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主
主
主
主
主
主
主
中也の誕生日当日、子供達は尾崎邸で紅葉と共に過ごしていた。
心治
愛也
紅葉
心治
愛也
紅葉
そこで紅葉は思い出したように口にした。
紅葉
心治
愛也
そう、子供達は太宰に、紅葉と共に中也の誕生日プレゼントを買って来る、というミッションを与えられていたのだ。しかし、昨日から悩んでいるが、まだ決まっていなかった。
紅葉
心治
愛也
ということで、その後商店街に出かけたのであった。
そうして商店街にやってきた3人は気になったお店を見て回っていた。
心治
愛也
心治
紅葉
愛也
心治
愛也
紅葉
心治
愛也
ということで、3人は紅葉のお気に入りの雑貨店に向かった。
店内に入ると、子供から大人まで使いやすいデザインの様々な雑貨が並んでいた。
心治
愛也
心治
紅葉
子供達が一生懸命選んでいるのを見て、紅葉はその姿を微笑ましく思うのだった。すると、何やら子供達はいい品を見つけたようで…
心治
紅葉
愛也
そう言って愛也が見せてきたのは、落ち着いた暖色のマグカップだった。
紅葉
心治
愛也
そうして会計を済ませた後、レストランでお昼ご飯を食べてから帰宅したのだった。
その日の夕方、紅葉が夕飯を作ろうと、キッチンで料理の準備をしていると、子供達が話しかけてきた。
心治
愛也
紅葉
心治
愛也
心治と愛也はご飯作りで簡単な手伝いはするものの、危ないからと包丁を使わせてもらったことがなかった。心治と愛也も危ないのは分かっていたが、もっと両親の手伝いをしたいのだ。その為、紅葉にお願いしてみることにした。
紅葉
心治
愛也
紅葉
紅葉も心配はしたものの、子供達の行動に心を打たれ、教えてあげることにしたのだった。
紅葉は使い易いように小さめの包丁を選んで持たせ、ゆっくり1つずつ教えていった。
愛也
紅葉
心治
紅葉
子供達の飲み込みの良さに、紅葉は感心した。
紅葉
そして、次の日の帰り道 子供達は太宰に尾崎邸でのことを話していた。
心治
愛也
太宰
心治
愛也
太宰は子供達のセンスの良さに感心した。使い勝手も良く、他ともあまり被らないだろう。
太宰
心治
愛也
太宰
心治
愛也
太宰
心治
愛也
いつも危ないからと言って包丁を使わせるのは避けていたのだ。その為、包丁を使ったと聞いて、心配で堪らなかった。しかし、姐さんが教えてくれたなら大丈夫だろうと、任せてみることにした。勿論、しっかり見守りながらだが。
太宰
愛也
心治
愛也
太宰
心治
愛也
そうして太宰と子供達は秘密裏に「ママ吃驚させちゃおう作戦」を考え、仲良く帰宅したのだった。
一方、ポートマフィアでは、中也の誕生日の1ヶ月前から波乱の連続だった。
広津
立原
芥川
立原
そう、この時期のポートマフィアでは、毎年中也の誕生日の話題で持ちきりになるのだ。それは今年も例外では無く、勇者パーティーも出陣する羽目になった。
広津
立原
芥川
銀は声を出さない代わりに頷いた。
広津
これも毎年のことなのであった。
しかし、勇者パーティーの予想外のことが起きた。前回の会議から1週間が経っても、中也の誕生日の話題が聞こえることはあれど、中也に直接その話題を振ったり、プレゼントを渡す行為が見られなかったのだ。
立原
広津
芥川
そのとき、バンッと勢いよく扉が開かれた。
紅葉
立原
入って来た紅葉に立原が何があったのか聞くと、とんでもない答えが返って来た。
紅葉
立原
中也ガチ恋勢の思いもよらぬ行動に、もう称賛を贈りたいほどだ。如何やら一筋縄では行かないらしい。
芥川
広津
立原
立原は、自分だったら絶対嫌だと、もしこの案が採用されたときの中也ガチ恋勢に同情しながらも、提案を口にした。
立原
紅葉
立原
紅葉
にこっと微笑まれながら殺気丸出しで問われた立原は冷汗を流した。
立原
誰か上手く伝えてくれる人はいないかと、立原は周りを見渡した。
芥川
銀
広津
しかし、全力で目配せしたが、誰も助けてくれなかった。
立原
立原
紅葉
立原
紅葉
