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風花の舞う日

第7話 - Side Story 恋の終わりと始まり

151

2023年11月23日

#SnowMan

#岩本照

#深澤辰哉

#目黒蓮

#渡辺翔太

飛鳥

齋藤詩織

今日も暑くなりそう
…ふっか大丈夫かな？

深澤辰哉

お、シオ！

深澤辰哉

おはよん♪

齋藤詩織

うわっ！

深澤辰哉

その驚きようナニ？

齋藤詩織

おはよ。
今日暑くなりそうだなって。

齋藤詩織

営業暑い時は大変でしょ？
年々暑くなってるから
熱中症とか気をつけなよ。

深澤辰哉

へいへい。
日焼け止め塗って
お肌の対策して水分補給しますよ。

岩本照

シオ先輩、
ふつかさん
おはようございます。

深澤辰哉

はよ！あれ？今日チャリ？

岩本照

あ、ええ。実家に行ってて。

齋藤詩織

おはよう。実家近いの？

岩本照

ここから5キロぐらいっすかね

齋藤詩織

結構あるね。

岩本照

妹の誕生日で。
家族でお祝いするのが
恒例なんすよ。

齋藤詩織

へぇ。良い家族だね

深澤辰哉

妹かぁ。羨ましいね。
俺も兄弟欲しかったなぁ。

齋藤詩織

あ、エレベーターきた。

齋藤詩織

おはようございます！

岩本照

おはようございます。

渡辺課長

おはよう。
今日は二人一緒なんだ。

岩本照

玄関で一緒になったんですよ。

齋藤詩織

別に言い訳しなくても。

岩本照

シオ先輩そういうとこッスよ…

齋藤詩織

ん？どういう事？

岩本照

いや、何でもないっす。
気にしないで下さい。(鈍っ)

阿部亮平

おはようございます( ◜ᴗ◝ )ﾆｺ

齋藤詩織

阿部くんおはよ

阿部亮平

シオ先輩おはようございます。
(コソコソ今日カワイイデスネ♡)

齋藤詩織

え？

宮舘涼太

おはようございます🌹

齋藤詩織

おはよ！

宮舘涼太

今日は一段とエレガント🌹

齋藤詩織

2人とも何言ってんの？

阿部亮平

フフ♡

宮舘涼太

笑🌹ねぇ阿部ちゃん

阿部亮平

ねぇ(ૢ˃ꌂ˂⁎)

齋藤詩織

怖っ

阿部亮平

そういえば照くん
昨日の誕生日どう？
上手くいった？

岩本照

阿部くんのおかげで
喜んでくれました。

阿部亮平

そう。よかった♡

宮舘涼太

いいアドバイス
貰えてよかったね🌹

阿部亮平

そうそう。
今日お昼のミーティング、
外にしようと思うんだけどどうかな？

岩本照

あ、月イチのやつ？

宮舘涼太

今立て込んでるのは…？

岩本照

オレは大丈夫っす。

宮舘涼太

俺もあと2件なんで。

遥

おはよ♡

齋藤詩織

遥おはよ♡

遥

なんの話？

阿部亮平

おはようございます。
昼のミーティングです。
先輩忙しいですか？

遥

とりあえず
今んとこは大丈夫かな？シオは？

齋藤詩織

私も大丈夫。

遥

課長、12時30分でいいですか？

渡辺課長

あぁ。構わないよ
10時から全体会議があるから
お昼までには戻る。

齋藤詩織

分かりました。
それぞれ提出するものは
2部づつ課長の所に。

詩織以外

は～い。

深澤辰哉

失礼しま～す！

岩本照

あ、ふっかさん

深澤辰哉

おぉ。ウチの決算、
これね。よろしく

齋藤詩織

ありがと。やっと仕事が出来る。
でもなんでわざわざあんたが？

深澤辰哉

ふふ。先輩の顔見に来たんすよ。

齋藤詩織

さっき会ったじゃん？

岩本照

(オレじゃないの？)睨

深澤辰哉

(視線が痛い)…笑

深澤辰哉

今日も一日頑張りましょ♡(^_-)-☆

岩本照

(ドキ♡)

宮舘涼太

(仲良いねあの二人)

阿部亮平

フフフ♡

向井康二

失礼します！
ってここにおった！
ふっかさん会議始まりますよ！

深澤辰哉

あ、おう！今行く👍

向井康二

そんじゃ失礼しました！早う！

遥

康二くん相変わらず大変そ…

齋藤詩織

ふっかのお守りは大変よ。
そう考えると岩本くんは凄いね。

岩本照

えっ？そうっすか？
意外とチョロいとこあるっすよ笑

遥

康二くんに伝授してやってよ。

岩本照

いや、俺なりのなんで
康二には無理っす笑

岩本照

そんなことより仕事しましょ！

齋藤詩織

後輩に教えられちゃ
立つ瀬がないね笑

渡辺課長

齋藤さん、これ資料追加分

齋藤詩織

あ、ありがとうございます。

資料に付けられたメモ用紙半折になっているのをめくると【今晩話があるから家で待ってる。遅くなってもいいから来て欲しい】

齋藤詩織

(……え？)

