TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

前回のメリバに続き

今回はハピエンです

裏話を少し……

最初メリバのリクがあった時

正直ハピエン人間の主にとっては

かなりのプレッシャーでしたが

書いてみて個人的に

結構よくできたのではないか?

と思ったらハピエンが全部飛びました

遅くなってすみません………

ではアンチさんはさよならしてください

君の手を離したあの日

俺の片隅で誰かが叫んでいた

『バカかお前は!』

『もう離すなと』

『あれ程言ったのにっっ!!』

『早く行けっ!!』

酷くなる頭痛と叫び声に

気が狂いそうになる

その声に聞き覚えがある……

それは…………

俺か…………?

ak

atお待たせ…………ってどうしたの!?

ak

頭痛いの?もしかして………

at

akごめんっ!

at

あの子は退院したっ!

ak

へっ!?

at

俺、やらなきゃいけないことあるからっ!!

at

仕事、休むわっ!!

ak

atっ!!

後ろでakが何か叫んでいたけど

俺は無我夢中で駅に走った

きっとそこに

俺が落としてしまった大切な物が

あると信じて…………

駅に着いて

あの日貰った電話番号に

電話をかけた

Kty

もしもし?

at

もしもし、kty君ですか?

Kty

aっちゃん!?

at

俺の記憶を戻すのを手伝って欲しい

at

あの子は絶対友達なんかじゃない

at

もっともっと大事な………

at

何かは分からないけど、俺はっ!

Kty

aっちゃん!落ち着いて!

Kty

地元に帰って来れる時間ある?

at

今向かってる

Kty

そしたら僕たちも駅まで行くからそこで落ち合おう

at

わかった、ありがとう

酷くなる頭痛の中に

「もう辞めて」と叫ぶ

誰かの声が響く

でも辞めないよ

もう俺は

逃げない

kty君とtg君と合流し

色んな場所を巡った

学校、通学路、よく行ってた店

どこに行っても頭痛しかしない

思い出せない自分に苛立ちを隠せないまま

着いたのは事故現場

at

ここは…………?

Kty

aっちゃんはここで事故にあって

Kty

記憶を無くしたんだよ

at

事故…………?

at

なんでここでっ!?

言葉の途中でいつもより強い頭痛が

俺を襲った

Kty

海に………向かってたんだよ

at

海にっ…………うっ………!

殴られるような痛みに

耐えれなくなった俺は

その場に蹲った

Kty

aっちゃん!?

kty君の言葉ですら頭に響く

ぎゅっと目を瞑ると

誰かが泣いている…………

「ばかっ!もういいよ!」

「お願いだからもう辞めてっ!」

「そんなに苦しむなよっ!」

at

ダメだ…………

「なんでだよっ!!」

「わかってよっっ!!」

「おねがいだからっ…………」

「こっちだってもうっ…………!」

at

嫌だ…………

at

こんなんじゃ………終われない

at

終わらせないっ!!

at

だから…………だからっ!!

at

お願いだからっ………

『もう泣かないで…………』

「………っ!」

Kty

aっちゃん!大丈夫!?

tg

at君、1回休もう?

at

ダメだっっ!!!

at

あの子が呼んでるんだっ!!

at

だから俺は行くっ!!

tg

変わらないね、at君は

Kty

決めたらやり通す主義だもんね

Kty

わかった、行こう

at

ありがとうっ!

tg

でも辛かったら言ってね

Kty

aっちゃん、僕の肩に手を回して!

tg

俺も持つよ!

Kty

行こう…………

海へ……………

ふらふらなaっちゃんを支えながら

海に着くと人影があった

Kty

…………mzち?

ぼんやりと佇むその横顔は

誰かを見ているような姿

3人でその姿を見つめると

mzちが何かを言って

微笑んだ

その瞬間

あんなに辛そうだったaっちゃんは

ぽつりと呟き

笑みを浮かべて

走っていった

『嘘つき』

もう少しで彼の手に触れられる

そんな時だった

身体をグッと後ろに引かれ

彼の手から遠ざかってしまった

mz

えっ…………?

