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エウデュリケ高等学校│2年前 3F廊下
辿り着いた廊下からは鉄のような匂いが漂っていた。 視界の下ら辺が赤い気がするが見たくないと本能が言っている。 そんなば所の中央でぼけーと立ち尽くしている人影。
○○
白いうねりのある長髪をゆった後ろ姿、2年担当 ジョセフ先生
ジョゼフ
先生は振り向き少し微笑みを見せながらそう言った
ナワーブ
ナワーブさんはいつもよりずっしりとした重い声でそう問う
ジョゼフ
エウデュリケ高等学校│5F会議室
○○
先生は随分といつもより落ち着いていた。 その態度がますます怪しさを引き立てる。
ジョゼフ
ひぇぇという情けのない声を上げそうな今にもあげそうな顔である
○○
ナワーブ
ノートン
イライ
イソップ
ナワーブさんはまだいい、アトラクションのやつ! 完全に茶番が始まっている。 というか、先生が生徒のあたりの強さに驚いて顔面崩壊を起こしてる
ジョゼフ
ナワーブ
ジョゼフ
ジョゼフ
何故だろうかうさぎが学校の廊下で解体ショーにという謎ワード。 今更ながら退学したい。なんなんだこの学校。 兎の着ぐるみというのでもうアレ関係なのは確定だが
ジョゼフ
先生が紙を前につきだす。
ジョゼフ
先生は読み終えるとため息を吐いた。
ジョゼフ
顔はわざとらしく呆れている。
ふざけているかと思えば……事態はやはり思ったより深刻だ。