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まってbrさん病み初めてみたテンションあがる⤴︎⤴︎(((( 文字選び参考にしまーす...(_ _*)
推しが苦しんでるとこみてニヤニヤしてる私はどうかしてますね(())
\( 'ω')/イヤアアァァァァアアアァァァァアアアカワイイィィィィイイイィィィィイイイ!!!!(((( さて、次からどんな展開にしていこうか◜ω◝
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欠伸をしながら少しくらい道を歩く
進んでもなかなか景色が変わらず面白みのない道
少し奥に、黄の色が光っている
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手を振りながら彼はこちらに向かってくる
kr
聞きたいこと、何となく察しがついていた
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kr
急用がなかったか頭の中を巡らせる
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僕は黄色の彼と並んで医務室へと向かった
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僕は彼が指さした椅子に座る
彼はバインダーに紙を挟みボールペンを持つ
僕の目の前に座ると、質問を始めた
kr
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言葉を返すと彼は紙に字を連ならせる
kr
br
ここは素直に答えておいた
隠すことでもないだろうから
kr
彼の言うことは正しい
実際、あの場所まで行く必要はなかったのかもしれない
でも、弱い僕を見せて、捨てられるのが嫌だった
だから僕は嘘をついた
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"好き"ということは偽りではない
しかし、あの場所で訓練をした理由が違う
kr
kr
ゴクリ、と息を呑む
kr
kr
僕は下を向いて黙り込む
実際、見つからなくてもよかったのかもしれない
みんなの前から姿を消すことができれば、余計な迷惑をかけずに済むのかもしれない
kr
kr
br
僕がやっていることは"無理"なことではない
弱い僕が少しでも強くなるための"使命"なのだ
kr
br
体調なんてどうだっていい
少しでも、少しでも強くならないといけない
体調なんなにやられていたら、いけないのだ
先程来たばかりの訓練所
そんなの関係ない
僕は弓を構えて的を見つめる
勢いをつけて矢が飛んでいく
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矢は、真ん中には刺さらなかった
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弓には自信があった
外すことなんて滅多になかった
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震える手
詰まる息に
高鳴る鼓動
そんな中で矢を離す
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また真ん中から外れた
得意な武器なはずなのに
br
頭の中が不安で押し潰される
戦争
僕のせいで負けてしまうかもしれない
br
何発も何発も矢を放つ
全部、全部真ん中に当たらない
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足から崩れ落ちる
草に流れるたくさんの水滴
歪んでいく視界
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嫌われたくない
僕は片手を地面について顔を顰める
立たないと
立ち上がり涙を拭う
弓を構え一点に集中する
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何度も撃ったのに
たったの一度だけ
幹部なのに
兵士以下なのかもしれない
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