こんぱる
!注意!
BL/nmmn/irxs様 です 青桃/白水/黒赤 R表現ときどきあります 暴力表現ときどきあります 学生パロ(同級生設定) 必ずしも、毎回全てのペアが登場する訳ではないですし、この注意書きの項目全てが起きる訳ではありません。 この連載を通して起こる事として、捉えてください。 ご本人様には一切関係ありません です!苦手な方は閲覧を控えてください!
こんぱる
桃
ないこを無視して、丁寧にベッドに倒し、制服を脱がす
青
全身、と言って良いほど真っ青だった
青
青
その一つ一つに愛を注ぐように優しくキスを落とす
桃
痛くしないように、優しく
桃
桃
桃
ゆっくり抱いた
桃
青
桃
桃
桃
ただ一度だけ、傷の無かった鎖骨に俺は印をつけた
青
どうしても抑えられなかった
翌日
青
桃
青
桃
それから、俺は今まで以上にないこの側を離れなくなった
登下校も後ろや周りの様子を警戒しながら歩く
ないこへの暴力は無くなったように見えたが、ないこ本人の表情も晴れる事は少なくなった
数日後
青
一通のメモを拾った。
正式には下駄箱に入れられていた
いふくんへ 内藤なんかと付き合ってないで、私と付き合って。 この手紙に返書して、放課後クラスのゴミ箱に入れて下さい。
殴り書きの字で書かれていて、とても本心で丁寧に書かれたものとは思えなかった
そもそも名前が書かれていない
青
放課後
俺はみんなが下校するのを待った
ないこは体調が悪い、と途中で早退してしまった。
青
俺は一言だけ返書して、掃除されたばかりの何も入っていない綺麗なゴミ箱の中に手紙を置いた
よろしくお願いします。
次の日からないことは話さなくなった
というか、そもそも学校にも来ず、電話やメールをしても音沙汰なし
先生に聞いたところ、毎日欠席連絡は自宅からされているらしい
青
無事でいる事は何より安心したが、不登校になってしまうのはとても辛かった
それから、昨日置いて行った手紙は朝見たら無くなっていた。
結局誰がどんな意図で出したか、真相は分からずじまいとなった。
青
数日後
青
休日に、俺はないこの家に行った
が、インターホンを鳴らしても応答は無く、外出しているようだった
俺はないこを待つことにした
数時間後
すっかり日も暮れて益々冷え込む時間になった
人の気配を感じ、道路に目をやると
桃
青
桃
青
桃
ないこが口を開ける事は決してなかった。
目も合わせてくれない
青
桃
青
青
桃
青
青
ないこのためなら何でもできる、と言った
こんな形でそれが証明される事になるとは、思ってもみなかった
青
青
地面の土が水滴を吸い込んでいく
冷えなんて感じないくらい、心がやられていたのかもしれない
俺は暫く、夜中、公園から動けなかった
ガチャ…
ズルズル…
俺は自分の部屋に入った途端、その場に崩れ落ちた
桃
桃
暫く外にも出ていなかった
家族には学校へは行ってるようにみせかけていた
しかし、食欲もなく何をする気にもなれない
今日はたまたま、コンビニへ行き、帰りに少し公園でボーッとしてきた
きっと体力も弱っていたんだけど思う
歩く速度が自分でも遅く感じた
桃
桃
涙が止まらない
あんな事した自分が馬鹿だったと思う
でも、これで良いんだ
やっぱり本心だったんだ
桃
桃
桃
桃
桃
桃
桃
部屋の中は真っ暗だけど、電気はつけない
俺に光なんて似合わないから
闇の中にいれば良い
部屋には一通のぐしゃぐしゃになった手紙が転がっていた
2週間後
俺は転校するため、学校へ行った
たまたま父の転勤という何ともタイミングの良い事態が起きたためだった
3週間前くらいには、学校で担任の先生に伝えていたのだが
学校に来るのは今日が最後
桃
先生
桃
桃
桃
先生
先生
桃
桃
先生
桃
桃
先生
桃
先生
先生
先生
桃
桃
桃
桃
桃
桃
何とも言いようのない虚無感に襲われていた
あんなに震えながら告白してきたのは何だったのか
俺のために誰かを怒ったり、俺を守ってくれていたのは何だったのか
あのとき俺の意思を聞かず、甘く抱いたのは何だったのか
桃
桃
桃
込み上がってくるものを抑えながら、痩せ細った身体を無理矢理動かし、学校を後にした
コメント
4件
切ない...でも好きだわ( ˙꒳˙ )続き待ってま〜す!
切ない……!この物語最高です!続きとても楽しみにしています!