僕を教えてくれた君　最終回

最終回　一生離れない

今僕は強制で💗くんの家に行っている

さすが桃財閥独り暮らしでもここまで家が大きいだなんて...

屋根の下に二人きりなんて...って僕何考えてる！！

💗くんは僕のこと普通に男の子としか見てない

僕が女の子だったら...💗くんと付き合えたのかな

僕ホントは男の子っていうこと💗くんに教えなかったら...なんて

考える必要ないか

苦しくなってきたな。最初は💗くんと関わらないようにしてきたのに

今じゃ💗くんがいないと僕は生きていけない。それぐらい好きなんだ

あっやっちゃった...違うんだよ💗くん。お願い嫌わないで

ってそんなこと思うから泣きそうな顔してるのかな

ガチャ（💗の家）

えっ💜ーくん？なんで💗くんの家に...？？

馬鹿みたい。少しずっとこのまま手を握っててほしいだなんて...

🧡にぃの「大丈夫」はなんでこんなに落ち着くんだろう。ずっと昔から

昔

って何度も何度も僕を落ち着かせてくれた

えっ❤くん来てないの...

そういえば前...屋上行く前呼ばれて 「なんでもない」で終わったやつあったよね。

もしかしてなにか隠してることが...

そして💗くんは屋上であったことをほとんど話した

ほんとは全然大丈夫なんかじゃない

心が色んなことありすぎてもうついていけない

僕は自分から逃げてる、隠れてる。だからこそこうやってよくわかんなくなって苦しくなる

馬鹿みたい...散々嫌われたくないって思ってるくせに嫌われるような発言してもうなんなんだよ

ほらまたそうやって簡単に好きとか言っちゃってさ、意味分かんないよ。なんでそんなに僕の心を弄ぶの...

僕は全てを自分に隠して生きてきたんだ

ストレスも感情も本当の気持ちも全て

全て！！

全部隠してたことがでてきて頭が壊れそうになってきた

きっとここにいたら僕はまたみんなに迷惑をかける...そう思って家をでた

僕はいつの間にか昔💗くんと会った海へ足を運んでいた

この海は僕にとって思い出の場所。だからかなにかあったら勝手に足がここに来ている

それにしても最悪だな。僕

❤くんの姿をみたら一気に安心して体の力が入らなくなった

そして僕達は数分間笑いながら泣いた。お互いなんで泣いてるか理由もわかんないのに

なぜか気持ちがわかり涙と❤くんと一緒にいれる嬉しさで笑いが止まらなかった

「いいよ」そう言おうと思ったその時

いつの間にか僕と❤くんは離れていて❤くんは💜ーくんに後ろから抱きしめられていた

良かったじゃん。❤くん...僕はお邪魔かな。早くここから去ろう

えっ？

どういうこと？だって💜ーくん好きだったよね。それで好きな人にバックハグされて最悪なんて人ひとりもいないよね。普通

💗くん...さっきのこともあってからか凄い気まずい。

いいや。早く逃げよう

❤くんはなにがあったの。これまで僕が知らないとこでどれだけ苦しんできたの

僕❤くんのことなら何でも知ってると思った。でもそんなことなかった

💗くんが転んだのに驚きそれよりも心配が勝ってしまって

嘘でしょ。どれだけ心配したと思ってるの

チュ

チュ（2回目）

僕は産まれてきてから幸せの4文字などなかった

でもその4文字を探そうとも思ってなかった

でも君のおかげで探そうって1歩前を踏めた。

君たちのおかげで笑顔が増えた

本当にありがとう

今僕はみんなに堂々と言える

今僕は

幸せです