紬
あのさ、みんな
クラスの子
なに?
クラスの子
どした?
紬
あのさ、るいくんのことなんだけど
クラスの子
るいがなんだって
クラスの子
そいつは消えたんだよ。
紬
だから
紬
そーゆーのやめよ
紬
話聞いてほしい。
クラスの子
いまさらなに?
クラスの子
それでなつきは帰ってくるの?
紬
いや、そーじゃないんだけど、ほんと聞くだけきいてほしいの
クラスの子
まじなんなの、あんた部外者のくせに、かたもつのかよ。
クラスの子
あー、こいつも仲間か。
クラスの子
こいつもきえてもらお。
きょうか
ん。どしたんた
紬
あのさ!
紬
人の話聞くくらいできないの?
紬
もし、真実が違ったらどーする?
紬
ほんとはちがかったら?
紬
ねぇ。
クラスの子
それは。
クラスの子
だってよ、死なせたのは事実だよ。
紬
でもね、
るい
あの
紬
あの
クラスの子
。。。
るい
あのさ
るい
たしかに、断ったし、冷たい態度だったのは事実だよ。
るい
あのときはなにもしらなかった。
るい
体が弱かったことも。
るい
なつきが、昔から好きだったことも。
るい
でも、どんな理由であれ、そんな理由で付き合うのは失礼だとおもったし。
るい
自分も好きとかわからなかったから
るい
だから、どーしたらいいかわからなくて、すきとかもなかったし。
るい
だからそこ、こんな自分だから距離も置かれたんだと思う。
るい
優柔不断でさ
るい
でも、俺はほんとに知らなかったし、あのことをきっかけにおおごとになるなんておもわなかったの。
クラスの子
。。。
紬
そーなんだよね。
クラスの子
な、ならさ
クラスの子
あの噂は?
クラスの子
いろんなやつとつきあったってはなし
るい
あれもなつきからきいたよ。
るい
なつきが流したって。
るい
今はいないから証明もできないけれど、それほど好きだったからしたんだっていまならわかるし
るい
怒ってもいないよ。
るい
みんなにも。
るい
ただ、前みたいにはなしたかったし、普通にあそんだりしたかった。
るい
自分もなつきの気持ちにきずけなくて、今は後悔してるよ。
るい
気づいたらきづいたで、ちゃんといってあげれなかったから、傷ついてしまって。
るい
自分を一番許せない。
るい
みんなに許してとはいわないけれど、だめなら、だめで自分も許せないし、背負うつもりだよ。
るい
それだけだから。
るい
信じないならそれでいいよ。どっかいくから
紬
そんなことさせない
紬
私もみんなにいいたいことが、幼稚園のときなつきちゃんと
紬
知り合いだったの
クラスの子
え?
紬
久々に幼稚園のときのみてたら、手紙が出てきて。
紬
それで、偶然あったんだって思い出してさ
紬
きっとあの頃は笑顔で楽しく過ごせてて、病気ってわかってからおとなしくなったんだと思う。
紬
今ならわかる。
紬
今思えばあんなに楽しそーにしてたこが、悪さなんてするわけとおもったけど、病気になってきつかったんだろうね。
クラスの子
。。。
るい
じゃ、俺は帰るね。
クラスの子
あ、あのさ
るい
。。
クラスの子
あの、ごめんなさい
紬
!
クラスの子
俺たちも信じててさ、みんなに好かれてたなつきだからこそ心配でさ
クラスの子
でも、俺たちが分かってなかったのかも、それをるいにやつあたりしてたのかもしれない
クラスの子
信じないやつもいるけどさ、でも、俺は信じるよ。
クラスの子
おれも
クラスの子
わたしも
クラスの子
そこまでお前が堂々とゆうなんて、ほんとなんだっておもうよ。
クラスの子
信じる。
るい
ありがとう
紬
うんうん!
きょうか
(ほんとに、紬のやつは。)
きょうか
よ!
紬
あ、きょうか、
きょうか
どーしたの?
紬
え、えとね、その
きょうか
ぎゅ。
紬
ええええ、てれるw
きょうか
よくひとりでやったね。
紬
え?わかってたの?
きょうか
うん。見守ってたよ。
紬
ありがとう。大好き
きょうか
私も。
それから、親友ともより絆が深まり、るいくんもなじめたようで。
ほんと、よかった。これでなつきちゃんも喜んでくれたらいいな。
いろんな思いはあるけれど。
これでよかった。
END