齋藤詩織

(行けるわけないじゃない。
もう私達は終わったのに…)

岩本照

・・・？シオ先輩？

齋藤詩織

・・・えっ？

岩本照

どうかしました？
顔色悪いっすよ。

齋藤詩織

あ、ううん。何でもないよ。
さ、仕事しよ。

上に貼ってあった水色のメモ用紙をクシャクシャと握り潰しゴミ箱に捨てる

シオ先輩…明らかに変。タイピングの途中で手が震えてるし… これはなんかあったな。でも俺にはさすがに言わないよね…

岩本照

ん～。メール打つか…

ふっかさん… シオ先輩なんか変だよ… 聞き取り頼む… パソコン打つ手が震えてる… 夕方目黒くんと二人でもいいから経理課寄ってくんないかな？今晩だよね？ご飯の約束してるの。

岩本照

送信…と。

そこだけ心配している訳にはいかないのが社会人のつらいトコ。仕事しなきゃ… それどころじゃないんだけどホントはね……(溜息) 会議中のはずなのにふっかさんから (* • ω • )b了解！と返信来た。ココにも1人いたわ。問題児。後でお仕置しなくっちゃ(/// ^///)

そしてランチミーティング。会議資料は持ち出せないので (あの状況下でも自分の仕事もしながら) それぞれの内容をシオ先輩が表題と名前だけを入れたものを作成してくれて。バインダーに収めみんなに配る

齋藤詩織

とりあえず食べよう！戴きます！

詩織以外

戴きま～す！

遥

ここ、宮舘くんのチョイスでしょ？

遥

素敵なとこね。しかも個室って

宮舘涼太

知り合いの店なんですよ🌹
是非ご贔屓に。

阿部亮平

共通の知人なの。

佐久間大介

いらっしゃいませ！ようこそ！
本日はご利用ありがとうございます

齋藤詩織

お邪魔します。すみません。

佐久間大介

阿部と宮舘がお世話になってます。
会議の時間はドリンク別にご用意しますので言ってくださいね。それではごゆっくり～

齋藤詩織

ありがとうございます。

阿部亮平

ミシュランガイドで二つ星取ってるんだよ佐久間は。

宮舘涼太

俺もよく教えてもらうんだ。ワインの知識もすごくてソムリエの資格も持ってる

齋藤詩織

へぇ。凄いね。料理も繊細で綺麗。みんなのお皿がそれぞれ違うのもビックリ

阿部亮平

それぞれの好みを伝えてあるから、それにあった料理を提供してくれるの。俺は魚料理がメイン

遥

宮舘くんと付き合った人は幸せね。
おもてなしの気持ちが、ステキ。
私は肉料理がメインだね。シオは？

齋藤詩織

私は野菜とキノコかな？

岩本照

俺は鶏肉と大豆ですね。体作りしてるの迄分かってくれてるのはさすがです。

宮舘涼太

佐久間も鍛えてんのよ。細い割に身体締まってるから。そういえば岩本くんは体脂肪何%なの？

岩本照

今で10%くらいっすかね
あと2%位で理想です。

齋藤詩織

どこ目指してるの？一体❓

岩本照

人間ダンベルとか
やってもらったりしますよ。(ふっかに)

