/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
春千夜
マイキーが死んだ
春千夜
俺は今なんの為に生きているんだ
春千夜
俺は王について行かなければならない
春千夜
だから、俺は今日死ぬつもりだった
春千夜
なのに、お前が俺出会ったから、生きさせたから
春千夜
死ねなかった
ココ
マイキーが死んだがどうする？
蘭
俺らは〜
ココ
ず
ココ
三途！
春千夜
あ？
ココ
お前はどうするんだ
春千夜
知らね
春千夜
じゃあな
ココ
おい！
マイキーが死んでから約１ヶ月ぐらいたったある日
春千夜
あ"ー
春千夜
やっぱ、なんも食わねぇとこうなるわな
俺の体は前のが嘘かのように痩せこけていた
春千夜
死ぬ前にマイキーの仕事終わらしたし
春千夜
いい頃か
俺は死ぬ前にそこらをぶらついていこうと思い久々の光の元に出た
気がつくと俺は満員電車の中に居た
春千夜
（まじかよ、ダル）
そんな中 きゃー!!とかん高い声が聞こえた
春千夜
（うるせぇ）
痴漢です！助けてください!!
春千夜
（痴漢かよ、どうでもいい）
そんなことを思っていると俺の視界が地面に向いていた
春千夜
は？
男性
お嬢ちゃん、こいつであっているか？
女子高生
はい、その人です！
春千夜
間違えてるだろ
春千夜
俺じゃねぇぞ
女子高生
嘘つかないでください!!
女子高生
あなたでしょ、私のおしりを触ったのは！
春千夜
（だる）
男性
お嬢ちゃん怪我はないかい？
女子高生
はい、大丈夫です
春千夜
（くそっ強ぇ）
春千夜の体は痩せこけていたから当然太刀打ちは不可能だった
男性
とりあえず、次の駅で降りよう
春千夜
離せっ!!
男性
動くな！
ちょっと待ってください！
女子高生
何ですか？
私見てましたよ！
男性
見てたってことは証人になってくれるということですか？
はい、そうです！
女子高生
わぁ、ありがとうございます！助かります！
私が証人になるのはこっちの方のです！
女子高生
え？
春千夜
は？
知ってますよ、あなたが痴漢をやってないことぐらい
だから、あなたの証人になってあげます
次は△△駅△△駅
あ、降りましょうか
警備員
えっとー痴漢に、あったんだよね
女子高生
はい、そうです
違います！
警備員
ちょっと待ってちょっと待って
お兄さんー
シーン
ごめんなさい
警備員
いえ、加害者が君かな？
春千夜
……
加害者なんて…人聞きの悪い
警備員
ごめんね
女子高生
私は電車に、乗って居たらこの人が痴漢してきたんです
証拠は？ほんとに見たの？
女子高生
振り向いた先にこの人が居たんです！
触られたなら、指紋が残ってるよね？
その、スカート貸して！調べてやる
警備員
まぁまぁ、一旦落ち着こう
警備員
君はやってないんだよね？
春千夜
あぁ
警備員
うーん
指紋確認しましょ！それで分かるはずですよ！
警備員
いや、衣服には指紋がつきにくい
警備員
だから、厳しいかな
数時間後
警備員
えっと、じゃあ慰謝料で15万払うってことでいいかな？
女子高生
私は慰謝料より、痴漢したことを認めてほしいんです！
春千夜
だから、してねぇって
15万でパァっと遊んで忘れば？
女子高生
なっ!!
警備員
まぁまぁ、もしかしたら勘違いっていう可能性もあるし
女子高生
言われてみれば、確かにガッツリではなかった気が…
もう、いいじゃん15万で
女子高生
分かった
女子高生
もし、私の勘違いだったらごめんなさい
女子高生
でも、そうじゃないなら絶対許さないから
ほい、15万
春千夜
は？
女子高生
え？なんであなたが？
別に…たまたま持ってたから
じゃあね
女子高生
あ、
春千夜
ダッ
春千夜
おい！
ん？
春千夜
なんで助けた
別に…ただの暇つぶし
春千夜
（意外と世の中にはいいやつも居るんだな）
この時俺は、確かにこいつに好意を抱いていた
それは否定しないだが…
そんな俺の恋も簡単に終わった
にしてもあんた可哀想だね〜
あ、それとあの女子高生の痴漢の正体私
春千夜
は？
たまたま、持ってた傘にあたっただけで痴漢と勘違いしたんだよw
春千夜
なんで、そう言わなかった
言ったでしよ、暇つぶしだって
じゃあね
もう、二度と会わないと思うけどw
生きてやる
生き延びてお前の残酷な姿を見るまでは生きてやる
そう、誓った
（これでいい）
（あの人が、生きてくれるなら嫌われてもいい）
（人間の生きる源は幸せでもあるけど、時には怒りが原動力になる）
（生きて、生き延びて、私を憎むその気持ちで）
ここまで！
次回
♡100
春千夜
頼んだぞ
春千夜
じゃあ、次回でな
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
