遥
これが彼女と交した最後のやり取りだった。
樹
遥
遥
遥
樹
遥
遥
樹
樹
遥
遥
遥
遥
遥
いつもの駄々っ子が始まったと思ってたんだ。
だから、また仕事がひと段落ついたら話をしようと...。
そう、思ってんだ……。
亡くなった?
その日の夕方、遥の親から連絡が入った。
トラックに轢かれて...即死だったらしい。
樹
遥の親はそれから俺に連絡はして来なくなった。
気を使ってなのか、俺に腹を立てているのか。
それを知る手段も持ち合わせてなんかいなかった。
遥と二人で同棲し始めたばかりの部屋はやがて荒れ放題になった。
仕事も人付き合いもうまくいかなくなり、気付いたら俺は 一人ぼっちになっていた。
両親だって俺は事故で既に亡くしてしまっている。
樹
樹
もしかしたら、俺の生まれた意味は他にあるんじゃないか?
そんなことを期待して走り回った。
でも、意味なんてものは見つからなかった。
樹
樹
どれだけ人を傷つけたか。
どれだけ迷惑かけたか。
どれだけ愛を受け取ったか?
樹
樹
樹
死にたい
この世界を愛してた。 優しくなんかない。 未来もない。
ただ、ひとつだけ。
樹
樹
樹
樹
さようなら
どうも、地底の菜です!
今回の話はおチビさんのオリジナル曲 「死にたい人*生きたい人」 の二次創作として書きました!!(申し訳ない...)
https://m.youtube.com/watch?v=_OwEDE1BFWM これがリンクです!素敵な曲なので是非聴いてください!!
今回は「死にたい人side」で話を書かせていただきましたが、 次回は「生きたい人side」で書いてみようと思います!
では、閲覧ありがとうございました〜!!
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