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Claireが死んだ

Δliceに殺された

話によるとClaireはテストでOliverやZip、Edwardの妨害によってF判定を取ってしまったらしく、MissCircleとMissBloomieとMissThavelに追いかけらて、命からがら出口と書かれた部屋に入ったがそこは実はΔliceの部屋でそのまま追いつめられ殺されたらしい。

Engel

Claire、Claire…どうして…どうして…

リーメール・サヴァンダー

Claire…Engel…

目の前には変わり果てた姿のClaireと泣きじゃくるEngel

私の中に沸々と黒い怒りが湧いてきた

リーメール・サヴァンダー

(許せない許せない許せない…殺してやりたい)

といってもそれをどこにぶつけていいか分からなかった。

悪戯の首謀犯のOliverとZipはMissCircle達からの軽い説教で済んだらしい。

リーメール・サヴァンダー

(クソが…)

そもそもこの学校はおかしい

赤点を取ったら退学では無く 殺す、殺される。 そんなことが当たり前だ。

まあ、私以外に殺しをしない教師はいるにはいるが…

そもそも、誰だって得意不得意があるはずだ。 勉強は苦手だけど運動や絵は得意だとかだ。 それを伸ばしていくのが学校のあり方ではないのか?

リーメール・サヴァンダー

(また一人消えてしまった…)

ああ、私はまた大事な教え子に「さよなら」も言えずに明日も授業をするのであろうか。

リーメール・サヴァンダー

Engel…大丈夫か?

Engel

……はい、Reemales先生、大丈夫です。

Claireの死から数日後、Engelはすっかり気を落としてしまった。

私にできることは、寄り添ったり、励ましたりすることしか出来なかった。 それしか出来ない自分が悔しかった。

Bubble

Engel君…いつでも頼っていいからね

リーメール・サヴァンダー

いつでも相談に乗る、気持ちをただ貯めてもさらに気を落とすだ。

Engel

ありがとう、Bubble、先生…

Engel

……………

MissBloomieもClaireの死からをため息ばかり吐き、気持ちが沈んでいるようであった

MissBloomie

はぁ…

そして、Oliver達に私は説教をしたのだがどこ吹く風であった。

リーメール・サヴァンダー

おいお前ら聞いているのか!!

Oliver

ハイハイ、ちゃんと聞いていますよ。

リーメール・サヴァンダー

(こいつ…!)

ぶっ殺してやろうと思ったのだが、 こいつらはMissCircleのお気に入りの生徒だ。

下手に手を出してしまうと、私が逆に殺されてしまう。 流石に力の差でMissCircleには勝てない。

私はただ大人しくしているしかないのか

Claireの死から数ヶ月

この学校では死者が出るなんて日常茶飯事なのでほとんどの生徒がClaireのことを忘れていた時だった。

リーメール・サヴァンダー

フゥ……

私は授業がなかったので職員室でコーヒーを飲んでいた。

リーメール・サヴァンダー

染み渡る…

ジリリリリリリリリ

その時火災警報ベルがけたたましく鳴り響いた

リーメール・サヴァンダー

っ⁉︎なに!?

どうやら出火場所は理科室らしい

リーメール・サヴァンダー

私、生徒を避難させてきます‼︎

私は他の教師よりも先に職員室を飛び出した

リーメール・サヴァンダー

何よ…これ…

まだ警報ベルが鳴って数分も経っていないのにそこは火の海になっていた

そして息絶えた生徒達が多数倒れていた。

リーメール・サヴァンダー

どうして…どうして…

生徒

みんなどこ行ったのー‼︎

リーメール・サヴァンダー

君、危ない‼︎

そこには友達と別れてしまったであろう女生徒がいた

しかし、彼女の頭上の天井が今にも崩れそうだった。

そう思った矢先自分はその生徒を突き飛ばしていた。

ガラガラガラ…ベチャ

そして自分が瓦礫の下敷きになっていた。

生徒

っ⁉︎先生⁉︎

リーメール・サヴァンダー

ぐっ…ぐう…

その生徒は私を心配して、駆け寄ってくれた。

生徒

だっ大丈夫ですか!?

リーメール・サヴァンダー

あっ…ああ…大丈夫だ…ゴフッ…

といっても大丈夫では無かった おそらく瓦礫で下半身は潰れてしまい、内臓には鉄骨が刺さっているであろう。

痛い痛い痛い痛い 苦しい苦しい苦しい苦しい

けどそれでは諦められない 最後の力を振り絞り、潰れた肺でこういった

リーメール・サヴァンダー

に…逃げなさい…

生徒

けど先生が…

リーメール・サヴァンダー

わ…私はもう助からない、お願いだ、に…逃げておくれ。

リーメール・サヴァンダー

先生の言うことを聞いてくれ…

生徒

わ…わかりました。

そう言ってその生徒は逃げていった が曲がり角を曲がったところで…

生徒

キ゛ャーーーーーーー!!

悲鳴が響いた

グサグサグサ べチャ

刺す音と液体が飛び散る音がした

リーメール・サヴァンダー

嘘だ…嘘だ

嘘ではない、私は最後まで生徒を守れなかったのだ。

絶望する最中だんだん意識が遠のいていく

リーメール・サヴァンダー

(ところで他の教師達はどうしてる?他の生徒は?…Engel…は…)

そして私の意識は黒く覆われた

生徒を庇って死んだ紙の世界の教師は魔法の世界に転生しました。

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