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初めて彼の言葉からでた別れの言葉
それは...
いつものように、
甘く、
優しくはなかった....。
真人
この言葉は容赦なしの言い方だった。
優奈
真人
真人自身そのものは
いつものようにこわばったり、
震えた声を出さず、立派な声で
立派な男姿で私の心をえぐり取る。
優奈
真人
真人
優奈
優奈
真人
優奈
真人
真人
真人
真人
優奈
真人
真人
優奈
私から遠ざかる真人の姿は
どこか寂しそうで、でも......[俺、やりきったよ!] そんな風に思えた。
初めて真人と付き合った時、私は嬉しかった。
でも、本当はちがうんだよね
真人は嫌だったんだね
ごめんね。
初めて真人と喫茶で満喫したこと
初めて遊園地に行って私の苦手だった絶叫マシーンを克服させてくれたこと
水族館で初めて手を繋いだこと。
私は覚えてるよ。
でも、もうおしまいだね
今までありがとう。
真人との思い出は一生大切にする。
そしてこの経験を次にいかすから。
私のことを忘れないでね…
本当に"ありがとう"