○○
…ん?
○○
ふぁーぁ٩( ´⚰︎` )۶
○○
私何して…ガサッ
寝ぼけながら伸ばした手に 何かが当たった。
○○
包帯?
○○
なんで包帯がこんなの所に
○○
…ぁ!///
さっきまで自分が置かれていた 状況を思い出し顔を赤くする。 周りを見渡すが誰もいなかった。
○○
ドラケンくん、だっけ?
○○
いなくなってる。
○○
ってあれ?服着てる…
○○
もしかして着せてくれたのかな。
○○
ドラケンくんいい人だったりする?
○○
いやいや!いい人はいきなり襲って来ないわ!
ブツブツ言いながら起き上がり ドアの前に立つ。
○○
昇降口は右に真っ直ぐ行けばあるけど…
○○
誰にも見つからないといいな
そーっとドアを開けて 誰も居ないことを確認すると 忍び足で昇降口まで向かった。
○○
着いた!
○○
案外楽勝じゃん笑
○○
えっと、靴箱の中だっけ?
○○
…あ!あった!
自分の靴箱を覗くと黒い封筒が入っていた。封を切って中身を取り出して
○○
どれどれ…
"封印を解き宝物を取り戻す"
○○
これって…
○○
めちゃくちゃ厨二病っぽいんだけど!笑
○○
封印って何?
○○
宝物って何?
○○
私だけ難易度高すぎない?!
○○
どこに行けばいいのかも検討つかない…
???
だったら俺と一緒に遊ぼーよ、おじょーさん?ニコッ
反対側の靴箱に寄りかかりながら話しかけてくる髪が独特な男の人。
○○
いつの間にっ!
○○
次から次へと誰なの?
○○
もう捕まる訳には行かないんだよー!!!
???
おいっ!待てよッ、チッ
???
相変わらず足だけはクソ早いんだな笑
???
でも俺はもう昔の俺じゃねーんだよ。
???
絶対逃がさない…
???
待っててね俺のお姫様♡
一方その頃の○○
○○
危な!
○○
掴まれてたら絶対アウト逃げられなかった
○○
…ハァハァ、
○○
ここまで来れば一安心かな。
無我夢中で走っていたので本校舎とも繋がってる特別棟の方まで来ていた。
○○
なんかのど乾いたな…
○○
あ、あそこ家庭科室!
○○
ジュースとか冷蔵庫に入ってないかなぁー!