大学のアウトドアサークルがキャンプに来ていた。
早々に陽が落ちて、辺りはランタンの光が届く範囲しか見えず
周りにはうっそうとした森が広がっていた。
ユウキ
ユウキ
不在着信
ユウキ
不在着信
ユウキ
カケル
カケル
ユウキ
ユウキ
ユウキ
カケル
ユウキ
カケル
ユウキ
ユウキ
カケル
カケル
ユウキ
ユウキ
ユウキ
カケル
カケル
カケル
ユウキ
数分後
近くから誰かの足音がして
仮説トイレの前で立ち止まると一度ノックをして
扉を開けようとガチャガチャとドアノブを回した。
ユウキ
ユウキ
ユウキ
カケル
ユウキ
カケル
カケル
ユウキ
ユウキ
ユウキ
カケル
カケル
ユウキ
ユウキ
背筋が凍る感覚がした。
だがもしかしたら、ただ単にトイレを利用しようとしてい人なのかもしれない。
ユウキ
ユウキ
ユウキ
コンコン
と返事をするようにノックが返って来た。
ユウキ
コンコン
コンコンコン
ユウキ
コンコンコンコン
コンコンコンコンコン
ユウキ
ドドドドドドドドドドドドドドド
仮説トイレを取り囲むように
四方八方から壁を叩くような音が響いた。
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