寝室へ

カシスソーダの意味「貴方は魅力的です」

何も返事はかえってこない

すると机にひとつの手紙が

般若へ いつもお疲れ様 いきなり手紙があってびっくりしたよね、ごめんね 般若今私のことで炎上してるよね。 ほんとにごめんね 前々から言われていたのは知ってた、、でも別れたくないから無視してたけど今回はさすがにダメだったみたい。 でも、大丈夫。今日からは彼女の事で騒がれなくなるから。大好きだったよ。別れよ。

いきなりの事で何が何だか分からなくなっている

辺りを見回した。すると優香のものはどこにもなかった

何かないかと部屋中を探した

いつの間にが日は沈んでいた

時間が経つ度にこれからの先の人生の隣に優香はいないことを自覚していく

いくら悔やんでも悲しんでも思い出すのは彼女の笑顔だ

いつか、世間が受け入れてくれるまでオーメンズとしてやっていくことを決意した

翌日般若の頬には涙が流れた後があったとか

ギムレットの意味

「長いお別れ」「遠い人を想う」

彼女が夜に飲んでたのは本当にカシスソーダだったんでしょうかね？

私の考えですが、あくまで推し活は自分たちの自己満です

だから推しに彼女彼氏が出来てもそれを叩く権利などないと思います

それでも、嫉妬してしまいますよね

、、、あくまで「推し活」のスタンスを保って行きたいものですね

彼らの彼女たちの幸せが1番ですから

以上私の考えでした