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桃 side
ラン
ずっと、考えていた
イルマ
いるまの名前を呼ぶ度に
心が暖かくなったこと
らんという名前を呼ばれる度に
嬉しくなること
奏桜の下で出会ってから…今日まで
私をいつも守ってくれた
受け止めてくれた
ただいまと言って…戻ってきてくれた
ラン
そんな彼が
どうしようもなく
愛しいこと
だから余計に思ってしまった
ラン
イルマ
このまま彼と一緒にいたら
どんどん好きになってしまう
恋をしてしまう
本当は、嬉しかったんだよ?
嬉しくて…どうにかなりそうなくらいに
いるまが、好きと言ってくれたこと
ラン
イルマ
考えてしまう
いるまの隣にいられたら
いるまとこれからも過ごすことができたら
それは…どれだけ幸せなことなのだろう、と
けど…
私は、生贄になる身だから
ずっと一緒には…いられないから
いるまには、幸せになって欲しいから
ラン
イルマ
私じゃない
隣にいる相手が私じゃ駄目だと
そう思っていたのに…
ラン
イルマ
ラン
イルマ
イルマ
暖かい
きっとそれは、間違いなく彼の腕の中にいるからで
私はもう、どうしたらいいのか…わからなかった
ラン
ラン
ラン
ラン
イルマ
ラン
ラン
ラン
ラン
だから
諦めて欲しいのに
イルマ
ラン
イルマ
イルマ
イルマ
なんで
なんでいるまは…
イルマ
そんなに優しい顔をするのだろう
ラン
もう戻れない
もう、引き返せないのかもしれない
この先の彼の未来を、奪ってしまうのかもしれない
頭の隅ではわかってる
けど…
溢れる想いは、留まることを知らなかった
ラン
ラン
イルマ
ラン
イルマ
イルマ
優しく引き寄せられて
唇が重なった
ラン
イルマ
確かな温もりを感じてから
静かに離れると
イルマ
ラン
いるまは可笑しいとでもいうように笑う
イルマ
イルマ
イルマ
イルマ
ラン
ラン
ラン
イルマ
イルマ
イルマ
ラン
ラン
イルマ
イルマ
ラン
いつもの調子で悪戯っぽい表情をするから
先程までのことを忘れて、ただ笑ってしまう
それでも…鼓動は早まるばかりだった
ラン
ラン
イルマ
イルマ
ラン
心に決めて
自分からいるまに抱きついてみる
やっぱり…その温度が安心する
私は、もう逃げない
例え…彼の未来を奪ってしまうとしても
隣にいることを、望んだ
ラン
イルマ
ラン
イルマ
ラン
イルマ
イルマ
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