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これはまだ、俺が高校1年生の頃の話だった。
俺、遥、ことはが施設から出て、一緒に暮らすようになった時だ。
梅宮
桜
梅宮
桜
今はまだ、俺たちに打ち明けてくれなかった。
熱を出しやすく、寝込んでばっかり。
家でも常に、フードを被り、顔を隠していた。
クイッ
梅宮
桜
俺が学校に慣れてきた頃···夏ぐらいだろうか。
遥からそう言われた。
梅宮
梅宮
桜
梅宮
桜
梅宮
橘
次の日。
俺は約束通り、遥を連れて、風鈴に足を運んだ。
桜
梅宮
桜
梅宮
梅宮
〇〇
〇〇
梅宮
桜
〇〇
梅宮
梅宮
梅宮
棪堂
焚石
桜
梅宮
桜
ここから3人は仲良くなった。
あまり話さなかった遥は、棪堂と焚石が居ると笑顔になるし、よく喋る。
桜
桜
棪堂
焚石
桜
桜
その笑顔が、可愛くて···大切にしてあげたい、そう思った。
でも、俺は遥を助けてやれなかった。
遥の、笑顔を守ることが出来なかった。
桜
桜
梅宮
どうして、こうなったんだ。
棪堂
焚石
コイツらのせいだ。
コイツらが遥を置いていった。
傍を離れたからだ。
梅宮
梅宮
怒りが抑えきれなくて、遥の前で喧嘩をした。
気絶をさせるまで。
その後、棪堂、焚石、その他多くの風鈴生徒が辞めていった。
理由は知らない。
でもいい。
遥の為だ。
もう、あんな思いはさせない。
梅宮
桜
梅宮
梅宮
この日、初めて遥に睡眠薬を飲ませた。
元々病院からは処方されていた。
でも、何かない時は使うなと言われていた。体の作りが遅いせいか、薬の副作用などが出やすくなってるらしい。
梅宮
桜
遥は1ヶ月ほど、眠った。
アイツらが遥をあんな目に合わせた理由。
遥が街の偵察に一緒に行くと言った事からが始まりだった。
桜
桜
遥は昔から、心を読めるのか、それとも悪いことが起きると感じ取るのか分からないがそんな感じで、俺らをどこかへ行かせるのを止めていた。
その度に、何が起こってた。
棪堂
桜
焚石
桜
焚石
桜
焚石
桜
桜
焚石
焚石
棪堂
棪堂
桜
ここで、遥を連れてなきゃあんな目には合わなかった。
アイツらが悪いんだ。
アイツらが···。
モブ(使い回し)
モブ(使い回し)
桜
ドカッ
桜
モブ(使い回し)
遥を襲ったのは、街を粛清する風鈴が嫌いな奴だった。
風鈴の中でも強い俺、棪堂、焚石の真ん中にいる遥を見つけ出し、遥を襲った。
ドカッドカッドカッドカッドカッドカッドカッ
桜
モブ(使い回し)
体全体を殴られ、更には性的暴行···体のサイズが合わなくて、入れられたところからは多くの血が出ていた。
抵抗出来なくて、遥は静かに泣いていた。
梅宮
騒ぎを聞きつけ、校舎にやってきた俺はみんなの話を聞いた。
そして、アイツらが遥をここに置いて去ったと聞かされた。
棪堂
梅宮
梅宮
梅宮
梅宮
焚石
梅宮
梅宮
梅宮
棪堂
焚石
梅宮
モブ(使い回し)
梅宮
そして、遥はこんな状態で見つかった。
意識が朦朧していて、今にも寝そうなぐらいだ。
尻からは白濁、体にも白濁が飛び散っていた。
体には沢山殴られたであろう痣や傷が沢山あった。
梅宮
棪堂
焚石
最悪だ。
遥を守れなかった。
ぁあ···どうしたらっ。
梅宮
梅宮
梅宮
梅宮
そう言った俺は遥をお姫様抱っこをし、その場から離れた。
こんな、過去を忘れさせるために···何も言わなかった。
遥が、何かを忘れてるような気がすると言っても、気のせいだろうと言うばかり。
遥を傷付けたアイツらが憎くて···遥をアイツらに任せた俺が憎くて···。
今だってそうだ。
俺はこんなことしか出来ない。
こんな事でしか、遥を救えない。
梅宮
梅宮
ごめん、遥。
こんなお兄ちゃんでごめん。