ライト
ミカ
ライト
ミカ
ミカ
枕元に広げられた魔法学園のテキストやツナグが貸してくれた教科書を慌てて片付け、スマホを充電するとミカはパジャマのまま部屋を飛び出した
昨日は夜遅くまでパーティーがつづいた
食べても食べても減らないごちそうを片っ端からやっつけ、なみやアシスタントさんが酔っぱらって繰り広げた宴会芸に大笑いした
途中でパパからお祝いの電話があって、涼と一緒に代わる代わるおしゃべりした
流石に23時をすぎたあと、片付けもそこそこに…子供組は自室へ
それからミカはベットで復習をしたのだけど…5分後には記憶がない
ミカ
涼
ミカ
涼
二人は焼いてないトーストで朝ご飯を済ませ、あわただしく身支度をする
中学校は今日から初授業だ
ライト
ミカ
ライト
ミカ
ライト
ライトの言葉と同時に、一匹のジャンガリアンハムスターが画面に現れた
ハムスターはライトの周りをくるくると駆けて、ぽん!と2匹に分裂した
ミカ
ライト
ミカ
ミカ
実体化したと思いきや、学校のかばんにささっと入ってしまった
ミカ
ライト
ミカ
ライト
ミカは考え込む
でも、ライトの言うことに従わなければいけないという想いが湧き上がってくる
これも例の「勘」なのかも…?
ミカ
涼
ミカ
ミカ
涼
そっとダイニングの隣の部屋をのぞく
ミカ
涼
ミカ
姉弟二人はあわただしく玄関から飛び出した。途中で別れ、ミカは一人で学校へ
アカリ
ミカ
アカリ
ミカ
アカリ
ミカ
アカリ
ミカ
ミカは苦笑いして答えた。 その時、後方からツナグが歩いてくるのが目に入った
ミカ
しかしツナグは歩いてくると、鋭くこうたずねた
ツナグ
ミカ
アカリ
ミカ
ミカ
アカリ
ミカ
アカリ
ミカ
アカリ
アカリ
ミカ
アカリ
ミカ
自分の境遇をかいつまんで説明した
アカリ
ミカ
アカリ
ツナグ
ふいにツナグが強く言った ミカとアカリが凍りつくと、ツナグはさらに冷たく言った
ツナグ
アカリ
ツナグ
アカリ
ミカ
アカリ
ミカ
ミカ
アカリ
ミカ
アカリ
ミカは追い抜きざまにツナグを見やる
ツナグは唇を引き結び、目を落として歩いていた。まるで____後悔してるような姿だった
中学校は給食が出るのが嬉しい。とミカは食器を片付けながら思う
今日はカレーだった。給食のカレーが、ミカは大好きだ。でもあまりのどを通らなかったのはー…朝の一件のせいかもしれない
配膳係が給食のカートを運んでいって…昼休みに入る
ツナグ
アカリ
ツナグ
ツナグは鋭い目でミカを見下ろし、強い口調で言った
ツナグ
ミカ
ツナグ
やっぱり気にしていたのだ。あやまるのではなく不機嫌なのが、ツナグらしいけど
ツナグ
ミカ
ツナグが押し黙った。ミカも本当は泣きたい気持ちはあった
ミカ
ツナグ
ミカ
ツナグ
この焦りが図星に見えて、ミカはおかしくなる
ミカ
アカリ
ミカ
ミカ
ミカ
ミカ
ミカ
ミカ
ミカ
ツナグが大きく目を見開いた。アカリも同じく
アカリ
ミカ
言いかけたときだった…ふと鼻の奥で嫌な臭いがした
コメント
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え、なにがきたの!?