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『知らない彼女と過去』

大学前 翔 視点

晴翔

ねぇカフェの新作出たらしいよ!

そうなの?!

行こうぜ!

うん!

晴翔

楽しみ〜、抹茶だって

美味そ

これで美味かったら
椿月さんに紹介するもの増えるな

うん、早く紹介したいな

晴翔

あれからまだ会えてないの?

仕事が忙しいみたいで...

あれから2ヶ月 仕事が忙しいらしく会えていない。

1週間に1回はしていた 電話もできていない。

さすがに寂しいな...

ツ...

晴翔

翔...

晴翔

じゃあ色んなこと行こうよ!

晴翔

それで色んな話を
聞かせてあげよう?

色んなお店に連れて行ってあげろよ

うん、ありがと

僕には、もったいないくらいの いい友達だ

椿月、たくさんのプレゼントを 準備してるね

カフェの前

うわぁ結構並んでるね

晴翔

今日から発売だからね

並ぼうぜ

やっと次だね

思ってたよりも待ったな

晴翔

ね〜...って、あれ!

晴翔

椿月さんじゃない?

あの椿の花の着物着てる?

目線をあげると 見たことある着物の柄を着た 女性が目に入った。

ほんとだ

仕事?

多分...

晴翔

椿月さんの職業知らないの?

うん、仕事のこと以外は
教えてくれるんだけど...

店員

お次にお並びの方〜

あっ、はい!

店員

大変お待たせ致しました
3名様でよろしいですか?

はい

店員

お席にご案内します

晴翔

椿月さんはいいの?
会えてなかったんでしょ?

仕事の邪魔しちゃ行けないし

それでいいのか?

うん、それよりも早く中入ろ!

必死に会いたい気持ちを抑え カフェの中に入った。

でも、あの着物の柄が引っかかる。

あの着物の柄...

枯れおちた椿?

過去

なんでこうなってしまったのか、 その後はどうなったのか

覚えていない。

でもところどころは覚えてる。 今でも忘れない、

両親が力なく横たわる姿と 床一面に広がる血、 未だかつて無い恐怖。

新月で月明かりすら差し込まない。 真っ暗な部屋だった。

翔(幼少期)

お、お父...さん?

お父さん

...

翔(幼少期)

ね、ねぇ!

翔(幼少期)

返事してよ!!ポロ

翔(幼少期)

お母さん!!起きて...ポロポロ

お母さん

しょ...う

翔(幼少期)

!お母さん

翔(幼少期)

お父さんが起きてくれないよポロ

お母さん

お父さん、は、疲れちゃったのよ

翔(幼少期)

ほんとに?ポロポロ

お母さん

ちゃんと、見守ってくれる、から

お母さん

はぁ、しょ...ぅ?

お母さん

よく、聞いてね...?

翔(幼少期)

?うんポロ

お母さん

たくさん、お友達を作ってね

お母さん

お母さんは、翔の笑った顔が、
大好き...だよ

''笑顔でいて...ね...''

翔(幼少期)

ねぇ、お母さん!!

翔(幼少期)

やだ!1人にしないで!!ポロ

お母さん

...

翔(幼少期)

返事してよ!ポロポロ

死と言うものはこの時 知らなかったけど、 もう目を開けてくれないことは 察した。

??

あらあら、可哀想にw

翔(幼少期)

だ、れ?ポロ

翔(幼少期)

お父さんとお母さんを
助けてくれる?ポロ

??

それは無理かな

??

でもそんな可哀想な僕に、あげる

翔(幼少期)

お花?ポロ

??

うん、つ・ば・きって言うんだよ

翔(幼少期)

つばき?

??

僕が大人になった時
きっと意味がわかると思うよ

その女性は、幼かった僕に 椿の花を渡して去っていった。

顔は覚えていないけど、 着物の柄は覚えてる。

彼女が着ていた着物の柄は

枯れおちた椿

椿月は、極道の人間じゃ... ないよね?

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