岩本照

シオ先輩くらいなら余裕で
抱えて10キロ走れますよ

齋藤詩織

いや、それは遠慮するわ笑

宮舘涼太

佐久間と話、合いそう。笑

佐久間大介

デザートお持ちしました！

佐久間大介

シオ先輩？

齋藤詩織

はい？私です

佐久間大介

キャラメルとコーヒームースのシュー皮包みパイです。

佐久間大介

遥さん？

遥

はい！私

佐久間大介

ストロベリーとキュアベリーのタルト
ゆずアイス添えです。

佐久間大介

渡辺課長はコーヒームースのタルト。
ブランデーに火をつけますね。

渡辺課長

タルト生地が香ばしいブランデーのいい香りが移って…素晴らしい。

佐久間大介

亮平と涼太はブラックベリーのタルトタタン涼太の方はミントアイス亮平はメロンアイスだよ

佐久間大介

最後に岩本くん

岩本照

はい！

佐久間大介

カカオ60%のチョコタルト飴細工が被っているので崩しながら一緒に食べてね

齋藤詩織

全部sns映えしそう。キレイ♡岩本くんの写真撮っていい？

岩本照

いいっすよ。俺も撮ろ📷

遥

なんだか食べるのもったいないね。

阿部亮平

戴きます😋

宮舘涼太

ん！美味し🌹

渡辺課長

今度はプライベートで来たいです。

佐久間大介

ええ。是非どうぞ、お待ちしていますね

デザートをそれぞれ楽しんだあと一呼吸おいてから会議にしようってことになり課長は喫煙室へ

岩本照

オレトイレ行ってきます

トイレから出てきたとこでさっきのシェフに出くわした

佐久間大介

お、岩本くんだよね？

岩本照

はい。

佐久間大介

ふっかの彼氏だって？笑

岩本照

え？なんで？

佐久間大介

俺ふっかの同級生。
今日来ることも聞いてて。
やっぱりいい男だわ。
体脂肪10%はビックリだけど。
俺でも12%だからね。
自慢してたよ。
かっこいい彼氏が出来たって♡
大事にしてやって
アイツ良い奴だから

岩本照

はい！もちろんです。

岩本照

今度二人できますね。

佐久間大介

おーそしたらスペシャルメニューでもてなすわ。オウチに帰るのが楽しくなるメニューで♡

岩本照

なんか盛る気ですか(笑)

佐久間大介

ニャは♡

岩本照

ちなみに2人のうちどっちですか？

佐久間大介

ん？どっちも♡

岩本照

うわっマジか。すげぇ。

岩本照

じゃ、また。

佐久間大介

Bye✋

会議が始まる。

齋藤詩織

始めます。来週から本格的に
各部署の決算書のまとめが始まり
株主総会の議事録作成が本格化します。課長、従来の担当は変更なしてよろしいでしょうか？

渡辺課長

みんなの判断でいいと思うよ。

齋藤詩織

ではメインを課長と私
議事録を遥と阿部くんで。

遥

事務方の書類受け渡しと、
サポートは宮舘くんと
岩本くんでいいかな？

岩本照

大丈夫です。

宮舘涼太

了解。

齋藤詩織

進捗状況は各々課長と私に報告。
手が足りないところは
サポートでフォロー。もちろん私も手伝うから言ってね。

岩本照

シオ先輩抱えすぎじゃないですか？

岩本照

課長への報告は俺やります。
通常の契約案件も有るし、
負担考えたら俺の方がいいと思います。

遥

そうね。

宮舘涼太

俺も協力しますんで。

齋藤詩織

ありがとう。じゃ、その形でいい？

詩織以外

異議なし！

細かいとこは端折るけどだいたい毎回こんな感じ。月末までに一通り案件が入ってくるのを皆で割り振る。大抵シオ先輩が抱え込んじゃうからそうならないように口挟んで割り振らせる。ふっかさんの後釜みたいな役割なのかな。お陰で皆ともコミュニケーション取れるし、全体像が見えるから助かる。

齋藤詩織

じゃ、他に無ければ、
ミーティング終了します！お疲れ様！

詩織以外

お疲れ様でした！

詩織以外

あー美味しかったね。

会社に戻りましょ！

オフィス階廊下

渡辺課長

ごめん。ちょっと…齋藤さんいい？
二人で話したいことがあるんだけど…

なんで？今更…何の用？

遥

あ、じゃ先戻ってますね

岩本照

え？…でも

2人にガッツリ腕を捕まれ引っ張られる

阿部亮平

岩本くん、行こう…

宮舘涼太

うん。行こう

齋藤詩織

あ…。

渡辺課長

さっきオレの
メモ捨ててたよね。詩織…？

齋藤詩織

あ、…は…い。

渡辺が詩織の両肩に手を置き顔を近づけ近寄ってくる血走った瞳はいつもの達也ではなかった

齋藤詩織

たつ…や？

なんだろう…怖い…

深澤辰哉

お、居た！シオ！

目黒蓮

齋藤さん！

すっと離れる…

深澤辰哉

渡辺課長、部長が書類渡したいって…

渡辺課長

あ、あぁ。分かった。

課長が早足で去っていく

齋藤詩織

ガクっ

深澤辰哉

あぶね…

力が抜け膝から崩れ落ち床に座り込む所を目黒に支えられる恐怖で身体が小刻みに震える

目黒蓮

(ぎゅっ)

