クズな僕は歪んだ愛しか知らない

あの日から暫くは玲奈が出掛ける事は無かったが、数日後夜に玲奈が出掛けていった。すぐさま俺はこっそり後をついてった。

暫くついて行くと、「アイツ」が居た

男と合流した玲奈は男と一緒にホテルに入っていった。 その瞬間、全身の血が沸騰しているんじゃないかと思うぐらい内側から何かが燃えていた。 多分これは「怒り」

その日はずっと玄関の前で待っていた

笑顔で迎えて玲奈の肩を掴みながら家に入った。恐らく今俺は目が笑ってないんだと思う。微かに玲奈の肩が震えてる事に気づいていた。

笑顔で近づく

壁まで追い詰める

ﾄﾞﾝｯ

少し力が入ったな、壁が少し凹んでしまった。

無意識に玲奈の首を掴んでいた

想像していた言葉ではなくて首を離す

彼女は涙を流して経緯を話をし始めた

夕飯の買い出しに行こうと思ってマンションを出ていった時、たまたま元彼に遭遇してしまった。

元彼は私を強引に抱きしめて耳元で囁いた。

ここ最近玲奈の様子がおかしかったのも、帰ってきたら直ぐに風呂入るのも…全部……

俺以外が彼女を汚すなんて、反吐が出る彼女を汚すのは俺だけだ