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このテラーを始めて早数ヶ月… 色々な作品見てきたけど1番泣きました。声に出してボロボロ涙こぼしながら泣きました… 全人類にこの作品を見てほしいな…
あ、あれから意外とすぐ終わったのね( えぇっと…とりまティッシュ10枚くらいくれませんか?( あのガチめに(( 涙止まんないんで( えー2回目読もうと思ってるみなさんへ!!!! あなたの夜が明けるまで聴きながら読むと泣けるのでおすすめです もしくはハルトレイン 私は泣きましたね()
僕のモノクロ世界を色付けてくれたのは君だった。
#あま姫王冠落ちてるから拾いに来て
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nmmn BL 暴力表現などなど 基本桃青 地雷さん回れ右! 長編 本人様関係ない× 何でも許せる方のみGO!
急にシーン飛ぶところあるけど気にしないでください(
僕に生きる価値なんか無い。
この世界からさよならしようとしたあの日、
「待って!!」
と1人の男子に声を掛けけられた。
その日から僕の日常は違う人の人生を送っているのかと思うぐらい 別のものへと変わった。
僕の世界はモノクロだったんだ。
そう、太陽みたいな君と出会うまでは_________
「俺と期限付きの恋をしてくれない?」
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僕は小学校高学年の頃に両親を交通事故で亡くした。
後から聞いた話だが、相手側が飲酒運転をしていたらしい。
その相手側は、死ななかった。
そんな話があっていいのだろうか。
何で僕のお母さんとお父さんが死ななきゃいけないの、?
そんなのおかしいじゃんッ...
それから僕は親戚の叔母と叔父の家に引き取られた。
でも、そこからの日々は散々だった。
早く、料理作りなさいッッ!!
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これ、ボタン外れたから付けといてね?w
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酒買ってこいって言っただろぉっ?!
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使えねぇなぁ...w
おらッッ!!笑(ボコボコッ
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泣くなよお"っ?!笑(ボコボコッ
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僕は雑用係として引き取られたんだ。
生活していてすぐ分かった。
料理や洗濯物、掃除、全部の家事を僕に押し付けてきた。
遂には僕に暴力を振るうようになった。
日々行動はエスカレートしていった。
ドッジボールしよーぜ!
さんせー!!
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学校では空気のような存在。
つまり陰キャと言うものだ。
学校生活は苦ではなかった。
唯一、暴力を振るわれない時間であり、休める時間だったから。
本を読んだり、勉強したり、極たまに、誰かが話しかけてくれたり。
そんなこんなで成績はトップだった。
時の流れは早いものだ。
僕ももう中学2年生。
文化祭の準備で忙しい時期だ。
つい先日、急に先生に呼び出されて、 「叔母様が亡くなられたらしい。」と伝えられた。
悲しくなんか無かった。
その後、僕は学校を早退し、病院に向かった。
ベッドの上で叔母は静かに眠っていた。
突然死だった。
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叔父は微かに泣いていたが、勿論僕は、涙が1粒も出ない。
僕を奴隷として扱っていた人が死んだのだから。
その日の帰り道、
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人目の少ない所で人が倒れていた。
この病院の患者だろうか?
僕はすぐさま学校で習った、応急処置を行った。
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その人はストレッチャーで運ばれて行った。
助かりますように、と願う事しか僕には出来なかった。
その後の彼の運命は知らない。
この出来事から1ヶ月後、叔父も後を追うように亡くなった。
お酒の飲みすぎが原因らしい。
遂に僕は1人となった。
僕は不登校となった。
叔父叔母が居ないから、学校に行かされる事がない。
学校でもどうせ1人なのだから、それだったら家に居た方がましだ。
家でも勉強はしっかりした。
一応もう受験生だ。
中学校でも僕は成績トップだったんだぁ...!
お母さんと、お父さんに褒めてもらいたかったなぁ...
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誰にも必要とされていない僕の生きる意味なんて無いんだ。
いっその事このモノクロの世界から、消えてしまおう。
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高校生活も楽しそうだったが、もう何もかも明日で終わりにするんだ。
「歌い手」になってみたかったんだけどなっ...
決行日は明日。
生きている心地がしないため、僕は前ネットで調べて見つけた リストカットをする事にした。
かちかちっ...
しゅーっ、しゅーっ、
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腕を伝っていく真っ赤な血。
血を見ていると、嫌な事を忘れられた。
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しゅーっ、しゅーっ、ざくっ
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いつの間にか僕は深い眠りについた________
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今日は今あるお金を使い切って遊んでやろうとか思ってたんだけど、 そんな気力も無い。
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しゅーっ、しゅー、
気付けば布団は真っ赤に染まっていた。
ま、どうでもいっか、笑
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しゅーっ、しゅーっ、
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死ぬのは少し怖い。
でも、今日死ぬって決めたんだもんね、
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このモノクロ世界とも、もうおさらば、笑
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やっと、この世界から消えれる...
待って!!(がしっ
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どストレートだ、この人。
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この人にも辛い事があるの...?
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で、桃さんの家に向かってる途中です。
正直ちょっと、怖い。
また、殴られたりするんじゃないかなって...
