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また第二話に解説とイラスト載せまーす!
注意!ホラー演出が入ります!心臓の弱い方は注意を!
これはまだ俺が小学5年生だった時の話だ
夏休みが入り、大好きなじいちゃんとばあちゃんの家に泊まりに行くため、村に遊びに行った
そこで起きた俺の不思議な話だ
ブロロロロロロロロ(車のエンジン音
小峠
母
父
小峠
その日俺は、久しぶりにおじいちゃんおばあちゃん会えるのが楽しみ過ぎて学校で習った歌を歌いながら外を眺めていた
小峠
父
小峠
母
なにもない会話をするにつれて時間が流れていき、ついに目的の家が見えてきた
ガラガラガラ(扉を開ける音
扉から大好きな2人が出てきた
小峠
おじいちゃん
おばあちゃん
俺は大好きな2人に勢いよく抱きついた
父
母
おじいちゃん
おばあちゃん
この後、5人で楽しくお話をしている時、俺はこの村冒険をしたくなり、4人にこう伝えた
小峠
父
母
小峠
おじいちゃん
小峠
おばあちゃん
小峠
俺は許可を得て、家から出た
小峠
とりあえず親たちの言う通りに、森に入らずそこら辺ぶらぶらと歩いていた
小峠
すると何処から視線を感じる
辺りを見回すと
???
おかっぱの女の子がこちらをじっとみている
小峠
???
声をかけても返事はない
小峠
???
相変わらず返事がない
すると突然
???
小峠
女の子が走り出す
女の子が走って行く方は
森の方向
小峠
小峠
俺がその子を止めようとするも、女の子は森に入って行った
小峠
だが、家からここまでの距離は遠く、呼びに行って戻ってきた時には手遅れかもしれない
小峠
俺は怒られる覚悟を決めて、禁じられた森に入った
森に入ると、俺の視界に入ったのは幻想的な世界だった
生い茂る緑のの中に蒼い川が流れる
その光景を眺めていると、俺は目的を思い出し、すぐに気を取り直して探索を続けた
小峠
俺は必死に女の子を探した
ざっざっざっざ
草を掻き分けながら進むと
小峠
???
女の子が大きな岩に座っていた
小峠
俺は女の子の手を掴む
その手は恐ろしく冷たかった
???
小峠
???
女の子はボソボソと呟いた
まるで呪詛を吐くかのように
小峠
俺はすぐにこの女の子は人間じゃないと気がついた
なぜなら
眼球が黒く塗りつぶされていた
???
ステオッタ!
女の子は俺の腕を引っ張り
俺は暗闇の中え吸い込まれた
小峠
俺が目を覚ました頃には辺りは暗闇に包まれていた
だが、不思議なことに俺は森を出ていた
小峠
すると何処から声が聞こえる
かーってうれしいはないちもんめ♪
小峠
子供達
子供達がはないちもんめを歌っていた、子供をよくみると全員で9人のようだ
年齢はバラバラで、自分と同い年の子もいれば歳下の子もいる
小峠
その中に、さっきのおかっぱの子もいた
???
と俺に指をさしてきた
子供達
???
子供達
そういって、俺に向かって一斉に走り出した
その光景がとても恐ろしく、無意識に走り出した
どれくらい走っても、暗闇の光景がいつまでも続く
走っても
走っても
走っても
小峠
気づけば俺は力尽きて転んだ
キャハハハハハハハハハハハハ
子供達笑い声が聞こえてくる、
もう…ダメなのか
そう絶望を感じている時
誰かが僕を抱き上げた
小峠
僕は一体誰なのかと思い顔を上げた
その男性は月のような眼でこちらを愛おしいそうにみる
髪は白く、後ろの方は八匹の蛇がこちらを不思議そうにみている
???
その男ははないちもんめを歌った
子供達
子供達はどこか悔しそうな表情を浮かべ、男を睨みつける
すると突然、光が俺の目を覆った
また何処かにワープしたようだ
だが、さっきのような暗い場所ではなく、光り輝く神社に飛ばされた
小峠
小峠
???
