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みたらしだんご
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鈴木
鈴木
鈴木
鈴木
鈴木
鈴木
鈴木
鈴木
鈴木
雪が降る中、俺達は雪山を登っていた。 故郷に似た雪景色が虹彩に覗けば、懐かしさと心苦しさが顔を出す。
芬
蘇
大きな雪山の中腹で足を止め、地面へと座り込む。 座り込んだというより...
力が抜けた、と表現するのが正しいだろうか。
芬
蘇
蘇
優しい人になれないまま 2人で雨を待ち続ける
蘇
芬
芬
会話で吐き出した息は白く染まり、気付けば手が動かなくなっていた。
蘇
芬
こんなに寒い雪山で死体が自然に分解される訳が無いのは分かっている。 でも、そんなどうしようもない事を語り合いたかっただけだ。
身体も減らしてしまえたら 僕らは少し笑うのに
雲越しに光る太陽の光は、雪や氷に反射して俺達の目を灼く。
「眩しいね」と笑い合うのもこれで最期と。 互いを看取り合うのも悪くない。
芬
蘇
光がどんどん頭に回って僕らの病気は悪くなるから
芬
蘇
芬
蘇
ねぇ知らないこと話そうよ
「最期に会うのがお前でよかった。」
そんな言葉を重ねて、純情に見せかけた濁りかけた愛を以って。 2人で終わる事を選んだ。
優しいふたり
やけに風が強いのも、両手どころか両腕も動かなくなったのも。 全て時間の所為にして。
嘘つきは時間だよ
小さく掠れた声が頬を撫でた。 こんな日ですら輝いて見えるくらいの時間と愛を今消して。
芬
渇いた笑い声が喉から溢れた。 呼吸が出来ないくらいに小さな声だった。
小さくなった僕の声に
誰も居ない雪山で、隣の此奴がそれを聞き逃す訳もなく。
蘇
芬
蘇
「お前も俺の事言えないだろ」と其方に目を遣れば、 虚ろな目で俺に笑って見せた。
重なって歌う声は
蘇
蘇
芬
童話の様に語り継がれて、かつて存在した国家として扱われるのだろうか。
もう童話になったらいいのにねって
この先、何も分からない。 死んでからどこへ行くのか。何をするのか。
芬
笑ってまた連れ立って眠るだけさ
「愛してる」の言葉じゃなくて、「おやすみ」の言葉が最期になるなんて。
つたない言葉でいいよ
やさしいのはいらないよ
芬
蘇
芬
蘇
???
荒廃して腐って成り下がった世界。 鳥も鳴かない様な昼下がり。
1人の男が私に話しかけてきた。
???
そんなに歴史は好まないが、特に急ぎの用事も無かったため、 私は首を縦に振った。
???
???
そして男は語り始めた。
???
???
???