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年上だと思ってた...
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いただきます!
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片付け片付け...
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ぽい!
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いつもなら歌うけど...
聞こえるかなぁ、?
いや、小声ならいっか、
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ふと、体に目をやると、腕は傷だらけだった。
もちろん全身に痣も出来てる。
嫌だな、こんな体...笑
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え、聞かれてました?
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そっか、桃君が隣で寝てたのか...
何かどきどきするっ...
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桃君って入院してたんだ...
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その一言がとても重かった。
頭の中が真っ白になった。
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恋。
僕、起きた時にどきってしたのって...
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僕が目指していた夢。
諦めていた夢。
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それからの時の流れはあっという間だった。
桃君と馬鹿やって、笑って、
桃君は平気なふりをしているけれど
僕は分かった。
だんだん体が弱々しくなっていってることが。
桃君とハグをする度に気づく。
恐怖が襲ってくる。
桃君との楽しい時間は限られている。
日に日に桃君のタイムリミットが迫っている。
...神様は何て不平等なんだろう、笑
明日は学校に登校する日。
明日起きて温かい桃君が隣に居ますように。
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今日の桃君何か変。
寂しい笑顔をしている気がする...
気のせいかな、
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元気は元気だしな...
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えー、皆さん、ここは...
桃君と僕の席は大分離れていた。
今日の桃君はいつもの桃君じゃない気がするっ、
大丈夫かな、
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きゃーーーーーッ!!
誰か倒れたぞ?!
救急車、!
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誰か!保健室の先生呼んできて!
はい!
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そんな最期みたいに言わないでよッ...笑
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青君!大丈夫、?!
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笑顔なんか出来ないよっ、笑
やっぱり今日の桃君は変だった、
明日の予定を聞いてきたり、突然ハグしたり。
桃君はもう分かっていたのかもしれない。
それに僕は気づけてたのに...ッ、
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医者
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医者
医者
医者
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医者
医者
医者
医者
医者
医者
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ピッ、ピッ
静かな部屋に鳴り響く電子音。
微かな桃君の息の音。
ベッドに寝転がっているのはいつもの桃君じゃなかった。
何本もの管がさされてた。
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振り向く速度もとてもゆっくり。
でも、笑顔はいつもの桃君。
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桃君は今の最大限の力で僕の手を握ってくれた。
その瞬間何かを託された感覚がした、
まだ、温もりがあって、桃君がもうすぐ居なくなるとか想像が出来ないよ、笑
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桃
ピーーーーーーッッ...
桃
嫌な音が静かな部屋に響く。
それと同時に嗚咽が出るほど僕は泣き叫んだ。
皆も泣き叫んでいた。
抱きしめてもまだ確かに体温はあるのに
青
桃
この世に桃君はもう存在しない。
いつものように「桃君」と呼んでも
「青」とは返ってこない。
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嘘のようで本当で。
その現実はすぐには受け止められない。
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皆だって...皆だって僕より悲しいはずなのに。
僕のことを気にして寄り添ってくれる。
皆が慰めてくれてることに大きな罪悪感を感じた。
罪悪感でいっぱいで、何だ息がしずらい。
...このまま死んじえたらいいのになっ、笑
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体をさすってくれると同時にまた涙が溢れ出す。
桃君の居ない世界なんて、僕の生きる理由が分からない。
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思っていたことがふと言葉に出てしまった。
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桃君がこの世界から居なくなってもう1週間。
やっと落ち着いてきた所で、
今は桃君の遺言の引き出しの中を漁ってる。
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引き出しの中に入っていたのは、メッセージカード5枚と
小さなUSBメモリが入っていた。
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ビデオには桃君から一人一人へのメッセージがあって、
それを見終わったとには皆が号泣状態だった。
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このUSBメモリは僕たちの一生の宝物になるだろう。
高校を無事に卒業した僕は、桃君の
「歌い手」
の夢を叶えるために、桃君が亡くなった日に歌ってみたを投稿した。
予想外のことに沢山の人達が反応してくれて
とても嬉しかった。
いいねが沢山来て、喜んでいたその時、
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...桃君からメールだ。
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状況が掴めないまま急いでメッセージを確認した。
青、久しぶり!笑 青のことならきっと今日歌ってみた投稿してくれてると思うんだよな〜っ!! してなかったら今すぐにでもしてこい!!w 投稿してくれてありがとう。 絶対に青なら立派な歌い手になれるよ。絶対に大丈夫。 突っ走れ。
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あれから約2年後。
僕のワンマンライブが開催された。
会場は無事満員御礼。
今こそリスナーさんに、皆に、いや...家族に。
飛びっきりのありがとうを伝えたい。
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桃君!見てくれてる?
こんなに大きな舞台に立てたよ、僕。
これで満足してくれたかな?
これからも突っ走っていくから応援してよねっ!笑
世界一大好きな桃君。
青
いや長(
頑張ったけど語彙力無...
ここまで読んでくれた人大好きです🥺♡
いいね100なかったら萎える((
いいねお願いします...😭((
あまち愛してるよ