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レオ→暗闇の中で目が覚める

レオ

…?

レオ

(暗い…)

起き上がろうと地面に手を着く

レオ

(あれ…? これ…土?)

レオ

(私、外にいるの…?)

レオ

(ベッドで寝てたはずなのに……)

レオ

………

レオ

(もしかして…夢?)

レオ

(夢…だよね、多分…)

レオ

(夢だとしても、ここ、どこ…?)

立ち上がる

レオ

(どこかに…明かりとかないのかな…)

??

あれ? 誰かいるのー?

レオ

!?

レオ

(びっくりした…)

レオ

(私以外に…人がいるの…?)

レオ

(でも、暗くてよく見えない…どこにいるんだろう…?)

??

てか、ここなんで暗いんだろ?

??

誰か明かり消したんかな…?

??

ちょっと待ってて〜。明かりつけて来るから〜

レオ

…?

レオ

(大きな…木…?)

レオ

(やっぱり、ここは外なのかな…)

レオ

(……さっきの人はどこだろ…?)

木の上から女の子が降りてきた

??

よいしょっと〜

??

明かりついた……って……え?

??

なんで私がいるの!?

レオ

???

レオ

(え、これ…私??)

レオ

(でも喋ってる…)

レオ

(え??)

??

はぇ???

??

どういうこと??

??

えーっと??

??

あのー……
すっごい変な質問するんだけど……君は…私、なの?

首を横にふる

レオ

(違う…と思うけど…)

レオ

(…え、どういう状況?これ…)

??

あ、私じゃないんだ…

??

似てるけど全くの別人ってこと?

うなずく

レオ

(多分…そうだね…)

??

あ、でもそうか…
ここはこういう世界だからな…

??

こーゆー事もありえるのか…

レオ

??

あ、なんでもないよ!

??

そういや、君って喋んないの?

レオ

(喋んないっていうか…喋れないんだけど…)

??

…もしかして、喋れないの?

うなずく

レオ

(生まれつきなんだよ)

??

そっかぁ…

レイ

あ、私、レイ!

レイ

よろしくね! 君!

うなずく

レオ

(レイさん…か)

レオ

(私も名前言いたいけど…どうしよう)

レオ

(喋れないし…)

レイ

君の名前は……あ、喋れないんだった

レイ

君にも名前あるんだよね?

うなずく

レオ

(あるよー)

レオ

(そういえば、さっきから ずっと頷いてばっかりな気がする…)

レイ

やっぱり名前あるよね…

レイ

名前知りたいなぁ…どうしよ

レイ

あ!そうだ!

レオ

レイ

『テレパシー』!

レイ

「これでお互い話せるはず!」

レオ

「(なに…?テレパシー…?)」

レイ

「そう!テレパシーだよ!」

レオ

「(えっ? レイさんと話せてる…?)」

レイ

「ふふw びっくりした?」

レイ

「私の能力の1つ、“テレパシー”を使ったんだよ〜」

レオ

「(能力?)」

レオ

「(能力って本当にあるの?)」

レオ

「(本の中だけでしか無いと思ってた)」

レイ

「本の中だけ…?」

レイ

「私も周りの人達も、みんな持ってるし使えるけど…」

レオ

「(……もしかして、私が生きてる世界とレイさんが生きてる世界って…)」

レイ

「全然別の世界ってこと…?」

レオ

「(多分…)」

レオ

「(そういえば、名前言ってない…)」

レイ

「あ!そうじゃんw」

レイ

「名前知りたいし、話したかったからテレパシーしたのにw」

レイ

「そんで、君の名前は?」

レオ

「(私は、レオ )」

レイ

「レオちゃんかぁ…」

レイ

「はぇー…容姿だけじゃなくて名前まで似てるんだw」

レイ

「すごい偶然だなぁ…これw」

レオ

「(そうだね)」

沈黙少女の転生話

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