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なのか
なのか
なのか
なのか
かりん
なのか
かりん
かりん
なのか
なのか
かりん
かりん
なのか
かりん
なのか
私が「かりん」を見つけたのは8歳のとき。
空には雲がちらほらあって、いつも隠れていた土管から出て砂遊びをしてた。
初めて自分と同じ状態の子を見て、友達になれるかもしれない、
そんな希望を抱いた。
なのか
かりん
かりん
急に泣き出した少女に戸惑った。ふいによく泣いていた妹の顔が浮かび上がる。
なのか
かりん
なのか
かりん
なのか
かりん
なのか
小さい体に抱いた希望はその一言で打ち砕かれた。
そのまま元きた方向に帰って行ってしまった。
ただ、暇かつ心配になった私はその少女についていく事にした。
なのか
なのか
――――――――中の様子ーーーーーーーー
かりん
母
かりん
かりん
母
かりん
かりん
かりん
母
かりん
母
母
かりん
なのか
なのか
母
母
かりん
なのか
助けろ、助けろ助けろ
助けなきゃいけない、そんなことわかり切っている。
8歳なりに頑張った、焦った。
だけど、足は動かなかった。
母
母
家族を失ったときのことを思い出す。
魔物のように家を囲むオレンジ色の炎。
6歳の自分だけ外にいた。
助けなきゃ、ということはわかっていた。けど
どうしても4歳が背負うには大きすぎるものが、私の足をしっかりつかんでいた。
なのか
なのか
足はそれでも動かない。
なのか
?
なのか
なのか
なのか