???
小峠
突然名前を聞かれて、戸惑いながらも俺は答えた
???
???
小峠
???
突然顔を近づけてきて、耳元で囁かれた
???と名前だ、よく覚えておけ
目を覚ますと、見覚えある部屋にいた
おじいちゃんとおばあちゃんの家だ
小峠
母
父
両親が俺の顔を心配そうに見てきた
小峠
おじいちゃん
おばあちゃん
小峠
どうやら森の付近で気絶したらしい、みんなに心配をかけてしまった
おじいちゃん
おじいちゃん
小峠
自分の手を見た
左手に薬指に黒い模様がついていた
まるで指輪のように
おばあちゃん
おじいちゃん
じいちゃんがそう言って、扉を開けて出て行った
お父さんとおばあちゃんが2人で話すと言って別の部屋に行った
小峠
母
お母さんは泣きながら俺を抱きしめた
今になって知った話だが、俺が出会ったの蛇神、名はヤマタノオロチという妖怪である
ヤマタノオロチとは一つの体に八つの頭があるという大きな蛇で、酒と女が好きらしい
はるか昔にこの村は水が無く、作物が育てなくなり飢えて死んでいく人達がいたらしく、村人達が困っていた
そこで村人達がこの村の近くの森に、蛇の妖怪を見つけたらしく、その妖怪を神だと間違え、称えていたという
だが、ただ称えていくだけでは何も変わらず、どうしたらいいのかを考えていた時、そこで村長がこう提案してきた
村一番の美人な娘を神様に捧げよう
その捧げられた娘の名は華という
華は両親を亡くし、悲しみに包まれていたが、それでも前を向き、皆んなに明るく、優しく接していたため、誰からも好かれていた、それをチャンスだと思い込み、華を蛇神様に捧げた
すると、村に突然雨が降ってきた、そのおかげで作物が育ち飢えていく村人がいなくなった
でも、人間は欲望な生き物だ、欲しいものをさらに欲しがる
村人達はまた、新しい娘をその神様に捧げた
ですが、その娘が帰ってきた
村人達
娘
村人達は驚いていた
そのヤマタノオロチは言い伝えてとは違い、多くの女性では無く、たった1人の女性を食わず、愛していた
村人達は、落ち込んでいたが娘が次に言った言葉で怒りを込み上げた
娘
村人達がそれを聞いて、あらぬ誤解を生み出した
あの娘だけ贅沢な暮らしをしていると
村人達は怒りのあまり、禁忌を犯した
華
華は機嫌良く森を散歩していた
ついでに綺麗な花を探して旦那様にプレゼントしようと探していた
最初は自分が生贄になると知り、村人達の役に立つかどうか不安だったが、蛇神様は華にこう伝えた
ヤマタノオロチ
ヤマタノオロチ
蛇神様は華の頬を優しく撫でた
そこから溺愛され、村人達の作物も育っていった
華はこの幸せな日はいつまでも続くとそう思っていた
だが、幸せとは突然くずれていくものである
華
花がお土産を探していくと村人達を見つけた
華
村人達が気づいて、華に向かって走っていく、華はそれを歓迎の抱きしめと思い腕を広げたが、
華の腕に激痛が走る
華
華は村人に腕を切られた
華
華はあまりの激痛で転がりまわったが村人達が容赦なく華を襲う
村人達
村人達
村人達
村人達
娘
しね
しね
しね
華
華はそう村人達に告げ、涙を流し死んでいった
村人達がその声で正気に戻り、自分達がしたことの重大さに気づいた
村人達
村人達が急いで山を降りた
数時間後、
ヤマタノオロチ
蛇神はいつまでも帰ってこない自分の妻を探した、
そして
ヤマタノオロチ
妻はもう、手足を切られ、息絶えていた
ヤマタノオロチ
ヤマタノオロチ
ヤマタノオロチ
ヤマタノオロチ