同時に、彼は消えた

最後だって言うのに

触れさせてももらえないなんて

mz

神様って

mz

意地悪…………

そんな愚痴をぼやいていたら

俺を引っ張った犯人に

後ろから抱きしめられていた

俺の首に埋められた顔

そしてこう言った

『友達じゃないもん』

『彼氏だもん』

mz

………………え?

少し拗ねたように言ったその言葉を

俺はよく知っている………

mz

う、そ…………

もう枯れ果てたはずの目から

バカみたいに涙が零れる

at

あの日からずっと

at

俺の片隅にいてくれた

at

なのに俺は向き合いもしなかった

at

ずっと呼んでくれてたのに………

at

ごめんな………

抱きしめていたその手が

ゆっくり俺の手を握った

必然的に向かい合わせになり

俺は恐る恐る彼を見ると

彼は俺を見て

微笑んだ

at

あの日この手を離してしまった事も

at

喧嘩したことも

at

ずっと探してくれたことも

at

記憶を無くしたことも

at

全てもう過去のこと

at

迎えに来るのが遅くなっちゃったけど

at

こんな俺でよければ

at

もう一度、チャンスが欲しい

本当に…………諦めてたけど

奇跡って………あるのかな?

mz

………おれっ、のっ、

mz

名前…………っ、わかるっ………?

at

愛してるよ

『mz』

mz

atぉぉぉっっっ!!

泣き叫びしがみつくと

その大きな腕は俺を包み込んでくれた

mz

ごめんなさいっ!ごめんなっ………

at

俺もごめんね、mzを苦しめたよね?

mz

そんなっ、事っ、なぃっ………(グスッ)

mz

本当にっ………思い出しっ、たの……?

at

うん

at

少し意地っ張りで

at

照れ屋さんで

at

でも優しくて

at

笑顔が可愛い

at

俺の大好きな大切なmz

mz

うぅっ…………(グスッ)

そんな会話をしていたら

Kty

mzちぃぃぃぃっっ!!!(飛抱)

tg

atくぅぅぅぅぅん!!(飛抱)

ちびっ子2人に押し倒された

せっかくの感動のシーンが台無しだ

mz

いってぇ………

Kty

良かったねmzちっ!!

mz

ありがとなkty

tg

at君、どうやって思い出したの?

at

内緒

tg

え~気になるぅぅぅ!!

酷い頭痛を引きづり

海に行った時

君がいた

そして君が微笑んだ瞬間

全ての事がフラッシュバッグされるかのように

鮮明に蘇ってきて

同時に、頭痛が消えた

その時に気付いたんだ

俺の片隅にいたのは

あの頃とずっと変わらない

笑顔の君だったんだ

at

ふふっ

mz

なんだよ、急に笑って

at

なんでもないよ

at

それよりmz

at

さっきの返事、聞いてないんだけど

手を差し伸べると

君は大切そうに

両手で握ってくれた

mz

断る理由なんか

mz

あるわけないじゃん

そう言って君は

俺に微笑んでくれた

その君の笑顔が

また涙で濡れないように

この手をもう二度と

離さないと誓うよ

えっとぉ………

どうでしたでしょうか?

主的にはなんかイマイチな気がする様な

じゃ上げるなよって話ですが

限界でした

これで終わりの方がいい?

続きとか書いた方がいい?

わからないので教えてくれたら嬉しいです

無能ですみません

君の片隅に僕はまだいますか

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

1,233

コメント

4

ユーザー

この作品、最近しっかりと見て、普通に号泣してました、、、 みんな幸せでガチ嬉しかった!! ありがとうございます!!!!

ユーザー

もし良ければ1年後とかの続きを書いて欲しいです!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