弾かれた僕らの監禁生活

注意！

名前出てるけど1話だからまだ設定大丈夫だからね！(謎の心配)

そこんとこお願いします！ By作者

僕らはここで

「おはよう」から「おやすみ」までを

共にする。

家族に内緒で。

これが、いつもの。

この生活が、愛おしい。

ずっと怜と居られるなんて

夢みたいで……

この生活に慣れたからか、怜に餌付けされてるようになっている。

少し、世間が騒々しくなっただけで

怜とこの生活をする前の記憶は、殆どない。

友達の名前、親の顔、楽しかったのかも忘れた思い出……

けど、怜との思い出とか、怜についての事は、増えていってる。

性格、癖、ほくろの数、どこまでヤったとか。

きっとダメなことなんだろうけど

怜side

いつまでも変わらない黒髪を撫でる

好きで、好きで堪らない。

彼を手放すものか。

愛らしい姿を後ろに、学校へ向かった。

前まで関わりのあった美穂に挨拶をする。

正直言って邪魔。

幼い頃実と少し仲が良かっただけの癖に。

怒りを堪えながら、席に座った。