齋藤詩織

ゴメンなさい…。

目黒蓮

身体…震えてますよ？

齋藤詩織

怖…かった…

しゃがみこんで恐怖に身体を震わす詩織を背中から抱きしめ肩をそっと撫でる。

目黒蓮

僕が居ます。

齋藤詩織

な…ん…で…こんな事…

深澤は渡辺を追いかける

深澤辰哉

なべ！

渡辺課長

深澤…。

深澤辰哉

お前何やってんだよ💢

スーツの襟をつかみ給湯室の壁に押し付ける

渡辺課長

いや…あの…

深澤辰哉

怖がってただろ？
なんであんな顔させんだよ！

渡辺課長

・・・・ッ。

深澤辰哉

もうやめろ！必要以上に
あいつに近づくな

渡辺課長

俺だって…あんな事…したくなかった…
でも…諦め…られ…ない…んだよ…詩織を

泣き崩れる…

渡辺課長

ずっと…避けられてた。
連絡しても…
仕事以外は取り合って貰えなくて
携帯の電話には出て貰えなくなって…

深澤辰哉

どんな想いで
シオが別れを切り出したか分かるか？

渡辺課長

え……

深澤辰哉

お前の幸せを想ってだよ。
お見合いの話が出て、
昇進話が出てることを知って
辛いけど身を引いたんだよ

渡辺課長

あっ……

深澤辰哉

別れた後のアイツの事
近くで見てたんだろ？
なんで気付いて
やらないんだよ！
クマを必死で隠して、
無理して笑って…
仕事を人の何倍も頑張って
アイツ食べられなくて痩せたんだぞ
そこまで想ってるアイツを
なんで傷つけられんだよ！

齋藤詩織

ふっか！もう辞めて

襟を掴んだ手をそっと握る

齋藤詩織

もう…いいから。

深澤辰哉

シオ…なんで止めんだよ。

齋藤詩織

もう充分
分かったから…ね？
達也…？

渡辺課長

ゴメン…詩織…オレ…

齋藤詩織

うん。私も
悪かったんだよね？
…ゴメン。
話す機会を与えなかった。

渡辺課長

詩織…。

齋藤詩織

でも、私達はもう終わったの。
もう前を向いて、歩き出さなきゃ。
いつまでも留まっては居られない。
お見合い受けなよ。
素敵な人居るんでしょ？
本気で愛してくれる人が……

深澤辰哉

え？

齋藤詩織

〇△商事の社長から
正式に課長に
依頼があったの知ってるよ。
お返事待ってくれてるって。

深澤辰哉

シオ…

目黒蓮

先輩…

渡辺課長

詩織…

齋藤詩織

うん。大好きだったよ…達也の事。
本当に大切に想ってた。
でも終わった恋に
しがみついて自分を見失わないで
ちゃんと愛を掴んで。
大事な人を間違えちゃダメ。

齋藤詩織

今の達也の
私に向けてる想いは
恋でも愛でもないよ。
ただの執着心。
手に入ったら
消えちゃう幻。
そんなものに
溺れて欲しくない

齋藤詩織

達也に好きな人居ても良いって
丸ごと愛してくれるって
言ってくれてる。って…
こんな寛大な人逃しちゃダメだよ

渡辺課長

ゴメン…ゴメン。

そっと抱きしめる

齋藤詩織

バイバイ。達也。
幸せになって。きっと。

背中を向け歩き出す。その背中をそっと抱き寄せ目黒が身体を支える。深澤も一緒に歩いていく

目黒蓮

先輩…。

齋藤詩織

ごめんね。ちょっとだけ借りるね。

スーツの端を掴み歩いていく。彼女の瞳は涙に濡れキラキラと輝いて見えた

目黒は黙って肩を寄せ背中を撫でる。深澤は離れた所から二人の背中を見つめていた。

齋藤詩織

ひっく……

目黒蓮

(齋藤先輩ホント凄い人だ)

目黒蓮

(あんな怖い想いしたのに…
課長の事想いやれるなんて)

深澤辰哉

とりあえずメールだけ入れとくか。
『ちょっと時間くれ。気持ちの整理するまで仕事のフォロー頼む』

照から了解。今課長も戻ってきた。後で説明してよ！と、返信が返ってきた

齋藤詩織

目黒くん巻き込んでゴメン。

齋藤詩織

おおかたふっかに
言われて来たんでしょ？

目黒蓮

気にしないでください。

目黒蓮

オレ先輩に会いたかったんで…

目黒蓮

こうして居られて…。
頼られるの…嬉しいです

齋藤詩織

あ～涙でグショグショ。
かっこ悪い…

齋藤詩織

恥ずかしい……。

目黒蓮

キレイですよ。

涙を指で拭き取る。

目黒蓮

でも笑った顔の方が
もっとキレイです。

深澤辰哉

あちぃ！

齋藤詩織

ふっか…。

絶妙なタイミングで 2人の元へ近づいていく。

深澤辰哉

ほい。

目黒にブラックコーヒーシオにいつものキャラメルラテ

齋藤詩織

ありがと

目黒蓮

ありがとうございます。

プシュッとプルタブを開ける

深澤辰哉

夏はまだ長そうだな…

齋藤詩織

だね。

頭ぽんぽん。

齋藤詩織

？ん？

深澤辰哉

よく頑張りましたヾ(･ω･`*)

また一筋の涙が流れる。夕焼けにキラキラ光って落ちていく

大きく背伸びをして深呼吸をする

深澤辰哉

あ～もう、仕事したくないなぁ。

目黒蓮

ふっか先輩も
そんなこと言うんですね

齋藤詩織

私の下についてた時は
よく言ってたよ

深澤辰哉

わ～。バラすな

齋藤詩織

うふふふ。

目黒蓮

(ドキッ♡)

