みみ
みみ
みみ
王子様の秘密知っちゃいました…
みみ
みみ
みみ
みみ
🚫赤黄地雷さんは回れ右! 大丈夫な方だけどうぞ〜〜
____僕はずっと憧れていた
あの 王子様に…… かっこよくて勇敢で社交的な王子様に
……なのに…
るぅとくん
りいぬくん
るぅとくん
憧れだったはずの王子様の存在とは程遠い、けど端正なその顔は僕を今すぐ喰らいそうな瞳を浮かべていた……
ジェルくん
るぅとくん
ジェルくん
るぅとくん
るぅとくん
ジェルくん
全く失礼
これは全てシスターである僕がやるべき仕事なんだから!!
僕に言いくるめられたジェルくんか去っていくのと同時に、シスター仲間のころちゃんがこちらへずんずんとした足取りで歩いてくる
ころちゃん
るぅとくん
るぅとくん
ころちゃん
ギャーギャーうるさいので思わず足を蹴ってしまった
るぅとくん
ころちゃん
るぅとくん
…みんな王子様みたいになったらいいのに
僕は昔、王子様を見た
全部がきらきらしてて、所作が上品で、こちらに向けた笑顔が太陽のような男の子だった…____
ふわふわした赤い髪の毛と耳が揺れて……____
るぅとくん
ジェルくん
るぅとくん
ジェルくん
牧師であるジェルくんは司祭服の裾を持って走っていった
るぅとくん
僕があきれていると、仲間のシスターの女子が話しかけてきた
シスター1
るぅとくん
シスター1
シスター2
るぅとくん
るぅとくん
耳に飛び込んできたその言葉が理解出来ずにいる僕の脳が、変な声を発させる……
シスター1
るぅとくん
るぅとくん
シスター2
るぅとくん
シスター1
るぅとくん
そうして何事もなかったかのように僕は平然とまた仕事に戻ったが、内心とても驚いていた
るぅとくん
そう口角を上げた矢先、ジェルくんがいつもよりも身なりを整えて外に出てきた
ジェルくん
そう言ってジェルくんは庭園の方に歩いて行く…けれどそこには向こうからも人が来ているのが伺えた
そこには何人かの身なりが整った人たちがいた、きっともう来たのだろう
るぅとくん
僕の探していた王子様はすぐに見つかった_____
国の第一王子「なな」様、第二王子「さとみ」様の後ろに小さい影が控えめに揺れていたからである
大きな琥珀とピオニーパープルの瞳には少しの影を落とし、すらっと通った鼻の下にある桜色の唇がなんとも愛らしい子供のようだ…
けど小柄な体躯によらず、大人びた雰囲気を感じるのはきっと性格のせい
彼こそが僕の憧れる隣国の第三王子、 「りいぬ」様…____
るぅとくん
当然イケメンすぎる王子集団に、他のシスターもキャーキャー言っている
すると、莉犬様と目が合った
りいぬくん
りいぬくん
るぅとくん
気のせいじゃない… あの莉犬様が微笑んで、、、
るぅとくん
るぅとくん
るぅとくん
るぅとくん
そう肩を落としている間に、莉犬様達は礼拝堂に入ってゆく
るぅとくん
るぅとくん
ころちゃん
るぅとくん
掃除して綺麗になっていく地面とは裏腹に、僕の心にはただもんもんとした何かが溜まっていった、、
るぅとくん
るぅとくん
するといきなり手を誰かに掴まれた
るぅとくん
間抜けな声を出したと同時に、グッと主祭壇の方に引っ張られた
???
るぅとくん
毒をはく人物を睨もうと顔を上げた瞬間、硬直した
だってそれはどう見てもさっき見た、あの彼だったから…
???
るぅとくん
動揺と困惑で固まった僕の頬を両手で掴んだ彼は、グイッと上に向かす…
まるで宝石をはめ込んだようなピオニーパープルと、琥珀色の瞳に僕の怯えたような表情がはっきり、、映る
???
りいぬくん
るぅとくん
今目の前で悪い顔をしているのは、僕の憧れてた王子様なんかでは無く
けれどどこまでも綺麗な____ 莉犬様だ
みみ
みみ
みみ
みみ
みみ
みみ
🚫めっちゃ創作!!!
みみ
みみ
みみ
126タップありがとう!!😘
コメント
5件
お久しぶりのみみさんの作品とても素敵でした、、 最初から続きが気になるような内容で面白いです🤍゛