俺の高校生活あいつに主導権握られました

……うわぁ…

学校行きたくね…

めんどい…絶対なんかあるし

俺はため息を溢す

眠い目を擦りながらリビングに向かう

ﾊﾞﾀﾝ

またかよ…

俺のためにここまで しなくていいのに…

なんでだろう…

俺のためだって分かってるのに…

イライラしてくる…

俺は食べ終わった食器を洗う

窓の外からは

光が差し込んでいた。

ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ

学校って、俺のいる場所…

あ、文化祭が…

ていうか、なんで俺が湊に主導権取られてんだ？

ちゃんと、主導権握らんと

全部あいつの自由になる、

もう、あんな事にもなりたくねーし…

そんなことを考えながら

ため息をつく

もう、巻き込まれるの嫌だし

さぼろっかな…

「か〜なた！」

あ、もしかして！

勢いよく後ろを振り返ると

ニヤけた湊がいた

なんだ、湊か…

会いたい…

あいつに、あいつに…

全く聞いてなかった俺は

ついつい返事をしてしまった

そう言って俺に見せてきたのは

紺色のフリフリが付いている(？)

ドレスだった。

青色のドレス…

ピンクのドレス…

こん中から選ばないといけねーのか？

いや、こん中じゃなくても嫌だ

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

チュ

待てよ…俺キスされた⁉︎

どうゆうことだ？

あいつは何がしたかったんだ？

は？俺は何してるんだ？

今のは絶対見間違いだ‼︎

そうだ、そうだ！

戻ろ！

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

なんだ？

クラスのみんなが俺を見てる？

は？俺なんかしたか？

放課後

うわぁ

めんどくせ

しかもさっきの夢のせいで

変なこと考えちゃうし

早くね？

なんか、裏がある？

あれ？湊じゃない？

あ、あっあ！

あいつだ！

ようやく会えるのか⁉︎

ﾊﾞﾀ

ここからだ。

俺の記憶が無くなったのは