深澤辰哉

さあ、戻るか…

齋藤詩織

私メイク直してから戻る。

目黒蓮

齋藤先輩
今晩予定通り行きましょう。
美味しいもの沢山食べますよ。

齋藤詩織

うん。よろしくね😊じゃぁ後で。

目黒蓮

はい！

深澤辰哉

行くぞ！目黒

目黒蓮

はい！

きっとこの夕焼けを忘れないだろうな…。恋がちゃんと終わった日大切な仲間に助けられた日ひとりで泣いていたあの日をちゃんと終わらせることが出来た。ありがとうふっか目黒くん。

齋藤詩織

すみません。戻りました。

岩本照

おかえりなさい。

齋藤詩織

ごめんね。迷惑かけて。

岩本照

大丈夫ですか？

齋藤詩織

うん。もう大丈夫。ありがと。

齋藤詩織

どこまで出来てる？

岩本照

集計がここまでで…あとここと…

齋藤詩織

うん。早い。さすがだね。

齋藤詩織

じゃ、こっからここまで頼むね。
分かんなかったらまた聞いて。

岩本照

はい。(シオ先輩
スッキリした顔してる)

遥

シオ…！

齋藤詩織

ん？

遥

ごめん。私無神経だったよね？

齋藤詩織

やめてよ。そんな事ない。
ずっと助けてくれてたじゃん

遥

でも…

齋藤詩織

言えなかった私も悪い。
ずっと隠しててごめん。
はい。この話終わり
仕事して下さい！笑😃

遥

分かった。何かあったら言ってよ。

齋藤詩織

うん。分かった。ありがと

そこからは集中して頑張れた。おかげで捗ったので、予定時間より早く次の準備に取り掛かることが出来た。

阿部亮平

シオ先輩…これ…いいですか？

齋藤詩織

ん？…えっと…

齋藤詩織

あ、ここ、関数が違うかも？

阿部亮平

確認します。

阿部亮平

あ、ホントだ。

宮舘涼太

いつも通りに戻ったね🌹

阿部亮平

うん。仕事のスピードが
更に早くなってる。

宮舘涼太

ついて行くの大変だ‪💦‬

齋藤詩織

宮舘くん事務方の数字ちょうだい

宮舘涼太

はい！これです。

齋藤詩織

あ、ありがとう。

岩本照

コーヒーです。

齋藤詩織

ん？どしたの？

岩本照

いいから飲んで下さい。

齋藤詩織

うん。…甘っ！何これ

岩本照

チョココーヒーです。

齋藤詩織

これはちょっと…。
ねえ、遥これ飲んでみ

遥

え？（*/☕＼*）ｺﾞｸ

遥

うわっ！甘！糖尿になりそう

岩本照

ダメですか？

齋藤詩織

無いわ💦

遥

うん。無いね

岩本照

普通の入れてきます。

齋藤詩織

いいから。仕事して！30分集中！

岩本照

はい。( ´･ω･`)ｼｭﾝ

齋藤詩織

えぇ～。

遥

ナニ？

齋藤詩織

あ、ごめん。なんでもない…

齋藤詩織

岩本くん…どう？

岩本照

あと少し…10分ください。

齋藤詩織

大丈夫。

阿部亮平

出来ました。

齋藤詩織

確認は遥でいいよ

遥

見せて。
……いいね。
じゃ、ファイルに
落とし込もう。
ここのファイルに……
こうして…

阿部亮平

分かりました。

齋藤詩織

宮舘くん次ちょうだい！

宮舘涼太

え？もうですか？

齋藤詩織

うん。

宮舘涼太

はい。どうぞ

齋藤詩織

ありがとう。

岩本照

終わりました。

齋藤詩織

お疲れ様。

齋藤詩織

うん。完璧。

齋藤詩織

あ、今日自転車だったよね？

岩本照

はい。そうですけど。

齋藤詩織

この後ふっかが飲みに行きたいって。

岩本照

あ、今メール来ました。

齋藤詩織

自転車どうするの？

岩本照

ふっかさん多分タクシーなんで一緒に乗っけていきます。

齋藤詩織

ふぅん。そうなんだ

宮舘涼太

シオ先輩電話2番秘書課からです。

齋藤詩織

え？秘書課？なんだろう？

齋藤詩織

通話
00:00

齋藤詩織

はい、齋藤です。…分かりました。
では伺います。

岩本照

どうしたんすか？

齋藤詩織

部長が呼んでるらしい。行ってくる。

コンコン

齋藤詩織

経理課齋藤です。

人事部長

入りなさい

齋藤詩織

失礼します。お呼びと伺いました。

齋藤詩織

え？

渡辺課長

お疲れ様。

人事部長

先程正式に渡辺課長が
婚約することになってね。

齋藤詩織

はい。

人事部長

渡辺くんは〇△商事の重役に入るので形式的に退社となる。課長の椅子が空くので君に頼みたいと渡辺くんたっての願いでね

渡辺課長

これ以上の人材は居ませんよ。仕事振りも部下の教育もずば抜けていますし。部下の評価も高いです。
ただ、総合職を目指してる齋藤さんがどう思うかなと思って。最低3年は経理課を出れないけどどうかな？

