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大穴に落ちてどれくらいの月日が流れたのだろうか

間もなくして俺はおじいちゃんに助けられたらしいがそこから俺は長い間眠っていたらしい

おじいちゃんが大穴に飛び込み俺を助けてくれたらしいだがその代償に爺ちゃんは右腕を失ったそれは爺ちゃんから狩人としての職を奪うには十分すぎるほどで爺ちゃんは狩人を辞めた

爺ちゃんは俺が大穴に落ちたあと何があったのか教えてくれなかった

俺はそれから狩りに行きたいとは言わなくなり今は中学校に通っている

田中晴明(たなかせいめい)

ハァハァ・・・!!

俺は山の近くにある病院に走った

事の顛末は1時間前に遡る

病気治蔵(びょうきなおすぞう)

・・・もしもし!もしもし!

田中晴明(たなかせいめい)

はい、田中です

病気治蔵(びょうきなおすぞう)

晴明くん!?

田中晴明(たなかせいめい)

あっ病気治蔵先生

田中晴明(たなかせいめい)

今日も爺ちゃんのお見舞い行っていいですか?

大穴の件から狩人を辞めた爺ちゃんは容態が悪化そのまま病院生活になったそして俺は毎日お見舞いに行っている

田中晴明(たなかせいめい)

おじいちゃん今日はどんな感じですか?またナースさんにナンパしてませんか?ww

病気治蔵(びょうきなおすぞう)

いやそれが・・・

田中晴明(たなかせいめい)

・・・え!?

病気治蔵(びょうきなおすぞう)

おじいさん忠行さんの容態が悪化していますもしかしたらもう長くないかもです、、、

医師は爺ちゃんはもう長くないという連絡を俺にしてきた医者なら治してくれよと強く思いながら俺は病院まで駆けていく

田中晴明(たなかせいめい)

ハァハァ・・・

田中晴明(たなかせいめい)

爺ちゃん!!

田中忠行(たなかただゆき)

おぉ晴明か!

田中忠行(たなかただゆき)

そろそろナースさんが来ると思ってたんだが、まさか息子が来るとはな!!

田中晴明(たなかせいめい)

爺ちゃん・・・

田中忠行(たなかただゆき)

グハッ

爺ちゃんの口から大量の血が飛び出す

田中晴明(たなかせいめい)

爺ちゃん!どうしたんだよ昨日はあんなにピンピンしてたじゃないかどうしてこんなんになってんだよ!

そして自然の医師のほうを睨みつける

田中忠行(たなかただゆき)

こらこら晴明そんな顔するな、お医者さんに失礼だろ?

田中忠行(たなかただゆき)

先生すまない、少し2人にしてくれないか?

病気治蔵(びょうきなおすぞう)

・・・

爺ちゃんがそう言うと医師は出ていった

田中忠行(たなかただゆき)

晴明よ

田中晴明(たなかせいめい)

爺ちゃんどうしたんだ?

田中晴明(たなかせいめい)

あいつ絶対ヤブだよなw里一番の狩人の爺ちゃんが死ぬわけないじゃん

田中忠行(たなかただゆき)

いやあの医者が言ってるのは間違いない、もう爺ちゃんは長くない、爺ちゃんわかるんだ、もう長くないって

田中晴明(たなかせいめい)

爺ちゃん何つまらない嘘ついてんだよw

田中晴明(たなかせいめい)

また昔みたいに一緒に過ごそう!だからそんな顔しないでくれよ

爺ちゃんは笑顔で目を瞑っている

田中忠行(たなかただゆき)

晴明、爺ちゃんの願いを聞いてくれるか?

田中晴明(たなかせいめい)

いや何言ってんだよ爺ちゃん、、最後の言葉みたいにさ、そう言うのは元気な時に言えよ

田中忠行(たなかただゆき)

晴明、お前が大きくなったら言うはずだったんだがな、爺ちゃんの狩っていた動物はな動物じゃないんだよ

田中忠行(たなかただゆき)

あれは人間なんだ、、この世には呪いというものがあるそれを取り込むと呪い人になるんじゃ、しかしな呪い人になれないやつも居てな、

田中忠行(たなかただゆき)

爺ちゃんは呪い人になり損ね暴走している呪い人達を狩って村を護っていたんだよ、

田中晴明(たなかせいめい)

何言ってんだよわけがわかんないよ!?

田中忠行(たなかただゆき)

爺ちゃんの手を握ってくれるか?

俺は爺ちゃんの手を強く握った

田中忠行(たなかただゆき)

痛たたた!晴明力入れすぎじゃ!

田中晴明(たなかせいめい)

ご、ごめん爺ちゃん、、

田中忠行(たなかただゆき)

晴明、家にある爺ちゃんの工具箱のそこに爺ちゃんのへそくりがある

田中忠行(たなかただゆき)

それを持って里から離れろ

田中晴明(たなかせいめい)

爺ちゃん何言ってんだよ育ってきた里から離れる?そんな事出来るわけないだろ!!

田中忠行(たなかただゆき)

爺ちゃんが今までこの里に来る呪い人を倒してきただが爺ちゃんが居なくなれば里はあいつらに滅ぼされる、お前だけでも逃げるんじゃ

田中晴明(たなかせいめい)

爺ちゃん呪い呪いってなんだよ!俺わかんないよ!?

田中忠行(たなかただゆき)

いずれわかる時がきっと来る、大切なものがきっとできる、晴明には普通の人間と同じ人生を送って欲しいんじゃ

田中忠行(たなかただゆき)

でももしものことがあったら
昔行った山の大穴覚えてるか?

田中晴明(たなかせいめい)

覚えてるにきまってんだろ!爺ちゃんが山で迷って大穴に落ちた俺を助けてくれたところだろ?

田中忠行(たなかただゆき)

そうだ、だが厳密には助けたのは爺ちゃんじゃないんじゃ、大穴に晴明を助けた人が居られる、その方に力を貸してもらうんじゃ

田中忠行(たなかただゆき)

晴明よもっとお前にはもっと教えたいことがあったんじゃが

田中忠行(たなかただゆき)

爺ちゃんちょいと污仕事で疲れたんじゃ、5分後に起こしてくれ。

田中晴明(たなかせいめい)

爺ちゃん何最後の言葉みたいに言ってんだよw

田中晴明(たなかせいめい)

爺ちゃん?

田中晴明(たなかせいめい)

爺ちゃん!!??

病院に俺の声が響き渡った

爺ちゃんは今まで見たことの無いような笑顔で眠りについた

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コメント

6

ユーザー

マジレス(´◉ω◉)

ユーザー

えっ……まじかよ……

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