テラーノベル
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彼女がいなくなったリハーサル場には、ひとつだけ空席ができた
椅子の背もたれに、いつか彼女が忘れていったマフラーがまだかかっていた
めめ
めめがふと口にした
ひかる
ひかるが静かに言った
その日、誰もふざけてなかった
ただ、彼女が笑ってくれていた時間を、全員が心に浮かべていた
本番の前日、舞台袖に花束が届いた
そこには、彼女の直筆でこう書かれていた
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
佐久間が泣きながら笑った
さくま
コメント
2件
○○ちゃん...(T-T) 続き楽しみ!!