ある夏 私は1人の人間に出会った
彼はミーシャって名乗っていた。
癖毛で風が吹くとふわふわ髪の毛が揺れて 目が赤く垂れ目の優しい人思いの人間だった
彼は普通の人間ではなかった。
どういうことかと言うと、 魔法の使える力を持っていた
柚羅乃
柚羅乃
ミーシャ…君?
ミーシャ
うん。ミーシャ。君の名前は?
柚羅乃
私…?
私は、柚羅乃。谷岡柚羅乃?
私は、柚羅乃。谷岡柚羅乃?
ミーシャ
たにおかゆらの…
いい名前だね。柚羅乃…
いい名前だね。柚羅乃…
柚羅乃
あ、ありがとう…
ミーシャ
ところで大丈夫だった?
柚羅乃
大丈夫…って?
ミーシャ
って、覚えてねーの?混乱しすぎじゃね?
柚羅乃
うっ…
ミーシャ
まぁ今回のことは驚くも同然だよな。急にごめん。
柚羅乃
ううん。ミーシャが来なかったら私どうなってたか…
ありがとうね。
ありがとうね。
ミーシャ
あぁ、じゃあまた
また会えるといいな。
また会えるといいな。
柚羅乃
あ、うん。またね
次の日
柚羅乃
(ミーシャ、誰かに似てた気がするんだよね…)
柚羅乃
(気のせいかな。また会えるかな。)
香坂先生
……か…
香坂先生
……おか…
香坂先生
谷岡!
柚羅乃
わぁぁぁ!
香坂先生
何ぼーっとしてんだ。
お前に頼みがある
お前に頼みがある
柚羅乃
ふぅ…怒られるのかと思いました…
香坂先生
谷岡は何もしてないだろ。
柚羅乃
そう…ですか…
香坂先生
まぁいい、一緒に職員室まで来てくれ。
柚羅乃
はい。
香坂先生
香坂先生
よし、お前にこれを持ってくれないか。
柚羅乃
なんですか、これ!?
香坂先生
ワーク60冊。これで筋力つけろ〜?
柚羅乃
待ってそれは重すぎです!!
香坂先生
ははっ嘘だよ。半分は俺が持つから、理科室に置いてくれないかな。
柚羅乃
あ、確かにこれ理科のワークだ。なんで先生が?先生は社会なはず…
香坂先生
まぁ、ちと頼まれたわけ
柚羅乃
そうなんですか…
柚羅乃
柚羅乃
ふぅ…
香坂先生
ありがとな。
柚羅乃
いえ、大丈夫です…
香坂先生
めっちゃ疲れてるじゃん。大丈夫か?
柚羅乃
大丈夫…です…
香坂先生
ところでさ…勘違いだったらごめんな
柚羅乃
はい、
香坂先生
谷岡って…
香坂先生
柚羅乃か?
柚羅乃
はい、そうですけど…
香坂先生
昨日はごめんな。体に支障はないか?
柚羅乃
??
柚羅乃
柚羅乃
あ!
柚羅乃
もしかして、ミーシャ?
これから週3回のペースで小説を作っていこうと思います。浅音ミカ(あさねみか)と申します。どうぞよろしくお願いします
どうか今回の小説を気に入っていただけたら幸いです
第2話もよろしくお願い致します







