???
(目が覚め)
…ここは?
…ここは?
レミリア・スカーレット
目が覚めた見たいね。
ここは館の中よ。
ねぇ。貴方。
ここは館の中よ。
ねぇ。貴方。
???
何?
レミリア・スカーレット
貴方を「十六夜咲夜」と名付けるわ。
私が考えた名前よ。
光栄に思いなさい。
私が考えた名前よ。
光栄に思いなさい。
十六夜 咲夜
どうしてここまでしてくれるのかしら
レミリア・スカーレット
決まっているじゃない。
これから咲夜は私に仕える。
咲夜にはここに住んで貰うわ。
そして、ここに住まう者は全員
"家族"なの。
血は繋がっていなくともね。
これから咲夜は私に仕える。
咲夜にはここに住んで貰うわ。
そして、ここに住まう者は全員
"家族"なの。
血は繋がっていなくともね。
十六夜 咲夜
…そう。
で、何故十六夜咲夜という名なの?
で、何故十六夜咲夜という名なの?
レミリア・スカーレット
咲夜は昨夜を意味する。
十六夜とは十五夜の次の日。
それが今日ね。
そして十六夜咲夜は十六夜の昨夜、つまり昨日の夜を示す。
そして昨日の出会いは貴方が咲かせたもの。
だから…「十六夜咲夜」
十六夜とは十五夜の次の日。
それが今日ね。
そして十六夜咲夜は十六夜の昨夜、つまり昨日の夜を示す。
そして昨日の出会いは貴方が咲かせたもの。
だから…「十六夜咲夜」
十六夜 咲夜
しっかり考えられているのね…。
レミリア・スカーレット
もちろんよ。
私の家族となり私に生涯を捧げるメイドとなるのだから。
私の家族となり私に生涯を捧げるメイドとなるのだから。
十六夜 咲夜
私がメイド?
レミリア・スカーレット
ええ。
貴方はメイドとして私に仕えてもらうわ。
悪魔との契約は絶対よ。
貴方はメイドとして私に仕えてもらうわ。
悪魔との契約は絶対よ。
十六夜 咲夜
…ええ。
レミリア・スカーレット
そしてこれからは、敬語を使いなさい。
また、私のことはお嬢様と呼びなさい。
また、私のことはお嬢様と呼びなさい。
十六夜 咲夜
承知致しましたわ。
お嬢様。
お嬢様。
レミリア・スカーレット
飲み込みが早くて助かるわ。
???
ガチャ(ドアを開ける)
レミリア・スカーレット
丁度良いところに来たわね。
パチェ。
パチェ。
???
その子がレミィの言ってた咲夜?
レミリア・スカーレット
ええ。
私にメイドとして仕える
「十六夜咲夜」よ。
私にメイドとして仕える
「十六夜咲夜」よ。
???
…そう。
紹介がまだだったわね。
紹介がまだだったわね。
パチュリー・ノーレッジ
私はレミィの親友。
パチュリー・ノーレッジよ。
普段は紅魔館にある大図書館で本を読んでいるわ。
パチュリー・ノーレッジよ。
普段は紅魔館にある大図書館で本を読んでいるわ。
十六夜 咲夜
お嬢様のご友人の方ですか…。
ご紹介に上がった通り、
十六夜咲夜ですわ。
ご紹介に上がった通り、
十六夜咲夜ですわ。
パチュリー・ノーレッジ
……用は済んだし、私はもう書斎で本を読んでいるわね。
レミリア・スカーレット
ええ。
あと貴方が知らないのは……
あいつね。
あと貴方が知らないのは……
あいつね。
十六夜 咲夜
あいつ?
レミリア・スカーレット
ええ。
私の実の妹。
フランドール・スカーレットよ。
私の実の妹。
フランドール・スカーレットよ。
レミリア・スカーレット
今は地下で暮らしているわ。
十六夜 咲夜
…何故です…?
レミリア・スカーレット
あいつの能力が厄介だからよ。
十六夜 咲夜
そうなのですね…。
レミリア・スカーレット
あまり地下には近づかない方が
いいわ。
咲夜はまだ来たばかりだし。
いいわ。
咲夜はまだ来たばかりだし。
十六夜 咲夜
…かしこまりました。
レミリア・スカーレット
それで、傷の方はどう?
十六夜 咲夜
もうなんともなさそうです。
レミリア・スカーレット
治るのが早いわね。
丁度今は夜だし…咲夜。
丁度今は夜だし…咲夜。
十六夜 咲夜
はい?
レミリア・スカーレット
少し出掛けましょう。
ついてきなさい。
ついてきなさい。
十六夜 咲夜
はい、お嬢様。(ニコッ)