齋藤詩織

過分な評価です。ただ、今課長が抜けてしまうとなると今抱えてる案件も負担が増えてしまうので補充はしなければなりませんが。

人事部長

人事決定は来年3月になるだろう。決算は終わるだろうし、新入社員も入ってくる。そこまでにはある程度形にしておいた方が今後動きやすくなるのではと思うが。

齋藤詩織

分かりました。
前向きに検討させていただきます。

齋藤詩織

ご婚約おめでとうございます。

渡辺課長

ありがとう。あと半年ちょっとよろしくね。

齋藤詩織

はい。課長。

一礼をして部屋を出る。

齋藤詩織

ふう。忙しくなるな。

齋藤詩織

ただいま。

岩本照

おかえりなさい。
(あれ？また難しい顔してる)

コーヒーを入れて席に着く

遥

シオおかえり。そろそろ退勤時間だよ。

齋藤詩織

うん。もうちょっと残っていく。この後約束あるから。

遥

そう。じゃ、お先！

齋藤詩織

お疲れ様！

阿部亮平

お先に！楽しんできてね♡

宮舘涼太

良い夜を♡

齋藤詩織

からかわないでよ。ただのご飯だよ

阿部亮平

フフフ♡それはどうかな？

宮舘涼太

ねえ……。
PartyTime🌹スタートしちゃうかもよ

齋藤詩織

なんなの？笑
それ……

齋藤詩織

お疲れ様！気をつけてね

渡辺課長

お疲れ様。

齋藤詩織

お疲れ様です。

渡辺課長

先方に挨拶にいくので
そのまま直帰するね。

齋藤詩織

分かりました。お気をつけて

渡辺課長

お先に。

齋藤詩織

お疲れ様でした

ぬるくなったコーヒを口に入れ、髪を結び直し気合いを入れる。

齋藤詩織

もう少し頑張るか…

静かになった社内にパソコンを叩く音だけが響く。

齋藤詩織

・・・・。

パラ…カタカタパラ…カタカタ

齋藤詩織

・・・・・。

岩本照

(背中の圧…凄)

岩本照

(声掛けないでオーラ出てるし)

岩本照

(こういう時マジ怖いんだよね)

岩本照

(ちょっと席離れよ…)

パラ…カタカタパラ…カタカタカタ

齋藤詩織

・・・・。

パラ…カタカタカタカタカタカタ

齋藤詩織

・・・・。

深澤辰哉

お疲れ！

目黒蓮

お疲れ様！

カタカタカタ……

岩本照

ふっかぁ～。˚ʚ( * ›ω‹))´꒳`* )ɞ˚

深澤辰哉

ヤバっ！ゾーン入っちゃってんじゃん

目黒蓮

ゾーン？

深澤辰哉

仕事モード全開の時のシオ。あの状態で今どのくらい経ってる？

岩本照

…1時間くらいかな

深澤辰哉

だめだ引き戻さなきゃ。
半日は戻ってこねぇぞ

目黒蓮

俺行きますよ。
お2人は行ってください

深澤辰哉

でも…。

目黒蓮

大丈夫です。
どうぞ。お疲れ様でした。

二人を無理矢理追い出す。

コーヒーを飲みながら隣の椅子に座り横から詩織の仕事ぶりを眺める集中している詩織の顔は凛々しく見えた。頬をプニと押してみる

齋藤詩織

え？うわぁ！目黒くん？
いつの間に？

目黒蓮

フフ10分くらいですよ。笑
仕事してる時の
齋藤先輩やっぱカッコイイッスね♡

齋藤詩織

え？もうそんな時間？

目黒蓮

はい。あ、でも
キリのいいところまで。
ここまでやっちゃってください。

齋藤詩織

え？でも…

目黒蓮

先輩…中途半端嫌ですよね？
あと少し。
あ、コーヒー飲み終わるまで。
良いですよ。待ってます。

カタカタカタ…… カタカタカタ… カタカタカタ…

目黒蓮

(普段こんな
見つめられないだろうなぁ…)

目黒蓮

(やっぱ好きだわ)

目黒蓮

(…………♡)

齋藤詩織

よし！終わり…って近い(/// ^///)

目黒蓮

ん？顔赤いですよ熱でもあります？

おでこに額を当てる。顔が近い(/// ^///)

