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私は気づいたら公園にいた。
陽菜 (はるな)
もう…お見舞いに行っちゃダメなんだ。
陽菜 (はるな)
大稚…
次々と涙が落ちていく。
その時だった。
光輝 (こうき)
陽菜？こんな時間にどうした？
陽菜 (はるな)
光輝…
私は急いで涙を拭いた。
光輝 (こうき)
今、泣いてたろ
陽菜 (はるな)
泣いてない…
光輝 (こうき)
俺の前では強がんなよ。
陽菜 (はるな)
…大稚に会いたい
光輝 (こうき)
大稚…？
陽菜 (はるな)
大稚に会いたいよ…！
光輝 (こうき)
大稚…か
陽菜 (はるな)
こ…うき？
光輝 (こうき)
俺じゃダメなのかよ
陽菜 (はるな)
え…？
光輝 (こうき)
な、何でもねぇよ！
光輝は走って公園を出た。
陽菜 (はるな)
光輝…
私は心の中で何が揺らめいた。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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