別室に入ると
私はベッドに
優しく寝かせられる .
叶君は
叶 .
と言い
部屋から去っていった .
少しすると私も泣き止み
傍にあった枕を
抱き締め
ぼんやりと
叶君を待つ .
暫くして
叶君が帰ってきた .
槻 .
叶 .
叶 .
槻 .
ほかほかの身体を
冷まさないよう
すぐに布団に潜り込む .
叶君は
またどこかに
行ってしまったようだ .
布団の中で体温が
じわじわと上がり
眠気が襲ってくる .
うとうとしていると
扉が開いた .
灰 .
槻 .
灰 .
槻 .
灰 .
槻 .
灰 .
姫抱きされ
私達は部屋を去った ,
睡魔に襲われ
もう寝かける寸前
狭まる視界と聴覚が
捉えたのは
葛葉 .
舌を出して 誰かを煽る灰君と
灰 .
遠くに居る看守達の
少し怒ったような 顔と声だった .
叶 .
灰 .
コメント
7件
まゆのなんとしてでも守る感がすっっっっごくすき
僕が槻のこと奪っていい? じゃあ捕まえて来よー♡ シュタタタ
poooooooooooog !!!((enにハマった方 ))なんでぇ!こんなぁ! 話が神なのさ ッ !!すごい よ ッ !! その文才少し私に分けて欲しい(?)