緑の目とその人生

逃げ.....ちゃったw

"また"

苦しめた

俺は.....空気も吸っちゃいけないんかな

きっと.....そうよなw

俺は上なんて見ることができなくて

ずっと下を見続けて

わかってるよ.....

わかってるのにｯ！

俺は"光なんて誰からも貰えない"

愛されたくて

存在を認めて貰いたくて

生きる価値が欲しくて

けど、やっぱりダメやなって

俺の心がだんだん滲んでいくだけだって

刺され続けて

欠けていって

あの一言

たった一言

ごめんなさい

ごめんなさい、俺に謝っても意味ないのに

存在しない俺に言ったって.....意味ないやんｯ

死んだ方がましだ

誰からも貰えない

神様からさえも貰えない

俺が今一番ほしいもの

認めてくれる俺がほしい

わかってるのに

コンコン

ドアの向こうからコネシマの声がした

けど、なぜかわかんなかった

なぜかコネシマの声を聞くと安心した

さっきはすみません俺が勝手なこと言って ゾムさんは大丈夫ですよ

大丈夫ってなに？

いいの？

なんか、嬉しいなw

俺はただ

部屋から出ていくコネシマを見続けた

コネシマは振り返って 10年前の笑った顔を見せて部屋を出た

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