目黒蓮

熱は無いみたいですね

齋藤詩織

○×△☆♯♭●□▲★※

齋藤詩織

イケメンが無自覚で
そういうことしないで！！
心臓に悪い！！

目黒蓮

？

目黒蓮

じゃ、行きますよ。

齋藤詩織

あ、うん。…え？

カバンを持ち椅子を引く。片手を繋がれる

齋藤詩織

(私耐えられるかしら…)

目黒蓮

シオ先輩……って呼んでいいですか

齋藤詩織

へっ？

目黒蓮

ふっかさんがそう読んでたから

齋藤詩織

え？あ、うんいいよ。

目黒蓮

ホントは詩織って
呼びたいですけど

齋藤詩織

(/// ^///)人天性のたらし…

目黒蓮

え？

齋藤詩織

営業向きなのね。
人の懐にふわって入り込めるの。
それも才能だよ。

目黒蓮

褒められた。嬉しい。( ˊᵕˋ )♡.°⑅
でも誰でもいいって
わけじゃ無いですよ。
女性はシオ先輩だけです。

目黒蓮

あ、ここです。

齋藤詩織

え？ここ…

目黒蓮

佐久間くん！

佐久間大介

ぉぉ！蓮！いらっしゃい！
あれ？昼間の？

齋藤詩織

こんばんは。

目黒蓮

え？昼間？

佐久間大介

舘と阿部が会社の人達
連れてきたんだよ

目黒蓮

そうなんだ。( ´･ω･`)

