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エアリー
エアリー
先に外に出たエアリーが 誰かに向かって叫んでいる
俺も慌てて外に出る
パーカ
パーカ
つい最近、見たことのある顔 本当にいた…あいつが立っていた
パーカ
パーカ
エアリー
ハップ
リーブ
レオナルド
ハップ
ハップ
ハップが構える…
今にも飛びかかりそうな構え方で…
パーカ
リアス
リアスが呟いた瞬間
ハップは右手を振るいあげた
俺は必死に剣で右手を止める
ハップは咄嗟に左手を振るう
パーカ
リーブ
リーブが風を操り、俺の体制を傾け 振りかかった左手を避ける
その隙にアクーリが風になり ハップの後ろに回り込み 鎖鎌を投げる
が
ハップがノールックでキャッチする
アクーリ
ハップは掴んだ鎌を後ろに投げる
鎖を掴んだままのアクーリは そのまま勢いよく飛んで行った…
パーカ
動揺しつつも、 ハップが後ろを向いている隙に、 俺は体制を整える
ハップの右手がまた振りかかる
俺は剣で受け取めるが
ガッ!!!
パーカ
ドン!
尻もちをついた俺に ハップは左手を振りかざす
パーカ
ダッ………!!
ハップの両脇から、 地を蹴る音が聞こえてくる
エアリーとレオナルドが 両脇から攻撃する…!
それに気づいたハップは 俺に振りかざそうとした 左手を引っ込め…
ガチッ!
レオナルド
エアリー
エアリーとレオナルドの攻撃を止め そのままものすごい力で跳ね飛ばす
エアリーとレオナルドは 森の茂みまで吹き飛ばされる
リアス
レオナルドがリアスを横切って 茂みに入る
リアスはレオナルドが 纏っている火を操り…
ハップ目掛けて投げる
ハップ
俺を攻撃することに夢中だった ハップは、火の弾の攻撃を受ける…
ハップ
ハップ
リアス
リーブ
ハップ
ハップがくたばっている内に ピースはエアリーの元へ、 ジェミはレオナルドの元へ駆け寄る
エアリー
ピース
ジェミ
レオナルド
パーカ
パーカ
俺は尻もちをついた状態から 剣を構える
ハップ
パーカ
ハップ
ハップ
「!?」
パーカ
ハップは収納ポケットから 何かを取り出し、俺に突きつける
ハップ
パーカ
パーカ
つい最近、見たことのある顔… しかも…名札を突きつけている、 こいつより遥かに知っている…!
パーカ
「!?!?」
リーブ
リーブ
リアス
ハップ
そう言ってハップは 俺に名刺を投げる
パーカ
パーカ
ハップ
ハップ
パーカ
俺は名札を拾い上げ、収納ポケットに入れながら立ち上がる
ハップ
ハップ
ハップは左手を振りかざす
俺は感覚を研ぎ澄まし、 見事な反射神経で攻撃を止めた
パーカ
今度は右フックが来た
俺は避けきれず、まともに食らい その場でうずくまる
ハップ
ハップは右手で 俺のパーカーを掴んで持ち上げる…
ジェミ
ジェミが走り出す
ハップがジェミを止めようと 左手をジェミに振りかざす
ジェミは俺より遥かに見事な 反射神経で避け、 ハップの横腹目掛けて 風のように早いパンチをした
ハップ
ハップ
ジェミの手首を ものすごい握力で握りつぶす
ジェミ
あまりの痛さにジェミは抵抗する
ハップ
そう言いジェミを投げ飛ばす
リアス
ハップ
左手で俺の首を掴む…
リーブ
助けに行こうと、リーブとリアスが 走り出した…
と、その時
バサッ!!!
パーカ
空から剣を持った人影が 降ってきた…!
ハップも気付き、人影の方へ 顔を向ける
振りかざした剣を左手で止める
すると人影は…
バシュッ…!
左足を振りかざし…
ガツン!!
ハップ
そのままハップの顔面を 蹴り飛ばした…!
不意打ちに、ハップは俺から手を離し 顔を押さえながら後退りする
解放された俺は そのまま地面に座り込む
するとマントの人影は俺に話しかける
「…大丈夫かい?」
パーカ
パーカ
思い出した
俺は人影の方を見上げる
「…また会ったね…」
パーカ
パーカ
パーカ
パーカ
リーブ
俺たちは一斉に森の中へ走り出す
ハップ
ハップ
俺たちは西へ向かって走る
リーブ
パーカ
リーブ
リアス
リアスは、地面から突き出た 木の根っこに足を引っ掛け 転んでしまう…
そのまま地面に座り込む
リアス
リアス
エアリー
先頭を走っていたエアリーは Uターンし、リアスの元へ駆け寄る
エアリー
リアス
エアリー
リアス
リアス
エアリー
リアス
エアリー
エアリー
エアリーはおんぶする体制に入る
リアス
リアスは喜んで エアリーの背中に飛び乗る
エアリー
エアリーは全力で走り出す!
俺たちを抜かして、先頭を走る
ジェミ
パーカ
俺もジェミの背中に乗る
ジェミもエアリーたちを追って走る
ガサッ…!
アクーリ
先程吹っ飛ばされたアクーリが 茂みの中から顔を出す
その横を エアリー・リアス・ジェミ そして俺が通りかかる
アクーリ
アクーリは茂みから出て 俺たちとは逆の方向を走り出す
アクーリ
リーブ
アクーリ
リーブ
リーブはアクーリの背中に乗る
乗った瞬間、アクーリは とてつもない速さで走り出す!
リーブ
レオナルド
リーブの叫び声が遠のいていく中 レオナルドとピースだけが 取り残されていた…
レオナルド
ピース