どれたけ声をかけても変わらない
ヤマタノオロチ
嘘だ嘘ダウソダウソダウソダウソダウソダウソダウソダウソダウソダウソダウソダウソダウソウソダウソダウソダウソダウソダウソダウソダウソダウソダウソダウソダウソダウソダウソダウソダ
コロシテヤル
ヤマタノオロチは村人達に災いを降らせた
疫病、作物を腐らし、事故を起こして村人を殺していった
村人達はこれは蛇神様の祟だとわかり、心当たりがあるやつを片っ端から聞いた
そして犯人を特定した
村人3人と娘が華を殺し、蛇神様の怒りに触れたコトに
村長
村人達とその娘に激怒した、だが、様子がおかしい
村人達
村人達
村人達
娘
そのもの達は発狂していた、何もないところにひたすら
その後、あのもの達は死んだ、男3人は腹を食い破られ、女は行為をしていないのに腹が膨れていた、それに絶えられなくなり自殺した
それでも連鎖は止まらない
その村に僧侶が来て、蛇神様の怒りを鎮めるために祠を建てた、蛇神様は村人達にこう告げた
ヤマタノオロチ
そう告げ、祠に戻る
その伝承をおじいちゃんおばあちゃんがそう教えてくれた
父
おじいちゃん
おばあちゃん
おじいちゃん
小峠
そう言い、2人を抱きしめる
母
おじいちゃん
小峠
おばあちゃん
小峠
おじいちゃん
おじいちゃんおばあちゃんに別れを告げ、この村を去る
最後に2人の顔を見ようと後ろを向いた
泣きながらおじいちゃんとおばあちゃんが俺に手を振った、その後ろに
蛇神様がいた
あれから10年の時を得て、俺は20歳になった
おじいちゃんとおばあちゃんは18の時に亡くなり、俺も葬式に行きたいと言ったが両親に止められた最後にでも顔を見たかった
小峠
俺は年上の恋人に、自分が過去に体験した話をした
南雲
小峠
南雲
小峠
南雲
小峠
南雲
この人は3つ年上の南雲梗平さん、肌は褐色で髪を美しい白だ、俺たちが出会ったのは俺が18の時、おじいちゃんおばあちゃんが死んでしまい、公園で泣いていた時に優しく声をかけられ、そこからたびたび会い、告白をしてくれて返事をokしたのである、泣いていた俺を支えてくれた梗平さんにすっかり身も心も落とされた
小峠
南雲
小峠
2人で他愛もない話をしていると、梗平の家についた
夕食をご馳走してもらい、服を借りて床で寝ようとした時
南雲
南雲
梗平さんが自分のベットにポンポンと手で叩く
小峠
南雲
小峠
ベットに入る
南雲
小峠
南雲
ゆびきりげんまん♪ うそついたらはりせんぼんのーます♪ ゆびきった♪
俺は梗平さんのに包まれながら眠りに入る
ふと、梗平さんの匂いを嗅いだ
小峠
思い出そうとするが睡魔に負けて眠りに入る
南雲
南雲
俺は上半身を起こし、隣で眠っている愛おしい"妻"の頬を撫でる
南雲
南雲
俺がまだ華という女性と過ごしていた時、この愛おしい生活がずっと続くものだと思っていた
だが、突然奪われてしまった、村人達とその娘に
理由は実に傲慢で身勝手な理由だった、そんな屑な我儘で妻を奪われたのだ、あの者たちは今でも地獄で苦しみを味わっている、俺は女性を丁寧に扱う方だが、あの醜女は女でも人間でもないため、怨念達を使いあの女を孕ませしに追いやった、当前のことだ
南雲
南雲
式は何処であげようかと考えていると、変幻が解けた
南雲
俺は8匹の蛇達を落ち着かせる
正体をいつ明かそう、華太なら受け入れてくれるはずさ
嗚呼、"華"太
これでもう、俺たち一緒だな💛
はいどうもー作者です〜!
キジサバ
キジサバ
キジサバ
キジサバ
キジサバ
キジサバ
キジサバ