齋藤詩織

知り合いなの？

佐久間大介

蓮は大学の後輩なんだよね。

佐久間大介

一日に2回も来てくれる
なんて嬉しいな。
詩織ちゃんみたいな
カワイイちゃんなら
何度でもウエルカムだよ♡

目黒蓮

╲(ОДО♯)怒佐久間くん…

佐久間大介

蓮は放っといて
こちらへどうぞ！
詩織ちゃん♡

齋藤詩織

あ…はい。

佐久間大介

料理は任せて貰っていい？

目黒蓮

肉食いたいっ。

佐久間大介

分かってるよ。お酒は？

齋藤詩織

なんでも。でもあんまり強くないので軽めが良いです。

目黒蓮

俺はとりあえずビールかな。

佐久間大介

はいはい。

佐久間大介

じゃ、ちょっと待っててね。

目黒蓮

昼間に来たなんて、ゴメンなさい。　
リサーチ不足でした。

齋藤詩織

ううん。美味しかったから。嬉しい。

目黒蓮

佐久間くんあんなんだけど
腕は確かだからね。

齋藤詩織

阿部くんも宮舘くんも絶賛してたから。

目黒蓮

あぁ。教わってるみたい。

佐久間大介

はい。とりあえずビールとカッツっていうドイツのシャンパンだよ。猫のマークが可愛いでしょ？

目黒蓮

はい。じゃぁ乾杯🍺

齋藤詩織

乾杯🍷

齋藤詩織

ん！美味しい♡

目黒蓮

プハァ！

佐久間大介

前菜は生ハムと
リコッタチーズのマリネ。
香りのいいボルチーニ茸とマッシュルームをバターでソテーしてオリーブオイルであえたものを添えてあるから一緒に食べてね

齋藤詩織

戴きます。

齋藤詩織

ん～美味しい♥️

目黒蓮

チーズ好きなんだよね。旨っ！

齋藤詩織

お酒も進んじゃうね。

齋藤詩織

目黒くん、このシャンパンも飲む？

目黒蓮

あ、ありがとう。

目黒蓮

ん。美味しい。

目黒蓮

良かった♡

齋藤詩織

ん？

目黒蓮

笑ってくれて。

齋藤詩織

うん。❀( ⸝⸝•ᴗ•⸝⸝ )❀

目黒蓮

オレ、尊敬してるの。
シオ先輩の事…

齋藤詩織

ん？

目黒蓮

さっき、怖い思いしたときも、
ちゃんと課長と向き合って、
素直な想いを伝えてた。
普通じゃ出来ないなって。

齋藤詩織

あぁ。

目黒蓮

巻き込まれてゴメンって
言ってたけど。
俺は巻き込まれたい、もっと。
シオ先輩のこと…
もっと知りたいって思った

齋藤詩織

……ありがとう。

目黒蓮

色んな顔、俺に見せて欲しい。

齋藤詩織

泣き顔いっぱい
見せちゃったけどね。

目黒蓮

キレイだなって思ったよ。
守ってあげたいって。

佐久間大介

魚料理だよ、今日はメカジキのいいのが入ったからソテーにしてみました。海ぶどうと一緒にどうぞ！

目黒蓮

いい匂い！

齋藤詩織

そうだね！

目黒蓮

ん～！脂がのってて旨っ！

齋藤詩織

ソースも濃厚。
ブルーチーズかな？臭みがあんまりなくて美味しい！付け合せもいいね。

目黒蓮

ちゃんと食べられてるね。

齋藤詩織

ん？

目黒蓮

食べれなかったって
ふっかさん心配してたから。

齋藤詩織

心配症なんだよ。変に鋭いし

目黒蓮

よく見てるよね。俺もよく怒られる。

佐久間大介

メインだよ。
子牛のフィレグレービーソースがけ。蓮は少し多くしといた。

目黒蓮

ありがとう。佐久間くん

佐久間大介

量は大丈夫？パンかライス用意するけどどっちがいい？

目黒蓮

俺ライス

佐久間大介

お前にゃ聞いてねえよ。

目黒蓮

酷っ！

齋藤詩織

ふふ。私はパンがいいな。
ソース絡めて食べたい。

佐久間大介

OK！

佐久間大介

じゃ。持ってくるね

齋藤詩織

お肉柔らかい。口の中でほろほろって溶けてく。美味しい♡

佐久間大介

はい。蓮はライスね。

佐久間大介

詩織ちゃんはフォカッチャ。中開いてお肉と一緒に食べても美味しいよ。肉料理には赤ワイン。ハウスワインにフルーツ入れて甘めになってるから飲みやすいと思うよ

齋藤詩織

フォカッチャふわっふわ

齋藤詩織

美味しい♡

齋藤詩織

このお酒も美味しい♡酔っちゃいそう

目黒蓮

フフ、カワイイ♡たくさん食べて
たくさん飲もうね。

齋藤詩織

うん。ありがと。目黒くんも食べて。

目黒蓮

蓮って呼んで。佐久間くんもそう読んでたでしょ？

齋藤詩織

え？蓮…。

目黒蓮

うん。その方がいい。

齋藤詩織

じゃぁ、私も先輩ナシがいい

目黒蓮

詩織…。

齋藤詩織

うん。なんか顔が熱いかも。

目黒蓮

酔ってきた？

齋藤詩織

うん。そうかも。

目黒蓮

可愛いよ詩織…

齋藤詩織

蓮も、カッコイイよ。
女子社員の憧れの的なんだよ。
なんで私のことなんて構ってくれるのか
分かんない。

目黒蓮

詩織は仕事出来るし、芯がある。
思いやりに溢れてる。
ちゃんと言葉に出せる。
尊敬できる
相手をちゃんと想いやれる
最高の人だよ。

目黒蓮

好き…

齋藤詩織

え…。

目黒蓮

ホント隠しておけないくらい好き

目黒蓮

大好き♡

ティファニーブルーの小さな箱を前に置く

齋藤詩織

開けていい？

目黒蓮

もちろん！

中にはオープンハートのネックレス

目黒蓮

貰ってくれる？俺の気持ちと一緒に。

齋藤詩織

私でいいの？ホントに？

目黒蓮

詩織じゃなきゃ嫌だ

齋藤詩織

うん。よろしくお願いします。

目黒蓮

良かった♡付けてあげる。

立ち上がって後ろに回る。ネックレスを首にかける。

目黒蓮

うん。似合ってる

蓮が背中から優しく抱きしめる。その手にそっと手を重ねる

齋藤詩織

ありがと、蓮

目黒蓮

一緒に幸せになろ♡

改めて乾杯をする

目黒蓮

シャングリア美味しいね

齋藤詩織

こんなに美味しい料理を昼も夜も食べられるのなんて、奇跡でしかない。

佐久間大介

ありがたいこと言ってくれるね
詩織ちゃんは♡

目黒蓮

佐久間くん後ろに♡が付いてる。
ダメだよ。詩織は俺のだから。

齋藤詩織

ちょっと…蓮！

佐久間大介

にゃは♡おめでとうお二人さん🎉

佐久間大介

デザートだよ
イチゴのショートケーキだけど中にフルーツがたくさん入ってる。何が入ってるか食べながら探してみてね♡

佐久間大介

コーヒーと紅茶。
カップは2つずつあるから両方飲めるよ。ゆっくりしていってね。
もう、来ないからあとはおふたりで♡ウフフ

目黒蓮

どっちがいい？

齋藤詩織

じゃ紅茶で。

目黒蓮

うん。

目黒蓮

はい、どうぞ。

齋藤詩織

ありがと

心もお腹も一杯に満たされて幸せ♡

齋藤詩織

送ってくれてありがとう。

抱き締められ顔が近づく目を閉じるとそっと唇が触れる

目黒蓮

こちらこそ。楽しかった。
また明日ね詩織

齋藤詩織

おやすみなさい。

目黒蓮

おやすみ♡

マンションに入っていくのを見送り歩き出す。先に停めてあったタクシーに乗り込み帰途に着いた

風花の舞う日

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えっ？ちょ、お兄ちゃんどこよ！(笑)あれ？(笑)まだお預けか？(笑) でも、たしかに、イケメンにあんなにアピられたら、はいってなるよね、うん。

飛鳥

プロフィール

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風花の舞う日

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