その日の夜に、皆で集まり、狼、ワッフルは、自分達の過去について話し始めた。
ワッフル
ここに来るのは、そこでの騒動があってから数日しかたってなかったけれど、狼とあったりするのはそこが初めてだったんだ。
狼
そうだよな、初めて俺がスカウトした時、かなり緊張してたぜ
ワッフル
してねぇよ
狼
まあまあ、そのことは後にして、話を続けよう。
狼
そして、そこはここだけの話だ、一部の人間しか知らない極秘の財団があったんだ。
キット
えーと、なんか、その財団ヤバいの?
ワッフル
かなりやばいよ
キット
どうして?
ワッフル
それはな、某海外発祥の空想の財団みたいな事を、現実でやってるんだよ。
キット
あの、財団みたいな事やってる財団がほんとにあるのか!?
ワッフル
そこで俺たちはここに来る前働いていたんだよ
ワッフル
それと、みんな、ここで言って起きたいことがあるんだ、、、
キット
どうしたんだよ、そんな急に改まって
ワッフル
まず、今から話すことについては、俺と狼は皆から殴られる覚悟だ。
キット
おいおい、、どうしたんだよ
少し、話の雰囲気が変わり、緊張感がその場を漂っていた。
ワッフル
このラマの騒動の発端となったのは実は俺たちのせいなんだ、、、
ワッフル
もう、、犠牲になったハスターや、命をかけて戦ってる皆にはもう、初めから合わせる顔なんか、無かった。
ワッフル
でも、この事を言うのが、怖かったんだ、、、
ワッフル
本当に、、、すまない、、、
キット
あははははw
キット
ワッフルらしくないよ、そんなの
キット
大丈夫だよ、きっと、ワッフルと、狼の事だから、何があったかは分からないけど、そこで、全力でラマと戦ったと思うんだ。
キット
それに、ハスターが犠牲なったり、俺たちが今後犠牲になるかもしれないけど、
キット
きっと、この場にいる誰一人も、ワッフルと、狼が悪いだなんて、思わないと思うよ。
ワッフル
みんな、、、
狼
本当に、、、ありがとう、、
狼
もう、頭が上がらないよ、、
バイトB
大丈夫です!それより、話の続き聞きたいです!
ワッフル
ああ、そうだよな、じゃあ、続けるぞ!
キット
よしゃあー!
狼
まず、あの凶暴なラマたちが現在進行形で徘徊してるのは、俺たちが担当していた財団は、ハワイ支部ってとこだったからなんだよ。
キット
てっ事は、、、
キット
うわあああああ、気づいちまった!!
キット
そこの財団から、脱走しちまって、そこで対処しきれなくなって、今ここに居ると
狼
まあ、そうゆうこった
狼
だから本当に、、償っても償いきれない事してしまったといつでも思っているんだ。
ワッフル
そこでも、、たくさんの仲間を失った、それに、今こうしてアンドロイドとして生きているが、人間の頃の夕鬼は、もうここには居ない、、
キット
そうか
バイトB
弟、、、
キット
ワッフルに、弟がいたのか、、
キット
って、弟!?
ワッフル
ああ、まだ話してなかったか?
バイトB
はい!初耳すぎますよ!
ワッフル
夕鬼は、俺の弟だよ
ワッフル
まあ、今はもう人間じゃないけどね、、
キット
そうだったのか、、
キット
じゃあ、今ここにいる夕鬼は、ワッフルの弟の記憶と人格を引き継いだ、アンドロイド、とゆうことか
ワッフル
そうゆうことだ
ワッフル
あいつがまだ生きていて、ここに来る前は、よく同僚と、狼と、色々な所を飛び回ったなぁー
狼
そうだな、1番大変だったのは、超巨大潜水艦で、マリアナ海溝の奥底まで潜ったことかもあったなw
ワッフル
そうだなw
ワッフル
今思うとさぁ、いい思い出だよな
狼
ね
キット
あははw、そうだ、さっきから夕鬼全然話さないけど、どうした?
夕鬼
すまない、アンドロイドで、涙腺もないくせに、泣きそうなんだ、
キット
おいおい、どうした、
夕鬼
人間だった頃に、狼とか、ワッフルとか、他の同僚の人達と、世界中どんな場所にも飛び回ってた頃が懐かしく、、
夕鬼
亡くなった仲間のことを考えると、やっぱり辛いよ、その仲間が亡くなったって聞いたのも、自分が死んだ後で、
夕鬼
気づけば体がアンドロイドだったんだ、、
夕鬼
だからもう、体を撫でるそよ風だとか、暖かいスープだとか、人の優しさとかを、心の奥底から感じられない、
夕鬼
プログラムにある感触を読み解くしかないんだ、、、
夕鬼
だからもう、心の底からこの体になってから喜べないんだ、、
すると、少しワッフルが泣きそうな声で、夕鬼に面と向かって、こう言った
ワッフル
ごめんな、、俺が、、守れなかった、、
夕鬼
大丈夫だよ、兄さん
夕鬼
体がどうなろうと、死のうと、離れようと、俺らは家族だよ、、
ワッフル
ああ、、ありがと
そうして、気づくとバイトのふたりや、狼、そしてキットも泣きかて避けていた。
キット
こんな、事があったのかよ、、
狼
俺も、夕鬼の事、あの時守れなくて、本当に、、、ごめん、、
夕鬼
狼、、、大丈夫です、あなたは、僕が死ぬ間際まで、、寄り添っていてくれたことをまだ覚えていますから、、
狼
本当に、すまない、、
バイトB
はぁ、いい話聞いた
バイトC
そんなことがあったのか、俺達も中もを大切にしねえと
こうして、隊員たちの団結力はより、固いものとなった。