警察官の俺と幽霊の君

俺九州民なんすよ

台風やべぇ

それでは第1話行ってらっしゃい

あの日は確か

6人でオフィスで仕事してる時だった

ここだろうと言う場所についた

そう言って俺たちは2人同士で分かれた

りうら、ないこseed

街灯が少なく少し気味の悪い裏道を通る

ｷﾞｭｯ(手を繋ぐ)

りうらは6人の中でも怖いのは平気な方

それなのに手を繋いできた

確かにりうらは狙われやすい

理由は分からない…… 最年少だからか……？

それから少し歩いた

反応がない

俺の手を握る力が強くなる

りうらの方を見ると顔を蒼くして震えているりうらがいた

肩を揺さぶる

体も声も震えている

恐怖に耐え続けたりうらがやっと話した

震えた手で指を指している

そこに何かあるのかなと見てみる

その方向を向くと……

紅に囲まれて

誰かが倒れていた

俺達の歩いてきた道に誰かが倒れている

とっさにりうらの前に出る

そう言うと俺達は銃を取り出す

物音一つもしない

銃を強く握る

ゆっくりと倒れている何かに近づく

近づくほどに徐々に見えてきた

あにき……だよね

目の前には血を流して倒れているあにきがいた

あにきをゆっくり起き上がらせる

あにきをよく見ると刺されたような痕はない

どうやら後頭部から血が出ている

鉄パイプか何かで殴られたみたいだ

そう言いながら傷痕を抑え止血する

そう言ってタオルを差し出すりうら

あにきの頭にタオルを巻く

まろも危ない気がする

ｶﾞﾝｯ

スマホ越しに鈍い音が聴こえる

泣き叫ぶいむ

いきなり電話が切れる

第1話終わり

今回は推理系とか真面目に入れたいと思ってます

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