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マフラー/桃青 中編

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マフラー/桃青 中編

1 - マフラー/桃青 中編

♥

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2022年10月08日

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続きです

前の見ていない方はそちらを先に 見た方が楽しみいただけると思います

まだスランプ気味で すみません

ではどうぞ

エーミルさんここ?

エーミル

うん!ここの下なんだけど…

エーミル

雪がすごくって

うわっ…確かにすごいね

エーミル

私じゃ奥まで行けなくて…運動神経のいい青くんならできるかなって、

う〜ん…ちょっときついけど、出来ないこともなさそう

エーミル

本当?!

うん、任せて

猫……は?

エーミル

猫はあと少し行ったところにいるわ

エーミル

そこまでは私も一緒にいけるから

あぁ、よかった

じゃぁ足元に気をつけてね

エーミル

うんニコ

しばらく進むとトンネルの ようなところがあった

そこは水の近くだからか 雪は積もらずに溶けていた

ここは雪積もってないみたいだね

エーミル

……そうだね

エーミル

……チッ

ん?

今…舌打ちした?

2人しかいない 増してはトンネルだから音が響く

……

それから無言が続き 足音と水の音だけが耳にとどく

しばらく歩いたが 猫らしきものはいない

というより、

…ピタッ

エーミル

、、

エーミル

どうしたの?ニコ

おかしくない?

エーミルさんの小さな舌打ちですら 聞こえたのに

どれだけ歩いても 聞こえるのは2人分の足音と 流れる水の音

…ねぇ、本当に猫、いるの?

エーミル

……なんで?

質問に質問で返された

さっきから…猫らしき声全然きこえないからさ

もしかしたら 弱っていて声が出せないことも ありそうではあるが

ソレにどこまで歩くの?

エーミル

……はぁ、

ビクッ

エーミルさんの 高い声のトーンが下がる

エーミル

結構前から変だなぁって思ってたでしょ?

えっ……うん

エーミル

ほーんとあんた馬鹿よね笑

ガラッと雰囲気がかわった

エーミル

直ぐに言えばこんな所まで来なくてすんだかもなのに笑

エーミル

なに?あんたなりの優しさ??

エーミル

人を信じすぎなのよ笑笑

……

僕は何も言わず ただエーミルさんの話を聞く

エーミル

本当にじゃま、キモイ

エーミル

桃くんが可哀想

ピクッ……

桃くんの名前がでて 僕の体は分かりやすく反応する

エーミル

あんたをおびき寄せるための罠だよ笑

エーミル

あとちゅーこくもね?

忠告、?

エーミル

桃くんに近ずかないで

、え?

エーミル

あんたといると桃くん可哀想よ

エーミル

分かってないの?桃くんあんたのこと邪魔だと思ってるわよ笑?

エーミル

あれ?反応的に気づかないフリしてた?笑

ッッ……

エーミル

まぁどっちでもいいや

エーミル

あんたがさ、桃くんに話しかけてるの見てるとイライラしてくるの

エーミル

あんたなんにも出来ないじゃない

エーミル

勉強も、人付き合いも、運動も

エーミル

あっ、さっきいったのはうそだからね?

エーミル

クラスの子も、あんた桃くんと赤くんと一緒にいるから無理やり合わせて、、可哀想

エーミル

そう、あんたには似合わないのよ

、、、

そんなのッッ

ゎ か ってるょ…

声が震える

エーミル

だよねぇ??

エーミル

分かってるよね?

エーミル

だからさ

そう言ってエーミルさんは 僕に近づいた

エーミル

グイッ(🧣

あ"ッ

無造作に僕のマフラーを引っ張る その時髪も巻き込まれて痛い

痛ッたい"ッ!!

エーミル

あははっ笑

エーミル

これもあんたに相応しくない

えっ…?

なっ、なんで……

なんで桃くんからの プレゼントって知って…

エーミル

あ〜、たまたま聞いたの笑

かっ!…返してッ!!!

エーミル

はぁ?返すわけないじゃん

エーミル

╰(‘ω’ )╯三

あっ!?ま、待って!!!

エーミルさんは 僕からマフラーを取ると そのままトンネルの出口に 走っていった

‪=͟͟͞͞(=͟͟͞͞(=͟͟͞͞( °ω°)‬

はっ…早いッッ!!

エーミルは 陸上部設定でいきます

ッッ……返してっ!

エーミル

ん?あら、もう来たの?

エーミル

結構早いわね笑

エーミル

でもざ〜んねん笑

そう言って笑うと エーミルさんはマフラーを 雪山に投げた

あッッ!!

エーミル

そ〜んでっ!

エーミル

こうっ!

マフラーを投げた雪山の上の方に 石を投げて壊す

そして雪が崩れ 僕の水色のマフラーは見えなくなった

あ、あぁ、、

あ゛あ゛あ゛あ゛!!!

エーミル

えっ?ちょっ……

僕は直ぐにマフラーが投げられた 近くに行き手で雪をほる

エーミル

え?……なに必死になってんの

エーミル

きもッ…タッタッタッタ

エーミルさんは そんな僕をみて走っていった

そんなことどうでもいい

どこっ?!どこッッ!!!

あれだけはッ!!

あれだけは手離したくないッ

どれだけ悪口を言われてもいい

殴られてもいい

慣れてるから

でもあのマフラーだけは 手離したくなかった

桃くんから始めてもらったもの

大切なもの

うっうぅッッポロポロ

雪に少しずつ赤色に変わる

指先が痛い

それでも雪を掘る手は止まらなかった

あれれ?

おぉかしぃぞぉ?

まさかこの話が中編になるなんて、

最初の時は終わると思ったのに

あぁ もうダメなんだ…

続き上げるので 最後まで見てくれると 凄く嬉しいです。

あとコメントも欲しいです… 元気やる気を私にください……

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コメント

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早く続きみたい。 この物語好き。

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