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りう❤
俺は、“ない💕”という お兄ちゃんから 脳を受け取った。
しかし、脳を得た実感が無い為 双子のお兄ちゃんの提案で 少し探索をすることにし、今に至る。
りう❤
俺がそそくさと足を進めていると、 突然辺りが暗くなった。
りう❤
りう❤
辺りを見渡しても、 暗くて何も見えなかった。
俺が恐怖で怯えていると、 遠くから“音”が聞こえてきた。
キン…キン…キン…
りう❤
何かの金属音だ。 その音はだんだん近づいて来ている。
すると、お兄ちゃんの忠告が 頭をよぎった。
“まぁ、大きな音が 聞こえたら注意しーや?”
“音が聞こえた後、すぐに眠くなって”
“起きて気が付くと どこかをちぎられてるからな?”
その事を思い出すと、 背筋が凍った感覚がした。
りう❤
…きっとカンシだろう。 俺の恐怖心に構わず、 音はどんどん大きくなっていく。
キン…キン…キン…
りう❤
俺は急いで走り出した。
りう❤
ゆうす💛
お兄ちゃんは驚いた様子で 俺のことを見ている。
りう❤
ゆうす💛
りう❤
俺はお兄ちゃんと向かい合うように座る。
しばらくすると、急に眠気が襲ってきた。
りう❤
ゆうす💛
そして2人は、眠ってしまった。
ゆうす💛
りう❤
俺が目を覚ますと、 目の前にはいつもの お兄ちゃんが座っていた。
りう❤
ゆうす💛
お兄ちゃんは笑顔で 朝の挨拶をしてくれた。
ゆうす💛
ゆうす💛
りう❤
りう❤
ゆうす💛
ゆうす💛
ゆうす💛
りう❤
りう❤
りう❤
ゆうす💛
お兄ちゃんは笑顔で話している。 …しかし、少しずつ元気はなくなっていった。
ゆうす💛
ゆうす💛
りう❤
ゆうす💛
りう❤
りう❤
ゆうす💛
りう❤
ゆうす💛
りう❤
ゆうす💛
りう❤
ゆうす💛
りう❤
俺はまた、脳を得たという 実感を味わうために 探索に出ていた。
すると、ママの声が聞こえる あの場所についた。
りう❤
俺はそう思い、ママの声を聞いてみる。
早く!早く いなくなってよ!
アンタがいるせいで あの人に嫌われる!
早くお腹から出て行ってよ!
女になんて 生まれるんじゃなかった!!
りう❤
りう❤
俺はそれ以上、何も言えず ただひたすらに道を歩いた。
しばらく歩くと、 また別のママの声が聞こえる 場所についた。
でも、さっきとは違う状況だ。 ママの声が聞こえる場所には、 俺の知らない人がいる。
その人は、俺に声を掛けてくれた。
???
???
りう❤
俺は言われるがままに その人のところへと向かった。
???
???
???
りう❤
その人は次々と話しているが、 俺はその状況に追い付いていけなかった。
俺が動揺していると、 その人は笑顔で話し続けていた。
???
???
???
???
りう❤
りう❤
???
???
りう❤
俺が躊躇っていると、 その人はどんどん俺のことを煽った。
???
???
りう❤
りう❤
りう❤
???
???
???
???
そう言ってあの人は、 俺の前から姿を消した。