広津
紅葉
そうして紅葉や他のメンバーも仕事に戻り、立原から困難が去ったのだった。
その数時間後、なにやら組織内が騒がしくなっていた。気になった立原はもしかして…と中也の執務室を訪ねた。
立原
立原が思った通り、中也の執務室の前で紅葉が地獄の門番のように立っていた。そして、何も知らずにプレゼントを置きにやって来た中也ガチ恋勢達は、次々と鬼の餌食となっていた。
立原
立原は確信した。矢張りこのことが噂になっているのだと。いつか中也関連の事件がポトマの七不思議にでもなるのではないか、と思ってしまった。
そして月日が経ち、中也の誕生日当日。 紅葉が地獄の門番になってからというもの、中也の誕生日の話題はめっきり聞かなくなった。しかし、立原が出勤すると、今までのそれが嘘なのでは、というほどの喧騒に包まれていた。
構成員
構成員
構成員
構成員
立原
広津
立原が構成員達の行動に呆れていると、広津に声をかけられた。どうやら既に立原以外の勇者パーティーは揃っているらしい。
広津
立原
広津
立原
広津
立原
そう、中也は今日休日の筈だ。それなのに何故、構成員総出で中也を探しているのだろうか。
広津
と、言われても、立原には全く記憶が無い。そんなこと言われただろうか?
広津
立原
広津
立原
ということで、早速任務が始まった。
構成員
構成員
構成員
構成員
構成員
構成員
立原
立原はとある保管室で2人の中也ガチ恋勢を見つけた。逃げられると困る為、物陰に隠れ、此方に近づいて来るまで待つことにした。
構成員
構成員
構成員
構成員
構成員
構成員
構成員
立原
立原は太宰を想像して震えていたが、徐々に近づいて来る構成員達を捕獲する為、気合いを入れ直した。
立原
そして立原はあっという間に2人を捉え、広津に連絡した。
立原
広津
立原
広津
立原
そうして電話を切ったが、立原は矢張り呆れるしか無い。
立原
そして思った。
立原
立原が構成員2人を引き連れてエントランスホールに行くと、そこには大勢の構成員達が縄に縛られて集められていた。
立原
すると、その場を取り仕切っていた紅葉に話しかけられた。
紅葉
立原
紅葉
立原
どうやら捕まえて来いということらしい。 そして立原は、もう一度中也ガチ恋勢捕獲に向かったのだった。
その後立原は、更に5回捕獲に向かい、結果、組織の10分の1程の構成員が捕えられた。
立原
立原は驚きを隠せず、盛大に叫んでしまった。10分の1と聞けば、少ない方と思うかも知れないが、構成員が多いポトマからすれば、かなりの人数である。
芥川
立原
広津
立原
またもや大声で驚いてしまった。
芥川
立原
広津
立原
立原
立原は太宰家に甘すぎる森に呆れたものの、直様他のメンバーと地下に向かった。
勇者一行と紅葉は、数人ずつ地下に送り、手際よく処理していった。しかし、その作業も何回目かといったところで、ある構成員が疑問を口にした。
構成員
立原
構成員
広津
立原
広津
立原
広津はどんな質問をされるのか大体予想がついているのであろう。広津の口振りから立原も理解した。
構成員
広津
構成員
立原
構成員
芥川
すると、やけになった構成員が開き直って大口を叩いた。
構成員
そのとき、羅生門がその構成員の首を掴み上げた。
構成員
芥川
芥川が構成員に手を下そうとしたそのとき。
立原
意外にも、止めに入ったのは立原だった。流石の立原も、先程の構成員の言葉には腹が立っていて、逆に冷静になっていたのだ。
立原
構成員
広津
広津がそう言った途端、構成員の顔がサァーと青ざめた。驚きすぎて声も出ない。
芥川
構成員
そう言い残し、構成員は気絶した。
芥川
立原
立原が相当苛立っていることに、芥川も気付いていたのだろう。素直に立原に役目を譲った。そして、他のメンバーは、まだまだいる構成員達を処理する為に部屋を出て行った。
立原
そう言って立原は一発で終わらせたのだった。
その後、中也の誕生日騒動の後始末も終わり、ひと段落着いた。しかし、まだ勇者一行には一大行事が残っていた。それはまた次のお話で。
主
主
主
主
主